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日米両政府は28日午前に発表した外務・防衛担当閣僚(2プラス2)による共同声明で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)をキャンプ・シュワブ沿岸部がある同県名護市辺野古周辺に移設すると明記した。代替施設の滑走路の長さは1800メートルとし、詳細な位置や具体的な工法については専門家による検討を進め、今年8月末までに決定する。また、沖縄の負担軽減策として米軍訓練の移転を進めるとし、候補地として鹿児島県・徳之島を挙げた。
継続協議となった工法に関しては、日本側が提示したくい打ち桟橋方式に米側が強い難色を示した。このため、日本側は環境に配慮した埋め立て方式を検討しており、最終的には自民党政権下の2006年に日米が合意した現行計画に極めて近い案となる見通しだ。
共同声明は、06年に策定された米軍再編実施のロードマップ(行程表)の「着実な実施」を確認。代替滑走路の移設先として、「キャンプ・シュワブ辺野古崎地区およびこれに隣接する水域」と記載した。ロードマップが目指す14年までの移設実現に関しては、「環境影響評価(アセスメント)手続きおよび建設が遅延なく完了できることを確保」すると言及した。
また、沖縄本島東側に設定された米軍の「ホテル・ホテル訓練区域」について、漁場として使えるよう使用制限の一部を解除。訓練移転に関しては、米領グアムなど日本国外についても検討することを盛り込んだ。在日米軍と全国の自衛隊の施設の共同利用拡大を検討することも打ち出した。
米軍基地を抱える自治体から要望の強い基地内の環境汚染対策に関しては、立ち入り調査の実施を含め速やかに検討すると明記。在沖縄海兵隊8000人のグアム移転や、嘉手納以南の米軍施設・区域の返還も着実に実施するとしている。
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