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鳩山首相ジャパンハンドラーズの軍門に下る?!〜沖縄県民は鳩山首相ではなく米国戦争屋に怒れ!(新ベンチャー革命)
http://www.asyura2.com/10/senkyo86/msg/917.html
投稿者 しょじょじ 日時 2010 年 5 月 25 日 18:07:06: hsY/G3oief4nM
 

新ベンチャー革命2010年5月24日 No.131
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/14354421.html

(以下転載開始)

1.怒号で迎えられた鳩山首相の沖縄再訪問

 2010年5月23日、鳩山首相は沖縄を再訪問、普天間米軍基地の県外・国外移転に関する対米交渉が失敗に終わったことを陳謝しました。当然ながら、沖縄県民の怒りはすごかったと思います。沖縄県民はみんな“怒”というプラカードを掲げていましたが、英語の“Angry”のプラカードも欲しかったです。この反対意思表示は、日本国民よりも米国民に伝えるべきだからです。

本件、筆者はすでに、普天間問題の解決ステップを提示しています(注1)。何はともあれ、在日米軍撤退運動体「沖縄・緊急意見広告運動」(注2)を中心に、在沖米軍駐留反対運動を盛り上げるべきです。

筆者は個人的に、この組織に寄付しました。沖縄県民の在沖米軍撤退運動に賛同する人、是非、協力してください。この組織は、すでに米国の新聞にも意見広告を出していますが、もっともっと繰り返しやるべきです。

 普天間問題の解決はまさに“急がば回れ”です。鳩山首相に怒っても解決しません。在日米軍のオーナーである米国戦争屋を追い詰めるしかありません。そのためには、米国世論に在日米軍不要だと言わせるのがもっとも効果的です。

 鳩山首相の目論見の失敗の原因は、2010年3月、オバマのグアム訪問が、戦争屋の恐喝で阻止されたことにあります(注3)。この妨害は、鳩山首相の誤算だったのです。その結果、5月23日、沖縄陳謝の旅に出なければならなくなった、同情します。沖縄のみなさん、本ブログ(注3)を読んで、鳩山首相の個人公約の挫折の背景を是非、理解してください、お願いします。

2.米国戦争屋はなぜ、頑固に辺野古に拘泥するのか

 在沖米軍を取り巻く環境を考慮すれば、大局的にグアム後退は明らかです(注4)。沖縄の人たちも、本土の能天気な国民と違って、在日米軍問題に関心が高く、この状況を十分、承知です。だからこそ、在沖米軍の撤退に強く期待し、鳩山首相もそれを匂わしたため、今回の結果は、その反動で、沖縄県民の失望は極めて深刻でしょう、お察しします。

 一方、米国連邦政府にとって、沖縄の普天間問題は、極めてローカルな問題であって、決して関心は高くない。にもかかわらず、なぜ、米国戦争屋は、1996年に日米で合意済みの普天間の辺野古移設にあれだけ頑固に拘泥するのでしょうか。

 これは、自分が米国戦争屋の立場に立ってみたら、たちどころにわかります。政治家、官僚を問わず、日米外交の日本側責任者はことごとく、交渉相手の心理を読む力が弱いと言えます。

 要するに、彼ら米国戦争屋にとって、戦利品日本国の沖縄県民が反対するから、普天間基地の辺野古移転という既得権を放棄するのだけは絶対に“拒否”なのです。こういう既成事実をつくれば、なしくずし的に在沖米軍のみならず在日米軍全体の既得権が崩されることが明らかだからです。

 ということは、沖縄県民が日本政府に対し、辺野古移転に反対すればするほど、結果は逆になってしまうのであり、現実にそうなっています。

 彼ら戦争屋にとって辺野古に拘泥する唯一のリスク、それは沖縄県民が、在沖米軍の関係者にテロ行為を実行するかどうかだけです。これまでの実績で、沖縄県民がおとなしく、アフガンのタリバンのようなゲリラ組織もテロリスト組織も沖縄にはありません。だから、彼らが、沖縄県民に譲歩する可能性はゼロです。しかも、在沖米軍で生活している県民が存在しており、沖縄県民全員が辺野古案に反対しているわけではないこともちゃんと読んでいます。

3.米国戦争屋が気にするのは沖縄県民ではなく、米国世論だ

 米国戦争屋の重い腰を挙げさせるのは、沖縄県民の反鳩山怒号ではなく、米国民の声です。米国民に、米軍が日本に駐留する必要がないと思わせること、これしかありません。具体的には、米国マスコミを通じて、米国民に日本国民の意思表示をきっちり行うことが第一歩です。『日本の国は、日本人が守ると・・・。米国民よ、貴方の国に、外国軍隊が常駐していたら、貴方はどう思いますか』と問いかければよいのです。米国民の血税が、米軍の世界覇権維持に浪費されることは、大半の米国民は反対です。なぜなら、米軍の海外展開は、戦争屋の利益であって、米国民の利益につながらないからです。2008年、金融危機以来、米国経済が好転しないなか、米国戦争屋は、米国民が、防衛予算圧縮を言い始めることを極度に警戒しています。

 沖縄にみなさん、心底、在沖米軍の撤退を実現したいなら、上記「沖縄・緊急意見広告運動」を通じて、まず米国民に訴えてください。

4.鳩山訪沖陳謝で知ろう、日本は米国戦争屋に支配されている現実を

 米国戦争屋の傀儡である自民党政権時代、日本国民は、日本が戦争屋に支配されていることすら自覚できず、日本は独立国と思わされてきました。しかしながら、2009年9月、世紀の政権交代によって、戦争屋の傀儡・自民党が政権の座から転落、アンチ戦争屋である小沢・鳩山政権に交代し、さまざまな軋轢(あつれき)が日本に起きました。その最大のものは、戦争屋の支配下にあった各界の日本人(戦争屋エージェント)があぶりだされてきた点です。彼らは今では“悪徳ペンタゴン”と呼ばれるようになっています。自民党政権時代は、政権に同化して国民に気付かれなかった親・戦争屋日本人(悪徳ペンタゴン)が、今では多くの日本国民の前に、その正体を露わにしています。親米官僚、親米マスコミ人、親米テレビタレントなどがそれに該当します。

 そして、2009年以前の自民党政権時代から筆者が主張してきたように(注5)、日本が、米国戦争屋に戦後以来、徹底的に支配・管理され続けてきた現実が、政権交代によるアンチ戦争屋政権誕生のおかげで、ずいぶん“見える化”してきました。

今回の普天間問題も、沖縄県民のみならず、全国民が、ステルス化していた米国戦争屋ジャパンハンドラーの対日支配に気付く絶好の機会を提供しています。

5.鳩山首相、対戦争屋従属に君子豹変す

 ここで、国民のみなさん、是非気付いてください、悪徳ペンタゴンの旗手・大手マスコミの小沢・鳩山バッシングが、最近、妙におとなしくなったと思いませんか。野中爺による、自民党時代、マスコミ買収に使われた官房機密費の実態暴露のせいでしょうか。

 ちがいます、鳩山首相が、普天間問題で、戦争屋に無条件降伏したからです。現在の鳩山政権は、自民党政権と同じく、戦争屋に従属する姿勢を見せています。鳩山政権はこれまで、アンチ戦争屋のオバマ政権には友好的でしたが、戦争屋には抵抗していました。ところが、戦争屋エージェント・大手マスコミの悪意ある攻撃により、鳩山内閣支持率が瀬戸際となっていました。そこで遂に鳩山首相は対戦争屋従属主義に君子豹変したのです。今、戦争屋は鳩山首相が、心底、戦争屋従属に豹変したのか、それとも対戦争屋面従腹背なのか、見定めています。だから、戦争屋は、今、配下の悪徳マスコミに打ち方止めの命令を下しています。悪徳マスコミの鳩山バッシングが鎮静化しているのはそのためです。小沢・鳩山コンビは参院選勝利まで、ひたすら、がまんといったところでしょうか。

注1:本ブログNo.126『沖縄発の国家独立運動を全国に広げましょう』2010年5月16日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/14013204.html

注2:沖縄・緊急意見広告運動
http://www2.nikkanberita.com/okinawaiken/
賛同金 個人 1口1000円、団体 1口5000円
郵便振替口座 00920-3-281870
加入者名:「意見広告」

注3:本ブログNo.94『オバマ大統領のアジア太平洋地域訪問中止の謎を解く』2010年3月19日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/10926930.html

注4:本ブログNo.116『沖縄反米運動:在日米軍再編費3兆円を日本に負担させる口実か』2010年4月30日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/13274740.html

注5:拙著[2008]『情報と技術を管理され続ける日本』ビジネス社

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html

(以上転載終了)

(コメント)
鳩山さんは初めは本当に県外、国外移設と考えていたはずだ。彼が本当に欲しかったのは世論の後押しだったはずだが、後押しどころか非難ごうごう、沖縄からも非難され、本土でも基地反対の世論は全然盛り上がらなかった(マスゴミのせいもあるが)。おまけに閣僚も官僚に取り込まれ、孤立無縁、ジャパンハンドラーズに足元を見られてしまった。突然抑止力云々と言い始めたころに、白旗を上げたのではないか。これで鳩山氏に期待していた人々の怒りを買ったが、皮肉にもこのブログにもあるようにジャパンハンドラーズの停戦命令でマスコミのバッシングがやみ、アメリカの後押しを受けて政権が安定するかもしれない。クリントン長官の言葉からもそれがうかがえる。鳩山さんが政権安定のために魂までも売り渡してしまったとは思えないが、今後のマスゴミの反応が注目である。それにしても今回の一件でジャパンハンドラーズ、官僚、マスゴミのタッグがいかに強烈なものであるか、そして日本がどのように統治されているのかはからずも露呈された。これではだれが首相をやっても同じである。いろいろと批判はあるだろうが、私はあえて自爆した鳩山さんを応援したい。  

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コメント
 
01. 2010年5月25日 18:46:54: A95K8fhJKA
現時点では鳩山批判もしょうがないが
なぜアメリカへも批判が向かわないのか。
そんなに奴隷根性が染みついてしまったのか。

02. 2010年5月25日 18:54:59: EmKCtDkzIj
そうだよね、
批判はアメリカでしょう、
マスコミのおかげで、
私は反米になったみたいだな、
「ヤンキーゴーホーム」が違和感なく聞こえるようになった。

03. 2010年5月25日 19:03:41: wOrsHW04OE
鳩山さんは、日本の世論と民意のもと
普天間返還と沖縄基地縮小に邁進し、アメリカと交渉しているのに
アメリカが日本の民意を無視して譲歩しないってことですよね。
日本からすれば、譲歩しないアメリカが悪い。
交渉手段としては、締結した過去のアメリカとの契約・条約と
国際法上守るべきルールの範囲で、どれだけ現状を動かせるか。
ルールと過去の契約の範囲内を越えて、交渉するためには、
相手の弱みにつけこんで、譲歩を引き出すしかないよね。
日本とアメリカのどっちが交渉上手かは、結果が出ないとわからないけどね。

04. 2010年5月25日 19:56:29: FzNP9Y3SGo
<現時点では鳩山批判もしょうがないが、なぜアメリカへも批判が向かわないのか>

大マスコミの編集会議であめりかには批判が向かないようにと指示がおろされていた
からでしょうか。

鳩山さんになって初めて沖縄の負担、辺野古県外移転という話を政府から聞いた。

それまでの政府はあめりかのいいなり、ポチ。思いやり予算をたっぷり上げて
余得もあったのでしょう。

Who is a true enemy?


05. 2010年5月25日 22:29:02: EpMCmaxwSU
何が反米だ、馬鹿も休み休み言ったらどうだ。
自国の領土に外国軍を駐留させる場合、自国の都合を優先させるのは当然のことだ。
それなのに母原病の鳩山は沖縄基地問題で確たる見識も無いまま、漫然と幻想を振りまいただけではないか。
その挙句抑止力の為辺野古にしますと平然と二枚舌を使って憚らない。
このことは沖縄はアタマを撫でてやれば容認するとの側近の助言を受け入れたものだ。
このコンニャク男は小泉・麻生のようなアタマの悪い馬鹿ではないが、一般社会の常識が全くない男であり、宇宙人と言われたのは実に的確な形容だろう。
こんな男が党幹事長として数年務まった民主党とはどういう党なんだ。
第二グータラ自民の民主党にはこの国の根本的改革は絶対に出来ない。
国会議員・全国自治体の議員は総入れ替えをしない限り、この国は救われないだろう。

06. 2010年5月25日 22:40:15: tijJ1yuiaw
>05
>国会議員・全国自治体の議員は総入れ替えをしない限り、この国は救われないだろう。

きっと総入れ替えしても無理。議員は国民の民度以上にはならない。


07. 2010年5月26日 09:44:35: UcnxWNitDw
>>06
100点満点。

08. 2010年5月26日 10:11:17: FHVyh15Kso
仮定の話を持ち出しても意味が無いのかもしれないが、
もし、鳩山総理が政権発足当初から、話の落とし所を「辺野古の埋め立て中止、キャンプシュワブ基地内にヘリパットの建設」という案で臨んでいたのなら、どんな結論だったのだろうか。
これなら、昨年の3党の連立合意にも反しないし、地元も「やむなし」と受け入れてくれたかもしれない。(当然、最終的には基地全体を撤去させなければならないと思うが)

ジャパンハンドラースは、米軍基地内への普天間部隊の移設には猛反対したと思われ、日本の官僚に「クレイジーな案」だと言って潰しにかかるだろう。
でも、潰す理由が見つからないはずだ。
普天間の主力部隊はグアムへ移り残るのは留守番だけ、過去の日米交渉の経緯と言っても、日本側は沖縄駐留米軍のどれだけがグアムへ移るか確認作業すらしていない。
日本の官僚組織が、アメリカの言いなりに事を運んできた事が最大の誤りだと思う。

確かに、アメリカに文句を言うのは当然の事だけど、それ以上に「ジャパン・ハンドラーズ霞が関支店」こそが問題だろう。


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