http://www.asyura2.com/10/senkyo86/msg/911.html
Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/4433159cdd78a35a8e4190112365ea9a
2010年05月25日
正直、鳩山首相の現行案回帰の醜態に、マスメディアはこぞって責任重大、即刻責任を取るべきだと云う論調になるのかと思いきや、意外に優しい。
これからの道は険しいよ、頑張れるのかな?そんな感じである。逆に、迷走したが辺野古に戻った事は正しいと産経新聞等は褒めている。(笑)
産経新聞に褒められた時点で、鳩山首相の辺野古回帰の決断が「トンデモナイ決断」だった事が良く判る。
辞めろ辞めろは野党の政治家たちだけのようである。(笑) まぁ隷米マスメディアにすれば、最終的にでも宗主国の命令通りに従った事で胸をなで下ろしているのかもしれない。
クリントン国務長官からも鳩山の決断は「鳩山首相が約束を果たすために決断したこと、彼の勇気に感謝する」と褒められている。目出度い限りです鳩山総理。
鳩山首相は抑止力に突然拘る政治家になったらしく、韓国哨戒艦魚雷事件に応じる姿勢はタカ派の保守党議員のような厳しい目つきでインタビューに応じている。沖縄県知事に向かった時の鳩山の背中と韓国全面支援を語る鳩山は別人の如くである。
このような鳩山首相を見てしまうと、昨日の拙コラム「鳩山は『ルーピー』を演じているだけ、まだ戦略は残っている」を削除したい気分にさえなる。(笑)
ただニューヨーク・タイムズが例によって「オバマ米政権の勝利で、鳩山首相にとっては屈辱的な後退」と揶揄しながらも、弱い同盟国虐めと受けとめられるかもしれないと計画頓挫の不安も覗かせている。
つまり日本と云う同盟国は米国ジャーナリストからみると、腰抜けな同盟国と云うことなのだろう。計画の頓挫、幻の計画への不安を米国政府が一番感じている点が実は米国の弱味である。
この弱味をトコトン突きまくるのが外交だ。しかし、その外交は外務省の役人や鳩山政権の腰抜け政府が行う外交ではない。おそらく、鳩山の戦略は自分が動く戦略ではなく、他人の力を利用する戦略なのであろう。戦略があるとしてだがね。(笑)
その他人とは誰なのか?主権者である日本国民である。しかし、筆者は当面本土の国民の応援を当てにせずに沖縄県人の孤軍奮闘を期待する。
無責任に沖縄の住民にだけ基地反対運動を押しつけるのとは違う。近く知事会に対して、沖縄の基地負担の軽減を鳩山が頼むようだが、その状況を見てからでも良いが「沖縄差別」をスローガンに立ちあがることを望む。
「基地反対」も悪くないが「沖縄差別」の方がインパクトは俄然強い。 米国の主たる新聞に意見広告を載せる手段も講じるべきだ。筆者としても募金活動が起きれば、喜んで諭吉の三枚くらい募金しようと思う。日本の新聞にも意見広告を出すべきかもしれない。そして、日本国中の国民の眼を覚まさせなければならない。
米国の国民は何も知らない、沖縄の現状を知らせるべきだ。米国政府の「弱腰同盟国虐め」の事実を大いに喧伝しなければならない。弱者を装い、窮状を訴え、最後に勝者になれば、それはそれで勝利である。
筆者の予測では秋口までに日米政府は何も決められない。11月には県知事選がある。仲井真氏が出るかどうか判らないが、知事選では、辺野古基地新設賛成で立候補出来ない状況を作り出す事が重要だ。
辺野古への反対が最終的には沖縄米軍基地の軽減に繋がる。基地産業の不足分は日本政府が埋めるのは当然の義務である。民主党と云う政権は、そう云う点で正直だから、沖縄の産業振興に必ず努力する。
それが琉球王国を併合し、一時米国支配に奉げた本土の絶対的責任なのである。沖縄を東シナ海の要塞という存在だけに貶める事は国民の罪である。
当分、筆者はこの沖縄の問題から離れないつもりだ。琉球・沖縄の歴史、日米安保、米軍基地。今まで不勉強だった国家の安全保障にも焦点を当てていこうと思う。当面は知識の吸収に時間を割こうと思っている。勿論、勉強したからといって、抑止力論者になるつもりはないのでご安心を。(笑)
ランキング応援に感謝します
↓
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK86掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。