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政府 日米合意焦る 『沈没』奇貨に普天間解決?(東京新聞) http://www.asyura2.com/10/senkyo86/msg/801.html
「東京新聞」佐藤圭記者の記事は、ニュアンスの違いはあるものの良い所を突いているのではないか。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010052202000076.html <スコープ>政府 日米合意焦る 『沈没』奇貨に普天間解決? 二十一日のクリントン米国務長官と鳩山由紀夫首相、岡田克也外相との会談では、韓国海軍哨戒艦沈没事件で緊迫する朝鮮半島情勢を奇貨に、日米同盟の足かせとなっている米軍普天間飛行場移設問題を解決させたい日本側の思惑が色濃く出た。だが、首相が決着期限に定めた五月末を目前に、対米交渉は依然として難航している。 (佐藤圭) 首相は会談後、記者団に「北東アジアに大変緊張感が漂っている時、日米同盟の重要性で一致できた。普天間問題は五月末までに(日米で)合意すると言ってきた。クリントン氏もその考えで努力していただいている」と力を込めた。 北朝鮮への圧力を強めるためには、米国との連携が欠かせない。担保となるのが日米同盟だ。それを軌道に乗せるためには、普天間問題の解決が必要というわけだ。 ところが、普天間問題の出口はなかなか見えてこない。 鳩山政権は、移設案の大枠を盛り込んだ日米合意文書の発表などで「五月末決着」を取り繕う方向で調整しているが、関係自治体や社民党は反対している。 このため首相や外相には、沈没事件への対応を大義名分に日米合意文書を取りまとめ、「五月危機」を乗り越えたいとの思惑が見え隠れする。クリントン氏との会談はその格好の舞台だった。 岡田外相は会談後の記者会見で「(沈没事件は)普天間問題に直接影響するものではないが、日米同盟の重要性を国民に再確認させた」と強調した。 しかし、日米合意文書の作成も簡単ではない。クリントン氏は会談後の記者会見で「運用上有効で、政治的に持続可能な解決を両政府は追求している」とくぎを刺した。 実際、クリントン氏の来日に先立ち、外務省で開かれた審議官級の実務者協議では、一部訓練の県外移転などで現行計画との違いを出そうとする日本側と、米側との隔たりは完全には埋まらなかったようだ。 首相らは危機感をあおってはみたものの、結局は普天間問題を抱えたまま、北朝鮮包囲網の構築に腐心することになりそうだ。
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