これまで米軍の抑止力を煽り立ててきた岡本行夫氏が形勢を見て、どうやら誤魔化しの転身を図ろうとしているようだ。

＜参照＞

我々は今、戦後最大の岐路にある（マガジン９条　岡留安則）
http://www.magazine9.jp/okadome/100224/

右傾化する朝日新聞を講読できるか（鹿沼のダム）
http://damhantaikanuma.web.infoseek.co.jp/Sonota/ampoAsahi.html

「朝日」てい談の暴論／核持ち込み認め、三原則堅持？（しんぶん赤旗）
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2010-01-22/2010012202_03_1.html

========================================

http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20100518rky00m010010000c.html
ウェブ魚拓：http://megalodon.jp/2010-0521-1140-21/mainichi.jp/area/okinawa/news/20100518rky00m010010000c.html

普天間移設：辺野古移設は「困難」　識者鼎談（毎日新聞）

　【東京】米軍普天間飛行場の返還・移設問題について、琉球新報社は１７日、港区の共同通信本社で、安全保障や沖縄問題に詳しい外交評論家の岡本行夫、東京大学教授の藤原帰一、早稲田大学大学院教授の江上能義の３氏による鼎談（ていだん）を開いた。鳩山政権が政府案として５月中の日米合意を目指す名護市辺野古沖への移設案の実現性について、３氏は「実現は困難」との認識で一致した。

　鳩山由紀夫首相が５月末という期限を定めた政権の交渉手法も「失敗だった」と指摘。在沖海兵隊の抑止力や基地受け入れと引き替えに実施されてきた振興策の功罪についても多様な意見が交わされた。

　在日米軍の抑止力について岡本氏は「私は沖縄に海兵隊が必要と言っているわけではない。日本に海兵隊が必要かどうか、どの程度必要か、ということを米国と十分な対話をしてこなかった」と述べ、これまで日米両政府による議論が不足していたとの認識を示した。

　藤原氏は、今後、沖縄県外でも新たに米軍専用施設を建設することは難しいとし、解決策として既存の自衛隊基地の米軍との共同使用の拡大が考えられるとした。江上氏は「命を大切にする政治や東アジア共同体など、鳩山政権が発足当時掲げた方針は沖縄が共感する部分が多い。基本に立ち返り、県外、国外移設の努力をしてほしい」と述べた。

　司会は松元剛政治部長が務めた。

（琉球新報）

2010年5月18日

コメント
01. gataro 2010年5月21日 11:51:41: KbIx4LOvH6Ccw: Gup6leLEA6 琉球新報の元記事はこちら　↓ 辺野古移設は「困難」　普天間問題 識者鼎談 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-162222-storytopic-3.html
02. 2010年5月21日 11:54:34: u8T2aRIP9Y 琉球新聞も所詮記者クラブメディア。
03. 2010年5月21日 12:52:18: 27lMqLnAT2 辺野古移設は「困難」であるため普天間継続しかないのでしょう。 ただ、何度も墜落事故を起こしているオスプレイ（未亡人製造機）の配備にはいかがなものか！基地周辺に墜落して多くの犠牲者が出ると予想される。
04. 2010年5月21日 12:54:37: or8hYPB3AU つまり「辺野古埋め立て案へ回帰」というのは、５月末決着先送りへの前ふりだったわけですね。
05. 2010年5月21日 13:49:30: 27lMqLnAT2 もう辺野古移設をしてもらい普天間から出て行ってもらうしかないだろう。 沖縄出身の民主議員が、２１４年に大幅にグァム移転する米軍の計画を述べていたが、それは無いと思う。もっとも米中で話が出来ているのであれば怖いことだが。 米国は日本の領有問題には関与しないとのことなので、尖閣諸島などは危ういものだ。それと中国が日本との境界線で約束を勝手に反故にして油田を掘ってるが、それも日本の出る幕はなさそうだ（中国の主張は、大陸棚は中国のものである）。ホントかどうか知らないが大油田が眠ってるらしい。 今後十年後、日本の上場企業がどれほど残っているだろうか？真剣に考える必要があるのではなかろうか。 「変わる日本と中国の学生」と「買収される日本の金型メーカー」http://www.youtube.com/watch?v=UcyxBLQPozM&feature=player_embedded
06. 2010年5月21日 16:02:27: Zuo9mHMINl 岡本行夫が米国隷属態度から変節？のような記事だが、機密費配りの対象評論家だったのとは違うか？　岡本先生の回りもしっかり嗅ぎ回らなければなりませんな。
07. 2010年5月21日 16:05:51: FHVyh15Kso 岡本氏の軌道修正は、米国筋から「このまま普天間基地の反対運動が嘉手納基地にまで飛び火したら大問題だぞ、もう少し上手くやれ」と怒られたのだろうか。 現時点で、辺野古沖の埋め立てができる、と考えているのは平野官房長官ぐらいだろうか。 尖閣問題は、日本と中国の問題ではあるけど、厳密には北京政府というより台湾との問題である事を、日本人は忘れがちだと思う。 北京政府の立場は、中国の一部である台湾が自分達の領土だと主張しているのだから、我々の領土だ、という立場。北京政府の外交は本当に狡猾。 北京政府と台湾と（そこに香港の右翼も加わる）を相手にしないといけない。 反共の友と思っていた台湾がいきなり「共産党政府一緒に尖閣は俺達の領土だ」と言いだしてくる、そんな状態。 「米軍が尖閣の」なんていう幻想は捨て去って、中台を相手にできるきちんとした戦略を持たないといけない話だと思う。
08. 2010年5月21日 17:36:52: 4EEfCI74Co http://www.videonews.com/asx/interviews/100515_sakurai_300.asx

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