http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/237.html
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昨日の全国知事会、基地問題に関心が集中する中で、もう一つ、総理に直接陳情がありました。
《転載開始》
本四上限引き下げ検討/首相「割高、理不尽」 2010/05/28 09:39
鳩山由紀夫首相は27日の全国知事会議 で、国土交通省が導入予定の高速道路の新料金制度で、他の道路に比べ高く設定された本州四国連絡道路の上限料金について「理不尽だとの気持ちはその通りだと思っている。知事の要望に応えられるよう頑張っていきたい」と述べ、引き下げる方向で検討する考えを示した。
飯泉嘉門徳島県知事が「四国の県民の負担軽減に配慮してほしい」と要望したのに答えた。
これに対し飯泉知事の発言より前に退席していた前原誠司国交相は同日夜、「現時点で見直すつもりはない」と国会内で記者団に表明。同時に「国会審議を経て国交省として総合的に判断する」とも述べ、将来的な変更には含みを残した。
「休日上限千円」など現行割引制度の財源を高速道路の整備に転用するための法改正案が今国会に提出されている。この法案の審議過程で上限料金制の在り方も議論されることになっている。
国交省は4月、普通車の上限2千円などを柱とした新料金制を発表。その中で本四道路は、競合するフェリー航路の経営にできるだけ影響を与えないよう軽自動車と普通車の上限料金をほかの高速道路より千円高く設定していた。これに対し、地元自治体は同じ料金設定にするよう国交省や民主党に繰り返し要望していた。
《転載終了》
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20100528000122&ref=rss
これに対して前原国交相は、見直す姿勢なし。
「本四道路の割高料金は当然」 新制度で前原国交相
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010052801000323.html
しかし、そもそもこんな新料金を打ち出したのは前原国交相自身。
高速道路無料化を拒んでいるのは誰か 国より利権を優先する国交大臣
2010.04.28(Wed) 山崎 養世
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3347
《転載開始》
民主党の目玉政策であるはずの高速道路無料化を巡る混乱が続いている。前原誠司国土交通大臣と小沢一郎民主党幹事長の対立が 報じられ、混乱の原因は小沢幹事長だ、という見方がマスメディアの大勢だ。
マニフェストが破られるのを放置し続けた国交大臣
事実は全く異なる。2003年に、当時の菅直人代表が私の高速道路無料化の提案を民主党のマニフェストに採用し、私を「影の内閣」の国土交通大臣に指名した。それ以来、私は、政権交代から これまでの経緯をつぶさに見てきたし、高速道路無料化を巡る動きを体験してきた。
2003年に、当時の菅直人代表が私の高速道路無料化の提案を民主党のマニフェストに採用し、私を「影の内閣」の国土交通大臣に指名した。それ以来、私は、政権交代からこれまでの経緯をつぶさに見てきたし、高速道路無料化を巡る動きを体験してきた。
今、私にはっきり分かるのは、前原国土交通大臣が、高速道路無料化の予算がマニフェストの6分の1にまで削減されるのを放置してきたということだ。そのため、新しい通行料金は、8割のユーザーにとっては値上げになる。
本四架橋に至っては、JRやフェリーの利益を守るために、副大臣以下がまとめた案に、前原大臣自らが1000円上乗せした。こうした値上げが、地方の有権者の怒りを招き、混乱が始まったのだ。
ここまでの言行から判断すれば、前原大臣は、国土交通大臣というより、運輸族大臣あるいはJR族大臣としか言いようがない。
(中略)
私が高速道路無料化の行動を起こした8年前は、日本のトップメーカーが次々と中国に工場を移し始めた頃だった。このままでは、早晩、東京から神戸までの太平洋ベルト地帯に日本全国が頼れなくなる時代が来る。地域で自立する経済をつくらなくては立ち行かなくなる。
その第一歩が、地方の交通コストを下げることであり、そのために最も有効なのが高速道路の無料化だ。
交通コストが下がれば、土地が安く自然に恵まれた地方の国土が生かされるようになり、観光や農林水産業、介護・健康・医療、教育・研究開発、環境などの新しい産業が発達してポスト工業化の経済成長が始まるはずだ。
つまり、東京湾にかかるアクアラインの向こうの木更津の立派な宅地が1平方メートル当たり約3万5000円であるように、日本の大半の国土が大都市部に比べて極端に安いことが、これからの地方経済のコスト競争力と成長の基盤を生むはずなのである。
《以下省略》
政策の意図、誰がいかにマニフェストを骨抜きにしたのか、マニフェスト実現のために何もしない前原大臣に対し孤軍奮闘する馬渕副大臣、といったことを知るために、是非全文をお読みください。
民主党員ではないですが、地方生活者として、賛同しています。
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