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ムネオ日記より転載
http://www.muneo.gr.jp/html/page001.html
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転載開始
昨日、鳩山首相が沖縄に行き、仲井真知事と会談した。普天間移設問題に関し、移設先を名護市辺野古周辺にすると正式に申し入れた。
仲井真知事は「大変遺憾で、極めて厳しい」と述べている。稲嶺進名護市長は「断固反対だ」と、受け入れ拒否の姿勢を明確にしている。
移設を受け入れるか受け入れないかと問われたら、私も「受け入れない」と言う。しかし、日本、極東の平和と安全を維持するにはどうしたらよいのかを、併せてトータルで考えるのが、責任ある政治ではないか。
鳩山首相が、選挙前から、そして選挙中も「県外、国外」と強調していたのは正しい認識である。その思いを持って、総理になってからも努力してきたが、米国の考え、国内の事情で、自民党政権時に合意した案になっただけである。
「県外、国外」と言ったのは、沖縄の負担を少しでもなくしたい、いや、沖縄の皆さんにだけ負担をさせるのは申し訳ないという気持ちから発信したことであり、鳩山首相はまさに「友愛政治」を実行しようとしたのである。
何もしないで無責任に約束違反だという野党の政治家には、「本当に沖縄を、日本の安全を考えているのか」と逆に質したい。
私は今いる政治家の中で、誰よりも沖縄のことをやってきたという自負がある。沖縄の特産品であるサトウキビを守り、対馬丸を発見し、沖縄振興もやってきた。
何よりも、米海兵隊の沖縄県道104号線越実射訓練の本土移転を受け入れることを、私はいの一番に決意し、北海道別海町の矢臼別演習場への移設を決めた。
あの時も非難(ひなん)囂々(ごうごう)だったが、私は沖縄の負担を少しでもなくしたいと考えた。国の安全保障に関する負担は、国民等しく受け持つべきだ、責任ある政治家は、いやなこと、嫌われることもするべきだという信念で、私は取り組んだのである。
鳩山首相が何もしないできたのなら、批判されても仕方ない。
しかし鳩山首相は、努力に努力を重ね、何よりも沖縄の皆さん方のことを考え、やっきた。結果的に、「今しばらくは沖縄にお願いしたい」ということである。
読者の皆さん、これから先、極東情勢、日本を取り巻く安全保障状況は緩和され、今より厳しくはならない。
朝鮮半島情勢、中台関係しかりである。米ロの最高首脳が核廃絶に向けて動き出し、今やイデオロギーの対立はない。一番の問題は戦争ではなく、テロとの闘いである。
段々と駐留米軍も縮小され、地政学的にも沖縄の負担が軽減されることは間違いない。政治家の究極の目的は世界平和の実現である。
こうしたことを考える時、今しばらく、当分の間は、米軍の駐留が必要不可欠であり、地政学的にも沖縄の重要性が考えられる。
これらのことを踏まえ、やみくもに批判だけの、反対だけの議論をするのは生産性がなく、無責任である。
鳩山首相は沖縄県民に「『出来る限り県外』という言葉を守れず、県民に大変な混乱を招いたことをお詫びする」と最初に言っていたが、勇気ある、潔い発言だ。心のこもった言い方だと、私は評価する。
民主党の議員も、自信を持って鳩山首相の発言を私以上に評価し、発信して戴きたい。仲間内からの声援なくして、元気は出てこない。
ここは一致結束し、みんなで沖縄の負担軽減に向けて、鳩山首相と一緒に頑張ろうという声を上げていこうではないか。
10時から社団法人千島歯舞諸島居住者連盟の平成22年度通常総会に出席。
「鳩山首相は、今年3回、6月のカナダでのサミット、9月のヤロスラベリでの国際会議、11月横浜市でのAPECでメドヴェージェフ大統領と会談する予定である。
ここで平和条約交渉をダイナミックに進めたいと考えているので、期待して戴きたい」と挨拶する。
5月11日、モスクワの外交アカデミーで講演した際、「日ロ関係は、過去10年間において停滞とも言える状況だった」とパノフ学長が話されたことを引用すると、私の後に挨拶した町村信孝代議士は「私も外務大臣として、水面下でやったんですが」と言った。
結果を出さず、しかも後退したことは事実である。この程度の認識ゆえに、日ロ関係が前進しなかったのだと思うと、腹立たしい限りである。
とにかく、鳩山首相で解決できなければ、未来永劫、この問題の解決は望めない。それゆえに、周囲が鳩山首相を支え、鳩山首相には乾坤(けんこん)一擲(いってき)の勝負をして戴きたい。
札幌事務所でテレビインタビュー、新聞の取材を受け、18時から新党大地5月例会。一週間の超短期の案内にもかかわらず、熱心な大地関係者が来て下さる。モスクワ訪問と参議院選挙について話す。
7月11日が投票日となると、今日からちょうど一ヶ月後が公示である。緊張感を持ってやっていくことにする。
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国民が生んだ政権を、見づから見捨てるにはまだ早いという事だ。
今後も、総理・幹事長には車の両輪として機能して頂きたい。
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