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2010年05月30日
ネットの世界では小沢一郎の首相待望論が熱を帯びている。
筆者もここまで来たらと、腹立ち紛れにそのように思わないでもない。
しかし、参議院選前と云う事は考えられないだろう。鳩山が組閣した内閣の尻拭いを小沢がする義理はない。小沢・鳩山ラインの信頼関係がなくなったわけではないが、「それとこれとは別」と云う事だ。ここが鳩山と小沢の対人関係における同好会体質と体育会体質の違いである。
マスメディアは筆者と異なり「政局たらんが為に」鳩山責任退陣論を張るだろうが、筆者は鳩山の退陣は求めない。体たらく官邸、内閣をつくった責任を最後までみるべきである。
ただし、この8カ月で間違いだったと気づいた人事は速やかに訂正すべきである。
それが何処のどいつか判らないようであれば、もう救いようはない。参議院選で小沢の足を引っ張り、惨敗すればよかろう。民主党のコア支持層に眼に見えるメッセージを送らないければならない時期に来ている。社民党の福島のクビを切り、自分たちがのうのうと参議院選に立ち向かうことは許されるものではない。
普天間移設問題に限らず、民主党のマニュフェストに反する勢力に加担した官邸スタッフや閣僚が判らない訳がないだろう。判らないなら筆者に聞きに来い!仙谷、前原、岡田、枝野、千葉、北沢だ!(千葉・北沢は改選なので触りにくいかもしれないが)
政治の世界で。人を掌握する手段で「友情」「友愛」ほど、惨い結果をもたらす方法論はない。理念が「友愛」は良いだろう、しかし人事の方法論は合理性と冷酷だ。それが出来ないのなら、マスメディアの論調宜しく退陣すべきだ。しかし、アナタには最後まで辺野古移設の落とし前をつけて貰わなければならない。辞められては困る。声を掛けて引き受けるのは仙谷と前原くらいだ(笑)
ただ、問題閣僚の更迭だけではアナタも気が滅入るだろう。やはり贖罪が必要だ。それが辺野古移設への説明責任だ。
「抑止力」なんてマヤカシで済む問題ではない。これだけ米国の言いなりになった以上、その圧力の一部だけでも説明する責任がある。どんな脅しにあったのか、それを聞く権利は国民の側にある。一言も言えないのなら、アナタは嘘つきの腰抜け首相と云うラベルを貼り付けて民主党を地獄に導くことになる。小沢はそれでも頑張るだろうがね。
まずは国民が米国海兵隊が辺野古の住民に犠牲を強いてでも必要だと思える「抑止力」の具体的例示を示せ。そして、絶対に辺野古であるべき論理的説明をしろ。軍事訓練の分散移転なんてマヤカシを口にするな。アナタは米軍を指揮出来ないのだ。指を咥えて傍観するだけだ、出鱈目は言わない事だ。
仮に辺野古移設じゃないと日米安保条約の根幹に関わると米国が言ったのなら、それを国民は知る権利がある。そしてアナタはそれを語る義務と責任がある。それこそ日米安保の見直しを国民的議論の俎上にあげる問題だ。 米国の何らかの脅しがなければアナタがこのような無慈悲な結論を出すとは誰も思っていない。
しかし、何らかのメッセージを出さない限り、日米の安保マフィアに抑え込まれた根性無しのヘタレ総理だと云う汚名が残るだけだ。そして、国民の間に嫌米感情が深く潜行する。時には無力感が蔓延し、経済力復元にまで影響するだろう。独立国家としての誇りを国民から奪い去る行為である。
ここまで日本の真の独立に水を差した決断は、場合によると保守系の言うところの専守防衛の枠を超えた再軍備という概念が台頭する機運にもなり得る。日本を軍国化させる引き金を引いた総理として歴史に刻まれるかもしれない。
東アジア共同体構想は何処に行ったのだ!その点も充分に留意していただきたい。
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