日本に代替施設は一切必要なし。グアム、テニアンがある。

ルーピーは、こんな状態を決着などというつもりじゃないだろうな。

山崎養世が激しく前原誠司を詰った動画をYoutubeで見たが、マスコミはこの失態続きの前原を小沢を口撃できる閣僚というだけでマニフェスト破りを黙認し前原を付け上がらせている。事業仕分け第二段と銘打ちネット中継しているが一体どこまで有用性を国民に植え付けられるのか大いに疑問だ。
返す返すも去年の小沢代表辞任のカウンターブローは効いていたと見るべきだ。
民主党の脇の甘さは野党時代から事欠かないが、ここに至って致命的ともいえる事態を引き起こしてしまった。
参院選、おそらく民主党は負けるだろう。
といっても衆院の議席数は圧倒しているから、衆参のねじれが再び再現されることになるだろう。
自民党も萎んでしまうので、第二自民党のみんなの党が勢力を伸ばし、公明党と縮小した自民と組んで最大会派をつくり、民主党の挙げた法案審議をストップさせるべくいろいろな手を打ってこよう。
マスコミは目の色を変えてさらに民主党政権叩き、小沢叩きを連日報じるだろう。
題名は「民主党、参院選敗北！過半数を取れず。小沢幹事長の辞任は決定的」から始まるだろう。

むろん参院選で民主党が過半数を取れないなら小沢の辞任は決まったも同然。何より小沢は決意を秘めてこれに当たっているのだから。
政治主導を掲げても、やはり口先だけの理屈政治では実務を心得ている官僚には敵わない。
鳩山政権の命運は閣僚任命のときに既に運命が決まっていたというべきであろう。
それにしても・・・それにしても気に恐ろしきは日本の官僚組織の手ごわさである。
検察というコワモテを表門に配置し牽制させつつ、裏門では外務官僚や防衛官僚、官邸に蔓延る次官たちにいいように振り回され、気付いたら丸めこまれていたというわけだ。

しかし、あえてそれでも希望がないわけではない。それは沖縄の方たちの激しい怒りの声と反対だ。
米国にとって怖いのは民意で生まれた政権が自らの公約を守れずに大衆から離反され潰えてしまうことだ。現在の政治状況は民主党に代わる受け皿がないことを米国は知っており、責めすぎてチャンネルが途絶えればその怒りの矛先は米国に向かうことはいうまでもない。
だから今回米国はステートメントを出していない。
マスコミも民主党が倒れればそれで済むわけではない。沖縄の声、日本各県の米軍移転反対の声は民主党に一泡吹かせてやれで済まないのだ。
ではそういうマスコミ自身はどうしたいのかという問いを国民から突きつけられている。
辺野古移転が反対なら強制的に建設工事に取り掛かるという決断を鳩山政権は取れるか？
おそらく取れまい。それをやれば民主党政権は飛ぶ。しかしそこまで鳩山をギリギリ追い込まねばなるまい。
身を捨ててこそ浮かぶ背もあれ、沖縄の怒りは鳩山に決断(移転断念、県外移転)を強要するだろう。
だがそれで政権は生き残れるのだ。鳩山よ再考せよ。それしか手はない。

これで辺野古移設は完全に消えました。
米国は地元の合意、理解のないものは、受け入れないでしょう。
沖縄県民は勿論、全国民、世界の環境団体など反対運動は激しい
ものになるでしょう。
鳩山首相の腹案は辺野古移設を潰すことが、はっきりしましました。

だからまず地元に反対させる。
これって鳩さんの作戦じゃない。

産経新聞はこの踏み絵に気付いており用意周到に、鳩山政権を追い詰めるな、沖縄の民意を反対一色の報道で政権が窮するなどと書くのは逆に寝た子(日本国民の基地反対)を揺り起こしかねないので盛んに懐柔に転じるような優しい口調の記事を署名入りで載せはじめています。
だから鳩山政権はこの問題で追い込まれたほうがいいのです。
危険な賭けですけどね。

これからは今まで以上に「内閣支持・不支持」と「民主党支持・不支持」を
明確に分けて考えないといけませんね。

反小沢行動をとった閣僚どもの首を一刻も早く切れ。