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このままいけば「辺野古」の工事は絶対に進められない
2010⁄05⁄29(土) 13:56
昨日の総理会見では重苦しい雰囲気が、後に出たきた活字で伝わってきた。
昨日はかなり遅く帰ってきたので、時々ニュースとツイッターをチェックしながらツイートもしていた。
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今回の普天間基地移設問題で一つはっきりしたことがある。昨年、一国の総理候補が「県外」という公約(小沢氏が言ってたように公約だと思う)を掲げ、今度は総理として真剣に県外を模索してきたが、それでも果たせなかった。ということは、いかに米国の力と反対勢力が強力だったか、ということ。
アメリカの意向・宗主国としての力と、安保マフィアのパワーの強大さ、そしてそれが日本の各界に浸透していること。その前には、一国の総理も屈指ざるを得なかったという日本の脆さ、がよくわかった。
沖縄の基地問題は確かに重要だ。だが、これは自民党政権時代の悪政によるもの。政権交代の意味を今一度思い起こさなければならない時であると思う。もっと、やらなければならない重要課題は山積している。ここは冷静さが肝要。このまま熱くなっていれば自民党とマスコミの思う壺である。
鳩山総理は5月末決着と言っていた、目標をひとまず達成したことになる(アメリカとの合意がとれただけだが)。
自民党などは「現行案」に限りなく戻ったと批判しているが、自分達の掲げていた案の踏襲ならば、本来喜ぶべきだと思うのだが・・・。
マスメディアも今後の政局を予測し、記者のワクワク感が伝わってくる。
この普天間基地移設問題においても、全て「政局」につなげ、正しい認識などを持ち合わせている記者などはいない、と琉球新聞のシンポジュームで元防衛庁担当の記者が話していた。
「そもそも防衛庁の記者クラブ記者なのにアメリカの海兵隊の役割や位置づけなど、誰も知らなかった」と言っていて、ほとんどの記者が政治や政局と結び付けて書いていたようだ。それは現在も変わらないということだ。
本ブログでは「鳩山腹案」は、週刊ポストが報じ、(参照)取り上げた「ローテーション案」と近い形で決着すると見ていた。
鳩山総理自身は「沖縄の負担軽減」を第一に、真摯に取り組んできたことは事実だと思う。
読みが甘いと言われれば、松田光世氏ではないが、釈明はしないが、これがどのような過程を経て出てきた結論かは、今後のためにも検証していく必要はあると思う。
また今後の政局の展開についても、これで民主党は参院選でかなりの苦戦を強いられることは間違いない。
ここで、小沢さんがどう動くのか、ということが目下の一番の関心事である。
鳩山政権に限らず、民主党も含め、この政権交代で国民の手に政治を戻す「道すじ」を小沢さんが作ろうとしている、ことが一番の重要なことなのだ。
こんなことは仙谷はもちろん、前原なんぞにはできっこないこと。
ポストの記事で小沢側近議員の話として次のように書いてある。
≪「仙谷さんも前原さんも堂々と、"普天間は解決できない。その後は政局になる"といっている。これはもう倒閣運動意だ。彼らがひどいのは、鳩山・小沢を引きずり下ろすことのみが目的で、そうなった場合のグランドデザインは全く持っていないこと。だから民主党政権を倒したい自民党やメディアに利用されてしまう。」≫
(利用されるというよりつるんでいるのでは?)
この国民のための改革に火をともし続けなければ、利益誘導型で官僚主導型政治が復活してしまうことになる。
期待した大きさだけ裏切られた時の反動が大きいことは、沖縄の皆さんのことを思えば、今回の結果に大きな落胆を感じておられることだろう。
だが、今後、沖縄県民や日本人が、引き続き大きな声を挙げていれば、アメリカは絶対に辺野古に来れないだろうし、工事も始められないだろうと確信している。
なぜなら、日本に反米感情が芽生え、浸透することが、アメリカにとって一番恐れていることでもある。(つづく)
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