http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/224.html
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「こんなにお粗末では、とても朝鮮戦争(1950年6月)勃発時の アメリカによる プエブロ号事件 や、ベトナム戦争の米軍の軍事進攻の口実、きっかけを作ったトンキン湾事件 のような、インチキは、もう 世界中の人々が許さない。」
「日本国民に、真実の情報 を、いち早く知らせてくれた、田中氏のジャーナリスト魂に深い敬意を表します。」
以下全文
http://soejima.to/ 「気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板」より
[1606]韓国の哨戒艦(しょうかいかん)が、3月26日に沈没した軍事危機 の 真実は何だったのかの追究をします。 投稿者:副島隆彦投稿日:2010/05/27(Thu) 16:07:05
副島隆彦です。以下に載せるのは、3月26日に起きたという 韓国哨戒艦の沈没事件 についての文章です。
私の結論は、「アメリカの世界管理能力の減退、アメリカの軍事力の劣化 が露見した」 というものです。
どうも、現場にいた米原潜(べいげんせん)が 事故、事件に関与している。 北朝鮮の海軍の艦船からの魚雷の発射ではない。 韓国の哨戒艦(しょうかいかん、実質は、対潜水艦用の デストロイヤー=駆逐艦=くちくかん=、敵の潜水艦を駆逐する )のほぼ真下から米原潜が浮上した。 そして米原潜が、哨戒艦を真っ二つにして、自分の艦橋(かんきょう)部分を破損して、潜望鏡が数本折れたようだ。そして、おそらく数人の米兵が死んでいるようだ。
米兵の死傷者のヘリコプターによる救出、運搬が終了したあとで、韓国艦の救援が行われ、生存者が58人で、46人の死体の遺体が搬送された。
もし、米原潜が破損して現場に沈没していたら、乗員は500人ぐらいだろうから、米国内で必然的に大騒ぎになる。乗組員の家族が黙っていない。だから、この米原潜は、衝突後、自力で現場から脱出しただろう。
そして、この2ヶ月間、ボロが出ないように、しかし慌てた様子で、米国と韓国(李明博= イ・ミョンバク=政権)は、北朝鮮を非難して国連安保理(こくれん・あんぽり)に北朝鮮への非難と制裁を求める動きに出た。
事件から丁度2か月たった、この数日で、「北朝鮮が魚雷を撃って韓国の哨戒艦(1200トンぐらい、104人の乗組員がいた)を沈めた」という非難の表明をしている。
北朝鮮は、一貫して、事件、あるいは事故への関与を否定している。中国はずっと慎重な態度である。日本政府は、いつもの通り、アメリカ政府から命令されて、無理やり、「韓国と歩調を合わせて、北朝鮮非難を行え」と押さえつけられている。鳩山首相は、きっと、この2か月、この問題でも不愉快極まりなかっただろう。心中(しんちゅう)をお察し申し上げる。
”ワル”のヒラリー・クリントン国務長官が、5月21日に、日本に寄って、わずか3時間15分だけ滞在して、岡田外務大臣と会談(共同記者会見もあった)、鳩山首相と会談している。
このあと性悪女(しょうわるおんな)で、次期大統領になる(だろう、副島隆彦の公言している予言) の ヒラリーは、そのまま、実に、嫌(いや)そうな横柄な顔つき、表情のまま中国に行って、そして、5日間滞在した。 日本はわずかに3時間だ。本当の本当は、彼女は何をしに来たのか?
私は、今度の韓国の哨戒艦の沈没は、米原潜との衝突によるものだろうと、推断する。それは偶発的なものであって、アメリカ政府が、本格的に北朝鮮との戦争を企画した、そして、中国とも本気で険悪になろうとしてのことだとは、思わない。
したがって、このような形で、韓国人の艦船乗組員が46人(プラス水中処分隊員1人)が死ぬ事故(艦国内は、怒りが今も充満していることだろう) になったことを、アメリカの計画通り、北朝鮮への挑発的な、軍事行動とは、言えないと、現時点では思う。
それにしても今のアメリカがやることは、お粗末だ。だから、全体としては、世界覇権国アメリカの世界管理能力の衰弱、衰退だ、と大きくは観察される。
こんなにお粗末では、とても朝鮮戦争(1950年6月)勃発時の アメリカによる プエブロ号事件 や、ベトナム戦争の米軍の軍事進攻の口実、きっかけを作ったトンキン湾事件 のような、インチキは、もう 世界中の人々が許さない。
以下に、今度の、突発的な軍事、事件 のことの記事や、評論文を以下に集めた。やはり、特筆すべきは、 5月7日と言う早い時期に、「沈没した韓国哨戒艦と、米原潜が、撃ちあって両方ともが沈没したらしい。米原潜が今も沈んでいる」 という報道を、日本国内では他に先駆けて行った、田中宇(たなかさかい)氏の業績を認めるべきだと思う。
ジャーナリストは、自分の報道文の 誤記などが、あとから判明したら、それを公然と訂正すればよい。優れたジャーナリストの精神は、常に、報道の自由のために闘い、世界民衆に、その時、その時の、自分の知りえた真実を、勇気を持って伝えることだ。
私たち日本国民に、真実の情報 を、いち早く知らせてくれた、田中氏のジャーナリスト魂に深い敬意を表します。
この「田中宇(たなかさかい)氏のメルマガ 「韓国軍艦『天安』沈没の深層」(5月7日) 」を、私たちの学問道場のここの重たい掲示板(総合掲示板)に、「1599」番として、5月21日に、会員の「らいおん」氏が、投稿文として転載してくれました。ありがとうございます。
(転載貼り付け始め)
哨戒船天安の事故については、田中宇さんのサイトにて、「韓国軍艦「天安」沈没の深層」
http://tanakanews.com/100507korea.htm
の記事の内容が重要だと思います。沈没船にくくりつけるブイが、船首、船尾の二つだけでなく、離れたところに三つ目のブイがあるそうです。そこには、どうやら米海軍原潜の沈没艦体があるのではという、びっくりの推測があります。
つまり、米韓軍事演習中に、米国海軍の原潜と韓国海軍の艦船との間で同士討ちをやっちゃったらしい。「第3ブイ」の存在がかなり信憑性を感じますので、なんらかの裏があると思って眉につばをつけておいたほうが良いと思う。
(転載貼り付け終わり)
(転載貼り付け始め)
● 田中宇(たなかさかい)氏のメルマガ
「韓国軍艦『天安』沈没の深層」(5月7日)
http://tanakanews.com/100507korea.htm
田中宇(たなかさかい)氏の 情報によると、現場で沈没船にくくりつけるブイが、船首、船尾の二つだけでなく、少し離れたところに三つ目のブイがあるそうで、これを韓国の新聞社がスクープしてしまった。そこに米海軍原潜の沈没艦体があるのではという推測である。
事件は、アメリカの原子力潜水艦が潜む海域に、それを知らされていなかった韓国哨戒鑑が近づき、アクティブ・ソナーでアメリカ潜水艦を探知してこれを北朝鮮潜水艦と勘違いして攻撃した模様、と田中氏は言うのである。
米原子力潜水艦も韓国海軍の艦船が攻撃してきたので、北朝鮮海軍の艦艇と勘違いして魚雷を発射してしまった。アメリカ海軍と韓国軍との間で同士討ちが起きてしまったらしい。韓国哨戒艦より先に、米原潜の乗組員救出が優先されたとの報道も韓国の新聞ではなされたようであった。
原子力潜水艦は、 北朝鮮軍に気づかれないように、海面下にもぐって何ヶ月もひそんでいることができ、同盟国(隷属国)の韓国軍の目さえ欺いて隠密行動をとっている。だから韓国軍哨戒艦は、偶然海中にひそむ潜水艦を発見してしまい、米原潜がいるとは知らされていなかったから、てっきり北朝鮮潜水艦がいると思ってしまったようだ。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 それでは、以下に、私が、重要だと判断した、この韓国哨戒艦の沈没事故についての記事と評論文を
どんどん貼り付けます。 事件の概要を分かってください。
まず、今から15日前の 日刊ゲンダイ の 記事です。
(転載貼り付け始め)
2010年 5月13日付 日刊ゲンダイ
3月26日、 韓国海軍の哨戒艦 「天安」が、 爆発・沈没した事件は、 折にふれ、 日本でも報じられている。 最近では「北朝鮮説」 が主流だ。
だが、韓国のマスコミの裏側では別の見解が根強い。 日本のメディアはまったく触れないが、 「米国原子潜水艦と衝突したのでは?」という衝撃的な疑惑が晴れない。きっかけとなったのは、 韓国のKBSテレビが4月7日に放送したニュースだ。
「天安」 が沈没した場所に近い海域で、 米軍ヘリコプターが米兵の遺体を運び去る映像などを流した。また、 海底を捜索した韓国軍の潜水特殊部隊の隊員の声として、 「天安≠ニは別の潜水艦らしいものが
沈んでいた」 という話を紹介。 これに関係者が驚き、衝突説が広まった。
評論家の河信基氏(副島隆彦注記。この 人は、日本人の かわのぶもと氏 か韓国人ジャーナリストか、私には分かりません。韓国人なら、カンシンギ氏と読むのか。副島隆彦ちゅうきおわり) が言う。
「このニュースはすぐに韓国政府から、 「誤報で名誉毀損」と 告訴され、 ネットなどで映像が見られなくなって
しまった。映像テープを押収されたという話もあります。 韓国当局が、何か≠隠したがっているのは明らかです」
この、 米原潜は、 核搭載の 「コロンビア号」 とみられ、 ハワイ沖を出港後、今回の米韓の合同演習に参加後、 別の原潜は戻ってきているのに、 いまだハワイに戻っていない。 「さらにおかしいのは、 米韓政府が当初可能性が低い
とした北朝鮮の関与説が一斉に流され、 この衝突説を隠したことです。
しかし、 米韓合同演習の最中に、 北朝鮮の潜水艦がわざわざ魚雷を発射して、緊張を高めるでしょうか?また天安≠ヘ、 レーダーやソナーで敵の攻撃キャッチし、 反撃するのが任務だが、 機能で劣る北朝鮮潜水艦がソナーをくぐり抜け、 神業のごとく沈没させるなんて、 有り得ないことと専門家は言っている。
こうしたことは、 米韓合同演習をウオッチしていた中国も分かっている。だから韓国の反対があっても、 金正日の訪中を受け入れ、 胡錦濤が会談までしているのです。」 (河信基氏) 日本の大手メディアは、 「北朝鮮関与節」 に乗って、沖縄の抑止力問題とからめている。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。どんどん載せます。以下は、卑劣漢のアメリカ帝国 と、それに脅され続ける 情けない韓国政府と日本政府の、最新の哀(あわ)れ極(きわ)まりない、居直りの、ウソつき声明文です。どうせ、真実は、どんどん世界中にばれてゆくだろうに。
(転載貼り付け始め)
● 「韓国哨戒艦の沈没原因、北朝鮮の魚雷攻撃と結論 」
2010年5月20日 CNN.co.jp
ワシントン(CNN) 3月に沈没した韓国の哨戒艦「天安(チョンアン)」の事故原因について、韓国、米国、オーストラリア、英国、スウェーデンの専門家が参加する調査団は20日、北朝鮮の潜水艦が魚雷で攻撃したと結論付ける報告を発表した。
これに先立ち、事情に詳しい米高官は、「北朝鮮が意図的に攻撃したことを示す強力な証拠がある」と述べていた。またキャンベル米国務次官補は記者会見で、米国は「調査に深く、積極的にかかわってきた」とし、「調査結果を強く支持する」と表明していた。
天安は3月26日、北朝鮮沖の係争水域で爆発後、2つに切断された状態で沈没。乗員46人が犠牲になった。
米軍は事故原因について、先月以降、北朝鮮による魚雷攻撃の可能性が最も高いとみていた。米軍筋は、天安は水中の爆発を受けて沈没したが、爆発物は船体に接触していなかったとの見方を示していた。
● 「 北朝鮮に対し断固とした措置をとる=哨戒艦沈没について韓国大統領 」
2010年 05月 20日 ソウル 、 ロイター
韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は20日、今年3月に北朝鮮の魚雷による攻撃で同国軍の哨戒艦
が沈没した事件で、北朝鮮に対し断固とした措置をとるとの方針を明らかにした。
大統領府によると、大統領はラッド豪首相に対して「北朝鮮に対し断固とした対応をとる。国際的に協力し
て北朝鮮に過ちを認めさせ、国際社会の責任ある一員として復帰するようにさせなければならない」と述べた。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 上記の2本の記事の内容への反論として、以下の記事がありました。
(転載貼り付け始め)
サーチナ の 新川悠という記者の文 2010年5月20日
韓国軍と民間による合同調査団は20日の調査報告結果発表で、韓国海軍の哨戒艦「天安(チョンアン)」が沈没した原因は北朝鮮の魚雷によるものだと断定した。
北朝鮮の攻撃と断定した「決定的証拠」は、収集された魚雷に記されていた「一番」のハングル文字。 しかし、韓国の専門家らの間からは、すでにこれを疑問視する声があがっている。
韓国メディアによると、調査団は「一番」を決定的証拠としたことについて、 魚雷には自国の文字が表記されることや、7年前に収集された北朝鮮の訓練用魚雷に「四号」の表記があり、 その表記方法と一致することを理由に挙げた。「一番」表記は推進装置の内部に記されていた。
しかし、韓国の専門家らは、この「一番」表記に疑問を寄せている。専門家によると北朝鮮では順序を表す時、 「一番」「二番」よりも「一号」「二号」という方法を用いることが多いという。
実際、7年前に収集した北朝鮮に訓練用魚雷にも「四号」の文字が記されており、「一番」表記は見慣れないとしている。
また、文字が刻印されたのではなく、マジックのようなもので書かれていることも、 北朝鮮による攻撃の「決定的証拠」とするには信憑性に欠けると指摘。
専門家らは、調査団の発表した「小型潜水艦による攻撃」の可能性にも疑問の目を向けている。 調査団の発表が事実であるとするなら、北朝鮮が130トン級の小型潜水艦を使い、 130トン級の小型潜水艦には装着不可能なはずの1.7トン重魚雷を装着して韓国軍艦を真っ二つにし、 その後、北朝鮮の海軍基地に戻ったということになる。
専門家らは、このようなことは理解し難いと述べ 、発表内容には納得できない部分が多いと指摘している。(編集担当:新川悠)
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。さらに 日本の毎日新聞 でも、以下のようにかなり冷静で客観的な記事を載せています。
(転載貼り付け始め)
2010年5月18日 毎日新聞
韓国各紙は、18日、 天安の沈没原因を調査している軍・民間の合同調査団が、沈没海域で中国か
旧ソ連など旧共産圏製とみられる魚雷のスクリュー破片を発見したと報じた。韓国紙 ・ 東亜日報は、
最終結果報告書には 「沈没は北朝鮮の仕業」との趣向の表現が盛り込まれ、その根拠として、○スクリュ
ー破片○魚雷のアルミニウム破片多数○天安の煙突内部で見つかった火薬成分が列挙される見通し
とも報じた。
一方、 韓国政府は17日に関係閣僚会議を開き、 北朝鮮の制裁策として
○米韓連合軍による対潜水艦訓練
○対北朝鮮心理作戦の西海
○北朝鮮船舶に対する済州海峡の通行封鎖
○開城工業団地を除く南北経済協力事業の中断
などを検討したという。
また、李明博大統領は18日 オバマ大統領と電話協議し、 オバマ大統領は韓国の調査活動≠
全面的に支持すると表明した。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 次に、デヴィ・スカルノ夫人が、ご自分のブログの中で、以下のように書いています。
(転載貼り付け始め)
・・・・このオバマ大統領の「調査活動を支持する」 とした報道も、 このあと、 「北朝鮮の犯行であること」 (時事通信)
と書き変えられている。 北朝鮮はこの 「沈没事件」 の時 即、 関与を否定、 現在も否定し続けています。 何でも
北朝鮮のせいにすればよいという、 風潮がある。 魚雷はどんな潜水艦でも積んでおります。
米の原子力潜水艦も積んでいた筈だ。 問題のヘキソーゲンは、 欧米でも使用されると軍関係者は言っております。
米韓合同演習に参加していた 核搭載の問題 「コロンビア号」 は、どこにいってしまったのでしょう。
もし、 この 「コロンビア号」 が実際に沈没していたら、 そこにあった筈のウランやプルトニウム (?) など、海に流れ出しているの
だとしたら、そこにいる魚や海草、 貝達は? それを口にするかもしれない人間への汚染病害は?早く本当のことが知りたいですね。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。上記の文の冒頭の部分を、以下に貼り付けます。
デヴィ・スカルノ夫人の ブログから転載します。 私、副島隆彦は、デヴィ夫人と言う人は、大変優れた女性で、
世界基準(ワールド・ヴァリューズ world values ) で、ものごとを考えることの出来る 世界級の女性だと日頃、尊敬しています。
彼女は、故スカルノ・インドネシア大統領の 第4夫人だった人で、パリの社交界(ただし、非公式の、すなわち、本物の社交界、世界一級の人物たちが、本当のことを、本音で話す ) の正式メンバーという、世界権力者たちの世界で暮らしていた女性だ。だから、デヴィ夫人は、本当のことを書き、本当のことを話す真に上品な女性です。
彼女は、一昨年、北朝鮮に行って、金正日と会って話して、それから、帰って来て、「北朝鮮だって、5大国と同じように核保有をする権利がある。IAEA(国際原子力委員会)に加盟もしていない。 かつ、核拡散防止条約の体制にも加盟していないのだから、従う必要はない」
という、国際社会での、正義論としての、正論を堂々と言った。そうしたら、右翼が彼女の家に押し掛けて、家の周りで、騒音をまき散らした。 デヴィ夫人は、勇ましく、この右翼に立ち向かって、2回から、
鉢植えの花を、鉢ごと投げつけた。そして、通りに出て行って、直接、右翼に抗議した。実に気丈で勇敢な女性だ。 ところが、なんと、事態を制止して、右翼の行動を阻止しなければならないはずの、警察官たちは、デヴィ夫人を身体拘束して、警察署に長い時間、留め置いた。
デヴィ夫人という人は、このように、世界基準で、ものごとを考えることのできる、立派な女性です。私は、彼女を心から尊敬しています。
(転載貼り付け始め)
「 デヴィの独り言 独断 と 偏見 」 という デヴィ・スカルノ夫人 の ブログから
http://ameblo.jp/dewisukarno/entry-10537984956.html
「 沈黙・・・! 韓国哨戒艦 沈没事件 」
2010年5月19日
こんな記事が掲載されていましたので、 ご紹介します。
( この前の方で引用して載せた。副島隆彦注記)
この 『日刊ゲンダイ』 の記事を読んで、 私は インドネシアの9.30事件≠思い出していました。
それは、1965年10月1日未明に起きた6人の将軍と 大尉が殺害され、インドネシア 国民が一斉に怒りと憎悪に包まれ、 復讐に燃えた事件です。
実際にはインドネシア陸軍の一部のクーデター未遂℃膜盾セったのですが、いち早くインドネシア共産党の
仕業と宣伝 され、 その後赤狩り=@と称して1966年より3年間、 スカルノ派の人間を含め、 百万人前後の罪を着せられた人間が殺害される事になるのです。 その 理由 ≠ニして使われました。
そして、それから35年以上の時を経て、 やっと実際にはあれは陸軍の仕業であったことが、 人々の間で信じられるようになりました。
・・・・・また、李明博大統領は18日 オバマ大統領と電話協議し、 オバマ大統領は韓国の調査活動≠全面的に支持すると表明した。
このオバマ大統領の調査活動を支持するとした報道も、 今では、「北朝鮮の犯行であること」 (時事通信) と書き変えられています。北朝鮮はこの 「沈没事件」 の時 即、 関与を否定、 現在も否定し続けてます。
何でも北朝鮮のせいにすればよいという、 風潮。 魚雷はどんな潜水艦でも積んでおります。米の原子力潜水艦も積んでいた筈です。問題のヘキソーゲンは、 欧米でも使用されると軍関係者は言っております。
米韓合同演習に参加していた核搭載の問題 「コロンビア号」 は、どこにいってしまったのでしょう。
もし、 この 「コロンビア号」 が実際に沈没していたら、 そこにあった筈のウランやプルトニウム (?) など、海に流れ出しているのだとしたら、そこにいる魚や海草、 貝達は? それを口にするかもしれない人間への汚染病害は?早く本当のことが知りたいですね。
・・・・本日、 韓国のニュースで、「合同調査団が、 現場水域から収集した魚雷のスクリューの破片に北朝鮮で使われる字体の数字が書かれていたことを確認」 と報じました。 私には、 米韓の共同演習をしている最中に北朝鮮が意図的に魚雷で攻撃するなんて、 考えられません。
もしそうだったら、 アメリカも非難する筈。 日本とアメリカは
沈黙しています。これは過去に使用された、 魚雷の撤去の不十分さが生んだ悲劇なのではないでしょうか?
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。次は、中国 と 北朝鮮 の反応と 態度 です。
(転載貼り付け始め)
●「 中国は哨戒艦沈没事件で一次情報を持っていない−外務次官 」
2010年5月26日 ブルームバーグ
中国外務省の張志軍(ちょうしぐん)次官 は26日、北京で、46人の死者を出した韓国の哨戒艦沈没事件の原因について、一次情報を持っていないことを明らかにした。同次官はまた、中国政府は同事件に関する情報について「注意深く、慎重に」 調査していると指摘。世界中が現在、朝鮮半島の情勢を注視していることを認識していると説明した。
● 「 哨戒艦沈没、北朝鮮は関与否定「責任転嫁は韓国の常套手段」 」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0417&f=politics_0417_005.shtml
サーチナ 2010年4月17日
朝鮮中央通信は17日、韓国の哨戒艦が黄海で沈没したことに対し、北朝鮮は無関係であると の論表を発表した。中国新聞網が伝えた。
論表では「韓国は哨戒艦沈没の原因が判明する前から、沈没とわが国を結びつけてきたが、 これは愚かな行為である。韓国は国内の政治危機を脱し、わが国への政策および制裁の正当性 をアピールし、わが国の経済建設を阻害するためにでっち上げを行った」と非難した。
続けて論表では、哨戒艦沈没はミスが招いた事故であるとし、北朝鮮への責任転嫁は「韓国が 困難に陥った際にとる常套手段」であるとし、事態の発展を注視しているとした。
16日、韓国軍と民間専門家による合同調査団は沈没の原因について「内部爆発や船体老朽化 による沈没の可能性は低い」とし、外部で爆発した可能性が非常に高いと見解を発表する一方で、 最終的な結論は船首部の引き上げ後に詳しい調査が必要だと述べた。(編集担当:畠山栄)
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。次は、最近配信された、 韓国の聨合ニュース の報道です。韓国政府が、ヘナチョコになって、アメリカに
屈伏して、北朝鮮からの攻撃による韓国艦の沈没に、すり替えようとしている記事です。
(転載貼り付け始め)
2010年5月18日 韓国 聨合ニュース
天安」 沈没事件の民間 ・ 軍連合調査団は、 船舶が北朝鮮の魚雷で 沈没したことを示す決定的な物象を確保したようだ。これを受け、 軍当局は20日頃に予定されている調査団の調査結果発表後、強硬な姿勢の対北朝鮮声明を発表する計画だ。
軍高官は18日、 7年前に回収した北朝鮮訓練用魚雷の火薬の成分がおなじであることがわかったと明らかにした。沈没海域ともなった黄海沿岸で以前 回収された北朝鮮訓練用魚雷は、弾頭はないもののスクリューを動かす際に用いる火薬が残っていた。
一方、 「天安」 の煙突や海底の砂からは、 魚雷の弾頭に用いる火薬成分「へキソーゲン」 が検出された。 軍関係者は、 ヘキソーゲンは欧米や東欧圏で使用されるが、 火薬を製造する際の成分比率は国ごとに異なり、これは人で言えば指紋を確保したのも同様だと説明した。
韓国各紙は、18日、 天安の沈没原因を調査している軍・民間の合同調査団が、沈没海域で中国か旧ソ連など旧共産圏製とみられる魚雷のスクリュー破片を発見したと報じた。韓国紙 ・ 東亜日報は、最終結果報告書には 「沈没は北朝鮮の仕業」との趣向の表現が盛り込まれ、その根拠として、
○スクリュー破片
○魚雷のアルミニウム破片多数
○天安の煙突内部で見つかった火薬成分 が列挙される見通しとも報じた。
一方、 韓国政府は17日に関係閣僚会議を開き、 北朝鮮の制裁策として
○米韓連合軍による対潜水艦訓練
○対北朝鮮心理作戦の西海
○北朝鮮船舶に対する済州海峡の通行封鎖
○開城工業団地を除く南北経済協力事業の中断 などを検討したという。
● 「 韓国軍艦沈没 原因特定の長期化も 引き揚げに20〜30日 」
日経新聞 2010年3月27日
(副島隆彦注記。これは、事件のすぐあとの新聞報道だ。)
【ソウル=島谷英明】 韓国政府と軍当局は27日、黄海上の北方限界線(NLL)付近での 海軍哨戒艦の沈没で、行方不明の乗組員46人の捜索と船体後部で起きた爆発の原因調査に 本格的に着手した。哨戒艦の引き揚げには20〜30日かかるとみられ、原因の特定作業が長引く可能性もある。
李明博(イ・ミョンバク)大統領は27日午後、この問題に関する3度目の安全保障関係閣僚会議を 招集して情報分析を続けた。北朝鮮軍に特異な動きはないことなどから、政府内では「北朝鮮による 攻撃の可能性は低い」との見方が支配的だ。
ただ救助された乗組員の中には「艦内での爆発や 暗礁に乗り上げた可能性はない」との声もあり、慎重に調べる。北朝鮮メディアは27日夜の時点で、 哨戒艦の沈没に言及していない。
韓国軍合同参謀本部は27日午後、国会の国防委員会で沈没時の状況を説明した。聯合ニュースによると、 哨戒艦の艦長は爆発の原因に関し「内部か外部の衝撃によるとみられる」と述べた。
27日未明に沈没した哨戒艦「天安」(1200トン級)には104人が乗り込んでいた。58人は救助されたが、 行方不明者の多くは艦内に取り残されているとの見方が強まっている。
●「 海軍哨戒艦沈没 生存大尉「船内の爆発ではない」
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=127618
2010年3月27日
26日に西海(ソヘ、黄海)で沈没した海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」の生存者は沈没 の原因について「絶対に暗礁や船内の爆発によるものではない」と主張した。しかし外部 の攻撃による沈没の可能性については明確な立場を表明しなかった。
海軍第2艦隊司令部は27日午後3時、平沢(ピョンテク)司令部内の予備軍訓練場で、 200−300人余りの家族が集まった中、事故当時についての説明会を開いた。説明会 に出席した家族によると、この日の説明会には生存者のうち大尉1人、上士2人など計 4人が出席したという。
生存者のうち大尉は「船が内部の爆発で穴が開いて沈没した可能性と暗礁に乗り上げ た可能性は絶対にない」と「私がそう言い切る」と語った。また「その他の沈没の原因は 攻撃を受けた可能性だが、この部分は正確ではなく、軍が現在調査中であり、私が話す ことでもなくそういう立場でもない」と述べた。
ある上士(じょうし)は事故当時について「午後9時に夜食を食べていた時、突然、船が揺れて停電 になり、体が10センチほど宙に浮いた」とし「暗闇の中で壁をつたって外に出てみると、 船が傾いていた。この時から懐中電灯を持って他の負傷者や生存者を探した」と話した。
さらに「負傷した兵士やその他の生存者を見つけた後、ロープを体に結んで引き上げた。 しばらくして船が90度傾いた」と当時の状況を説明した。
ある行方不明者の家族は「なぜ船が沈没したのか知りたい」と質問したが、生存者はこ の部分について明確に答えなかったという。この日の説明会では、「船が傾いた」という生 存者の説明の部分で家族らが嗚咽し、生存者も涙で言葉を続けることができなかった。
この日の説明会は1時間ほど行われ、家族はマスコミ関係者が見守る中で改めてブリー フィングを開くことを要求したという。これを受け、艦隊司令部は現在、記者らが出席した 中でブリーフィングを行うことを検討している。
● (写真ニュース)
http://app.yonhapnews.co.kr/YNA/Basic/ArticleJapan/ArticlePhoto/YIBW_showArticlePhotoPopup.aspx?contents_id=PYH20100327064400882
謝罪する艦長
2010年3月27日 聯合ニュース
京畿道・平沢の海軍第2艦隊司令部で、沈没した哨戒艦「天安」の艦長、 チェ・ウォンイル中領(中佐)が行方不明者の家族らに事故について説明、頭を 下げあいさつしている。艦長はこの日、「一人生きて戻り申し訳ない」と 謝罪した。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。ここまで来れば、この お粗末な、しかし、軍事衝突の危険をはらんだ事件の だいたいの全容が分かってくる。 最後に、日本国内の注意深い人たちが、どのように反応して、この軍事的な事件を追いかけたかを、ネットから拾った文を載せます。
(転載貼り付け始め)
●スポニチ 「教えて」 の コーナー
(副島隆彦注記始め。 以下の Q&A は、OKWave という サイトで作成されて、 あちこちのメディア・サイトでの
使い廻しらしい。 副島隆彦注記おわり)
http://oshiete.sponichi.co.jp/qa5904357.html
(質問) 韓国哨戒艦の近くに沈没してる米原潜って、3月26日に韓国哨戒艦が沈没した近くに、米原潜も沈没しているという情報があるようで、それを最初に報道したのは韓国KBSテレビだそうですが、何を根拠に韓国KBSテレビは米原潜が沈没したと言い出したのでしょうか? 沈没してたら潜水艦の国籍はわからないと思うのですが。
投稿日時 - 2010-05-18 19:33:58
(質問者が選んだベストアンサー)
こんにちは
> それを最初に報道したのは韓国KBSテレビだそうですが、何を根拠に韓国
> KBSテレビは米原潜が沈没したと言い出したのでしょうか?
捜索にあたっていた韓国海軍UDT(水中処分隊)隊員が「ペクニョン島の海底で天安艦首部分の捜索で、潜水調査してみたら、大型構造物が目の前にあり、ハッチ内部に潜入したら中はまるで、消防ホースのような形をしたパイプが複雑に配管された構造だったと。これは正に潜水艦に見られるものである。」
とインタビューに答えたから、だそうです。
ほぉ〜「ハッチ内部に潜入」ですか・・・、流石は誉れ高き韓国海軍UDTですねぇ、いったいどうやって? というツッコミはさておき(爆
> 沈没してたら潜水艦の国籍はわからないと思うのですが。
ちょうど米韓合同演習(Key Resolve:キー・リゾルブ)に参加していた ロス級SSNのうちの一隻"コロンビア(SSN-771)"が、母港のパール・ハーバーに未帰還だったこともあって、「きっと そいつだ! いやそうに違いない!!(--;)」って騒ぎになったようです。
その後 コロンビアは 5/3にきちんと母港に帰ってきており、また「沈没したのは"コロンビア"ではなく(同じロス級の)"コロンブス(SSN-762)のほうだ!」 とか、情報が錯綜していたようですが、結局コロンブスも4/5にはホワイトビーチ(沖縄)に入港したことが、確認され 本件は"一件落着"となったようです (^^ゞ
まぁ韓国海軍のそれなりのお方に"事前にきちんと確認をとっていれば"こんな"ヨタ話"は ニュースにはなり得ないと思うのですが・・・、いやーKBSも「飛ばしますねぇ〜」(^_^;)
投稿日時 - 2010-05-19 09:41:45
(副島隆彦注記。以下は、真実の情報が世の中に広まることをイヤがっている、報道規制側を代表するような、陰険な、答え)
韓国の水中隊員のインタビューが報道されたのが4月7日。でも原潜コロンビアは4月3日に沖縄のホワイトビーチに寄航してるのが確認されてます。原潜コロンブスについても回答者さんの仰るとおり4月5日にホワイトビーチに寄航してます。きちんと裏をとっとけば、4月7日の時点で米原潜が沈んでるなんて話は出てこなかった筈なんですよね。
韓国のマスコミには「きちんと裏をとれ」と言いたいですね。回答有り難うございました。
投稿日時 - 2010-05-19 22:32:37
(意見) 韓国の哨戒艦は、何を哨戒するのか報道されていません。仮に対潜哨戒艦なら、何故あの浅い海で演習をしていたのか一切説明がありません。事故時には、韓国最初のイージス艦も参加していた様ですが、軍事演習なのでその目的は公開されません。従って情報をコントロールされたこのような事故は、事実関係は捏造されて発表されると考えざるを得ません。
数少ない情報から判断すると、米原潜沈没説も有り得るとも考えられます。
1)哨戒艦は、魚雷のスクリュー音を聞いていません。それにより爆発したのは機雷とも考えられます。
2)KBSは、二つに折れた沈没位置の外、第三のブイを確認報道したとされます。又この第三ブイは、衝突ポジション
でもあるようです。
3)この第三ブイで、韓国海軍潜水員が派遣され、内1名が殉職したと報道されています。(哨戒艦の救助と報道
されていますが、ここには沈んでいない)米駐韓国大使と、米軍司令官が参列して洋上慰霊祭が行われました。
この殉職准尉は、英雄と評判だそうです。水深30m強とされ、空気ボンベのスキューバでは、略限界潜水深度です。窒素酔いが起こります。
4)この第三ブイ付近から、米海軍ヘリが潜水員からの引き上げた物体を運び去る映像をKBSが報道し、以後何故か報道されていない。
5)報道によれば事故時、2回ドカン、ドカンと爆発音がしたそうです。
6)引き上げられた哨戒艦から、米海軍、ドイツ海軍使用の火薬痕が分
析された。
7)米国とドイツしか使用していない魚雷の信管の破片が発見された。
8)沖側には、米艦船と、韓国艦船が居たが、どの船も魚雷発射音や、スクリュー音を記録していない。
このような断片から、魚雷の爆発による沈没は推測出来ます。またこの魚雷は、駛走しておらず、停止した状態で
爆発したと考えられ、それも2発と考えられます。このような状況から考えれば、哨戒艦が、潜水艦の充填された魚雷発射管に激突したと考えても不思議はありません。
投稿日時 - 2010-05-18 21:58:00
> 何を根拠に韓国KBSテレビは米原潜が沈没したと言い出したのでしょうか?
この海域は平均深度が50m程度で、水上艦ですら座礁することがある海域です。したがって、原潜などの最大の武器である潜航が全くと言っていいほど意味をなさないため、小型の潜航艇ならば兎も角として、原潜が行くわけがありません。そして、小型の潜航艇ならば、バッテリー駆動のものが最優秀です。ということで、何かの間違いか、妄想でしょう。
投稿日時 - 2010-05-18 20:41:47
● (副島隆彦注記。次は、「いすけ屋の戯言 戦後洗脳から目覚めた男の戯言 」
という人のブログ から )
(副島隆彦です。 注記。この、いけす屋の戯言(ざれごと)という 人は、自分のことを、「戦後洗脳から目覚めた男の戯言」
と表紙と自己紹介に使っているほどの人なのに、桜井よし子 女史の言論を信じている程度の人で、民主党ぎらいの右翼体質のひと(その分、本物の愛国者だと自認して、アメリカをも堂々と批判する人のようです)ですから、このブログには、 おそらく 、韓国の哨戒艦と衝突したであろう 米原潜が、ドックにはいって修理中であるような
写真などを数枚、載せています。 この ブログは、一見の価値があります。)
http://isukeya.iza.ne.jp/blog/entry/1605128/alltb/
(副島隆彦記。 以下に、上記の いけす屋の戯言 氏の サイト の中の文 の 一部を抜粋します。)
(転載貼り付け始め)
<写真:去る4月14日米太平洋司令部所属ハワイ真珠湾修理窓(ウィンドウ)に入庫された米国核潜水艦(SSN776)の姿>核潜水艦の上に突出する潜望鏡がある部位の艦橋が無い。
核原潜があの状況で破損して乾燥ドックで修理されるのは初めてとのこと。[出処]チョン岩ハム沈没と米国核潜水艦関連 「作成者ジェームズ・ディーン」
ただし、沈没したとされる原潜は前にもふれたが、コロンビア(SN771)である。写真は別の(SSN776)なので、単純に修理中であるところを撮られただけだろう。
これをみると、どうもデマくさい。ただ、第3浮漂の存在を報道したKBSは誤報扱いにあって、
その後は‘天安(チョナン)ハムは米潜水艦から誤爆された’という見解自体が‘危険なデマ’と見なされて、韓国社会で事実上言及禁止とされた。
そのような、天安(チョナン)が味方から誤爆を受けて沈没したという疑惑は、沈没直後から韓国のメディアに存在した。何故なら事件当日、韓国軍と米軍は、ペクリョン島より南側海域で、米韓合同軍事演習を行っていたからその可能性はあったからである。
米、韓国軍の事前発表では、軍事演習は3月18日に終わったが、実際演習は4月30日まで秘密裏に延びて、3月26日事件当日も演習を挙行していた。 事件後にも米、韓国当局は、その日、合同演習が実施されたのを全く発表しなかったけれど、事件の次の日に情報がメディアに漏洩し
て、天安(チョナン)は、軍事演習中誤爆を受けて沈没したという記事を各新聞が報道したのである。
天安(チョナン)含意捜索と引き揚げは民間潜水会社に委託されて、作業は民間捜査船にまかせたが、第3浮漂の捜索は韓国軍の特殊潜水隊がおこない、指令塔には韓国軍チェ・シンウイ級空母 “独島艦” が出てきた。
このような格差から分かってくるのは、米軍、韓国軍、特に韓国軍の上位にある米軍が、天安(チョナン)捜索引き揚げよりも、第3浮漂に沈んだ米潜水艦の捜索を重視したということだ。
事件発生後、天安(チョナン)ハムに対する構造や捜索開始が遅れたが、その理由も、米、韓国当局が米国潜水艦の捜索を優先したかったのだと考えることができる。
KBSテレビは 4月7日“ 9時ニュース”で‘第3浮漂、なぜ?’というタイトルでこの第3浮漂件を放送した。その後、韓国のいくつかの新聞と雑誌がこの件を報道した。 韓国当局はこのような報道に対し
て事実ではないと強く否定して、“誤報‘を流したKBSを名誉毀損で告訴した。KBSのホームページでは、問題の記事に対する動画と記事を公開停止した。
特殊潜水部隊に緘口令が下されて、第3浮漂の問題が韓国当局内の話でなく米軍の話と明らかになったし、当局から弾圧が下された時点で、KBSなど韓国メディアはこれ以上、その話を取材、報道するのを止めたと知られている。 日本と同じ対米従属の韓国のメディアには米軍関係のことを詳細に調査しない暗黙的な決定があるようだ。
ただ、これらの雑音はすべて消去され、最後はクリントン国務長官のお出ましで、「北朝鮮犯人説」を確定させて国連安保理に預けて幕引きとするだろう。別に北朝鮮を弁護するつもりはないが、それだと動機がはっきりしない。 もちろん、「境界線を越えてきたから撃沈した」という事はあるだろう。それならば、ただちに発表する筈である。また、北が尤も恐れる米国をも敵にする訳だから、いかにも軽率であ
る。 経済的にも立ちいかない状態で、食うや食わずでは戦争など出来るわけがない。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。 最後の人の文は、なかなか説得力があります。 私、副島隆彦は、いまのところ、この「いすけ屋の戯言 戦後洗脳から目覚めた男の戯言 」 氏の評論文が、一番、信じられます。
真実は、隠しおおせることが出来ず、やがて、どんどん明らかになってゆくでしょう。
副島隆彦拝
<プロファイル(profile、人物寸描)>
1953年5月1日、福岡市生まれ。本籍・佐賀市。早稲田大学法学部卒業。銀行員、代々木ゼミナール講師、常葉学園大学教授を歴任。
政治思想、法制度論、経済分析、社会時事評論などの分野で、評論家として活動。
日米の政財界、シンクタンクなどに独自の情報源をもち、日本人初の「民間人・国家戦略家」として、日本は国家として独自の国家戦略を持つべきだ、と主張している。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。
主な研究分野・著書
(1)政治思想の研究 Political Thoughts Study
『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた』(上下、ヴィクター・ソーン著、副島隆彦訳、徳間書店刊、2006年)
『金儲けの精神をユダヤ思想に学ぶ』(編著)(祥伝社刊、2005年2月)
『ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ』(上下、講談社刊、2004年)
『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』 (講談社刊、1999年、※この本が、主著です)
『決然たる政治学への道』(弓立社刊、2002年8月)
『リバータリアニズム入門』(洋泉社刊、1998年11月)
『現代の預言者・小室直樹の学問と思想』(橋爪大三郎との共著、弓立社刊、1992年)
(2)金融・経済分析 Political & Economic Research & Analsys
『戦争経済(ウォー・エコノミー)に突入する日本』(祥伝社刊、2006年)
『アメリカに食い尽くされる日本』(森田実との共著、日本文芸社刊、2006年)
『重税国家 日本の奈落』(祥伝社刊、2005年)
『日本壊死』(船井幸雄との共著、ビジネス社刊、2005年)
『老人税』(祥伝社刊、2004年)
『やがてアメリカ発の大恐慌が襲いくる』(ビジネス社刊、2004年)
『預金封鎖−実践対策編 資産を守り抜く技術』(祥伝社刊、2003年)
『預金封鎖−「統制経済」へ向かう日本』(祥伝社刊、2003年)
『「実物経済」の復活』(光文社刊、2003年)
『金融鎖国−日本経済防衛論』(祥伝社刊、2002年)
『世界覇権国アメリカの衰退が始まる』(講談社刊、2002年)
『テロ世界戦争と日本の行方』(弓立社、2001年)
『悪賢いアメリカ 騙し返せ日本』(講談社刊、2001年)
『堕ちよ!日本経済』(祥伝社刊、2000年)
『アメリカの大嘘』(講談社刊、1999年)
『逆襲する「日本経済」』(祥伝社、1999年)
『日本の秘密』(弓立社刊、1999年)
『悪の経済学』(祥伝社刊、1998年)
『日本の危機の本質』(講談社刊、1998年)
(3)日本史の研究 History
『最高支配層だけが知っている 日本の真実』(編著)(成甲書房刊、2007年2月)
『昭和史からの警告』(船井幸雄との共著、ビジネス社刊、2006年)
『思想劇画 属国日本史 幕末編』(早月堂書房刊、2004年)
『天皇の伝説』(独自復刊、2003年)
『属国日本論を超えて』(五月書房刊、2002年)
『属国・日本論』(五月書房刊、1997年、※主著です)
(4)言語研究 Works of Popular Linguist
『BeとHaveからわかる英語のしくみ』(日本文芸社刊、2006年)
『英文法の謎を解く』(全3巻、筑摩書房刊、1995年)
『英語辞書大論争!』(宝島社刊、1990年)
『欠陥英和辞典の研究』(宝島社刊、1989年)
(5)法律学
『裁判のカラクリ』(山口宏との共著、講談社刊、2000年)
『裁判の秘密』(山口宏との共著、洋泉社刊、1999年)
『法律学の正体』(山口宏との共著、洋泉社刊、1995年)
(6)その他
『私は税務署と闘う 恐ろしい日本の未来』(ビジネス社刊、2005年)
『人類の月面着陸は無かったろう論』(徳間書店刊、2004年)
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