http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/253.html
Tweet |
はたともこ議員が以下のようにつぶやきました。
今回の日米共同声明の「環境」の部分。「『緑の同盟』に関する日米の協力により、日本国内及びグアムにおいて整備中の米国の基地に再生可能エネルギーの技術を導入する方法を在日米軍駐留経費負担(HNS)の一構成要素とすることを含め検討」とある。いつの間にかグアムにも「思いやり予算」なのか。
http://twitter.com/hatatomoko/status/14896587227
そこで検証。
<仮訳> 共同発表 日米安全保障協議委員会 2010年5月28日
岡田外務大臣・北澤防衛大臣・クリントン国務長官・ゲイツ国防長官
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/joint_1005.html
《以下一部転載》
環境
環境保全に対する共有された責任の観点から,閣僚は,日米両国が我々の基地及び環境に対して,「緑の同盟」のアプローチをとる可能性について議論するように事務当局に指示した。「緑の同盟」に関する日米の協力により,日本国内及びグアムにおいて整備中の米国の基地に再生可能エネルギーの技術を導入する方法を,在日米軍駐留経費負担(HNS)の一構成要素とすることを含め,検討することになる。閣僚は,環境関連事故の際の米軍施設・区域への合理的な立入り,返還前の環境調査のための米軍施設・区域への合理的な立入りを含む環境に関する合意を速やかに,かつ,真剣に検討することを,事務当局に指示した。
《ここまで》
その前に「2006年5月1日のSCC文書「再編の実施のための日米ロードマップ」に記された再編案を着実に実施する決意を確認した」とあり、かつその2つの文書にはないので、追加と読めます。
この合意文書では、代替滑走路1800mを「キャンプ・シュワブ辺野古崎地区及びこれに隣接する水域に設置する意図を確認」、「いかなる場合でも2010年8月末日までに」代替施設を検討し、検証及び確認を次回のSCCまでに完了させることを決定、ともあります。
そして一番、私が気になったのは「グアム移転」の項に、「このグアムへの移転は,代替の施設の完成に向けての日本政府による具体的な進展にかかっている。」とあり、日本側に責任があるようになっていることです。SACO合意、ロードマップにはない強い表現に思います。
調べている途中で鳩山首相会見が始まり、現在テレビ中継が続いていますが、どんなに説明を尽くされても、今は胸に響きません。
ちなみにご参考。
SACO最終報告(仮訳) 平成8年12月2日
池田外務大臣・久間防衛庁長官・ペリー国防長官・モンデール駐日大使
http://www.mofa.go.jp/mofaJ/area/usa/hosho/saco.html
→グアムへの言及なし。
再編実施のための日米のロードマップ(仮訳) 平成18年5月1日
ライス国務長官・ラムズフェルド国防長官・麻生外務大臣・額賀防衛庁長官
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/g_aso/ubl_06/2plus2_map.html
→実施に関する主な詳細、1.沖縄における再編、(b)兵力削減とグアムへの移転の第4項に
「第3海兵機動展開部隊のグアムへの移転のための施設及びインフラの整備費算定額102.7億ドルのうち、日本は(中略)28億ドルの直接的な財政支援を含め、60.9億ドル(2008米会計年度の価格)を提供する。」
とあります。
(細かいですが、なぜアメリカ閣僚を先に記載?外務省の性でしょうか)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK87掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。