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このままいけば「辺野古」の工事は絶対に進められない(日々坦々)
http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/296.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2010 年 5 月 29 日 16:58:32: twUjz/PjYItws
 

http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-475.html

このままいけば「辺野古」の工事は絶対に進められない
2010⁄05⁄29(土) 13:56


昨日の総理会見では重苦しい雰囲気が、後に出たきた活字で伝わってきた。

昨日はかなり遅く帰ってきたので、時々ニュースとツイッターをチェックしながらツイートもしていた。

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今回の普天間基地移設問題で一つはっきりしたことがある。昨年、一国の総理候補が「県外」という公約(小沢氏が言ってたように公約だと思う)を掲げ、今度は総理として真剣に県外を模索してきたが、それでも果たせなかった。ということは、いかに米国の力と反対勢力が強力だったか、ということ。

アメリカの意向・宗主国としての力と、安保マフィアのパワーの強大さ、そしてそれが日本の各界に浸透していること。その前には、一国の総理も屈指ざるを得なかったという日本の脆さ、がよくわかった。

沖縄の基地問題は確かに重要だ。だが、これは自民党政権時代の悪政によるもの。政権交代の意味を今一度思い起こさなければならない時であると思う。もっと、やらなければならない重要課題は山積している。ここは冷静さが肝要。このまま熱くなっていれば自民党とマスコミの思う壺である。

鳩山総理は5月末決着と言っていた、目標をひとまず達成したことになる(アメリカとの合意がとれただけだが)。

自民党などは「現行案」に限りなく戻ったと批判しているが、自分達の掲げていた案の踏襲ならば、本来喜ぶべきだと思うのだが・・・。

マスメディアも今後の政局を予測し、記者のワクワク感が伝わってくる。
この普天間基地移設問題においても、全て「政局」につなげ、正しい認識などを持ち合わせている記者などはいない、と琉球新聞のシンポジュームで元防衛庁担当の記者が話していた。

「そもそも防衛庁の記者クラブ記者なのにアメリカの海兵隊の役割や位置づけなど、誰も知らなかった」と言っていて、ほとんどの記者が政治や政局と結び付けて書いていたようだ。それは現在も変わらないということだ。

本ブログでは「鳩山腹案」は、週刊ポストが報じ、(参照)取り上げた「ローテーション案」と近い形で決着すると見ていた。
鳩山総理自身は「沖縄の負担軽減」を第一に、真摯に取り組んできたことは事実だと思う。

読みが甘いと言われれば、松田光世氏ではないが、釈明はしないが、これがどのような過程を経て出てきた結論かは、今後のためにも検証していく必要はあると思う。

また今後の政局の展開についても、これで民主党は参院選でかなりの苦戦を強いられることは間違いない。

ここで、小沢さんがどう動くのか、ということが目下の一番の関心事である。

鳩山政権に限らず、民主党も含め、この政権交代で国民の手に政治を戻す「道すじ」を小沢さんが作ろうとしている、ことが一番の重要なことなのだ。
こんなことは仙谷はもちろん、前原なんぞにはできっこないこと。

ポストの記事で小沢側近議員の話として次のように書いてある。

≪「仙谷さんも前原さんも堂々と、"普天間は解決できない。その後は政局になる"といっている。これはもう倒閣運動意だ。彼らがひどいのは、鳩山・小沢を引きずり下ろすことのみが目的で、そうなった場合のグランドデザインは全く持っていないこと。だから民主党政権を倒したい自民党やメディアに利用されてしまう。」≫
(利用されるというよりつるんでいるのでは?)

この国民のための改革に火をともし続けなければ、利益誘導型で官僚主導型政治が復活してしまうことになる。
期待した大きさだけ裏切られた時の反動が大きいことは、沖縄の皆さんのことを思えば、今回の結果に大きな落胆を感じておられることだろう。
だが、今後、沖縄県民や日本人が、引き続き大きな声を挙げていれば、アメリカは絶対に辺野古に来れないだろうし、工事も始められないだろうと確信している。

なぜなら、日本に反米感情が芽生え、浸透することが、アメリカにとって一番恐れていることでもある。(つづく)


 

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コメント
 
01. 2010年5月29日 17:16:50: sIGGuSRleM
すでに私の中では反米感情から嫌米感情に移りつつある。
60年安保といかないまでも国民運動を起こさなければ、
植民地のような状況に甘んじなければならない。
米国民は日本という国を独立国と認めていないようだ。
 



02. 2010年5月29日 17:29:01: wWy7rgZJgc
 両政府は、代替施設の環境影響評価手続き及び建設が著しい遅延がなく完了できることを確保するような方法で、代替施設を設置し、配置し、建設する意図を確認した。

環境影響調査した結果不可なら辺野古は駄目です。

アメリカの議会対策でオバマに恩を売ったのだと思います。

海兵隊のグアム移転費可決=政府原案410億円計上−米下院
 【ワシントン時事】米下院本会議は28日、国防予算の大枠を決める2011会計年度(10年10月〜11年9月)国防権限法案を可決した。在沖縄海兵隊8000人のグアム移転経費を政府原案通り盛り込んだ。
 議会事務局によると、法案はオバマ政権が要求した海兵隊グアム移転費約4億5200万ドル(約410億円)を計上した。移転に伴うグアムのインフラ整備費を上積みできる。(2010/05/29-12:15)


03. 2010年5月29日 17:40:44: P5EoBf8LJ1
汚れ仕事は奴隷にやらせる。
これがオバマ政権のスタイルってことだね。
オバマが公約とし実現した拷問の禁止も、実際にはアメリカの政府機関のみ禁止。海外の同盟国に委託したり、請負業者がやる分には問題とならないというザル法。
同様に辺野古の環境基準がアメリカの法律に触れたところで、日本人という奴隷にやらせればno problemと考えているのだろう。
まぁアメリカのこういう体質というのは、今に始まったこっちゃないが。

04. 2010年5月29日 18:00:51: RQZPDY5tG6

何とでも計画は作れるでしょうけど、そもそも辺野古の海に作るなら知事の許可がいる筈です。

傷だらけの鳩山内閣に強制的に執行出来る法律を作る様な余裕は一切ない訳で、どれだけアメリカ側にとって都合の良い
計画であっても、知事の許可が無ければ絵に描いた餅ですね。

と言う事は、アメリカ側のカードとしては、代替基地が無ければ普天間の返還も無いと脅す事は出来るかもしれませんし
、日本政府はその点に屈して屈辱的な従来案回帰を言う結論になったものの、沖縄の民意はそういう脅しでは却って反対
の意思は固くなります。

冷静に考えれば、総理が屈辱に耐え、場合によっては総理を辞するとしても、最早海外にしか行く所がないという結論へ
の最初のステップだったのかもしれません。

総理は海兵隊の存在を認める事で、海兵隊の自尊心を尊重し、名を捨てて実を取るつもりなのかもしれないですね。


05. 2010年5月29日 18:53:33: jtBDyU1i06
>沖縄の基地問題は確かに重要だ。だが、これは自民党政権時代の悪政によるもの。政権交代の意味を今一度思い起こさなければならない時であると思う。もっと、やらなければならない重要課題は山積している。ここは冷静さが肝要。このまま熱くなっていれば自民党とマスコミの思う壺である。

この部分に激しく同意。


06. 2010年5月29日 22:20:46: XmJFjg3BYY
 そうですね。鳩山に失望しても、自民党の復活は何としても阻止しなければならない。

 アメリカへの従属は、国民が立ち上がらないのだから、いつまでたっても続くだろう。韓国では、何十万という人が、デモをしていた。星条旗を燃やしていた。
 今の日本人が何をしているだろうか。アメリカにどんなに蹂躙され、略奪されても分からない日本人。韓ドラとお笑いにうつつをぬかしている日本人。テレビと新聞の言うままに、誘導されていく日本人。
 コイズミの馬鹿息子にうつつをぬかすミーハー族。それを煽り立てる腐ったマスコミ。同じ民族ながら、そのあほさかげんには言うべき言葉がない。

 60年安保、70年安保の国民的反対運動のかけらもない、今の日本。暗澹たる思いである。


07. 地には平和を 2010年5月29日 23:22:40: inzCOfyMQ6IpM: FsdBL0FqGp
改めて日米安保(日米同盟)の内実を検証しなければならない。日米安保とは一体いかなるものであるのか?多くの日本国民の理解は日米安保とはアメリカが日本を守ってくれるものという事だろう。しかし、実際には何なのか?が問われるのだ。日米安保で想定される敵とはどの国の事なのか?北朝鮮だとした場合にどのような防衛体制が必要なのかを改めて検討しなければならない。あるいは中国か?中国に関しては日本もアメリカも友好路線を取っておりその点からも検討しなければならない。これらの事を国民に理解できるように説明する責任が政府にあるのだ。

08. 2010年5月30日 13:40:04: ImKicPLINw
07さんの意見は、良くわかる。
しかし、日米安保を再検証される事はない。再検証されれば、アメリカが日本を守って入るのでなく、支配するために日米安保がある事が証明されるから。国を守るのに膨大な軍事費がいるとかなんとか必ず言う輩がいるが、これも可笑しな話である。日本は、既に世界のtop10以内である。アメリカ並みの国防費を注ぎ込めか?

09. 2010年5月31日 13:35:54: FHVyh15Kso
普天間の動きに連動している、と思いたいのが、「NHKスペシャル」で取り上げた「沖縄返還に関わる日米密約の裏側」を描いた番組だ。
番組では、米国が「日本への沖縄返還を決定した経緯と、それを自国の議会に説明するための“戦利品”としての日本からの提供される資金額が決定されるまで」の経緯と、
米国の意向を図りかね、当初から卑下した交渉手段だった日本、という構図を追っている。

沖縄返還における日米交渉を、普天間問題にそのまま当てはめればよく分かる。
この番組が、この時期に放送された意図は何なのか。「あきらめろ」という意図なのか、「こうなるなよ」という意図なのか。


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