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アメリカが洞ヶ峠を決め込むなら (八国山だより) http://www.asyura2.com/10/senkyo86/msg/636.html
http://blog.goo.ne.jp/pat521215/e/32c81a2b786ba532e2f0fd377935c424 2010-05-18 16:39:39 正確には洞ヶ峠というよりは関知せずという態度ではあるが。1週間前の記事「日米安保条約とは結局日本が米の軍事的属国であると日本人を意識付けるためのもの?」(http://blog.goo.ne.jp/pat521215/e/bc4666c1e70524965a464bed8acdc98a) で言及した「元外務省情報局長の孫崎享氏インタビュー:岩上安身氏-5」(http://sun.ap.teacup.com/souun/2662.html)では、孫崎氏はブッシュ前大統領は竹島が韓国領であることを承認していると述べていた。加えて尖閣諸島に対するアメリカの態度である。安保条約は屁の突っ張りにもならない。 確かに日米安保条約ではアメリカは自国の国益が損なわれる場合にだけ日本と共同して戦えばいいことになっている。実際のところ日本は自らの力で日本と日本にいる米軍を守っており(恩着せがましく日本を守ってやっていると思っているアメリカ人が多いのだろうが)、アメリカの都合で日本に基地を置いているのになぜ思いやり予算など駐留経費を負担してやる必要があるのだろうか。 卑近なたとえでいえばこう言えるのではないか。 日本という大家がアメリカという下宿人を置いている。この下宿人、よそんちに言いがかりをつけて殴り込みするぐらいの気性で腕力もある猛者である。よそからはこの下宿人が大家のボディガードとみられることもある。大家はこの下宿人からは家賃も取らないどころか逆に光熱費を負担してやっているだけでなく少々の小遣いも。だが実際のところは大家は自分で自分の身は守っているし、それどころかこの下宿人は時々大家の娘にちょっかいをだし困らせていることもある。こんな下宿人と大家の関係は異常で、世間一般ではありえない。 日米安保で日本が守られていないなら日本の安全にとって在日米軍基地は必要なく、かつて小沢氏が述べたように第七艦隊だけでいいのではないか。 日米安保で日本は守られているという美しい誤解がおそらく世界中にあり、その誤解を生み出していたアメリカのこれまでには感謝しつつもそろそろお引き取りいただいてもいいのではないか。すぐの撤退は無理でも少なくとも基地使用料は徴収するべきである。 「本のセンセのブログ」氏の「普天間日米交渉の行方・5月末の期限の意味〜〜@matsudadoraemonつぶやき編集」(http://honnosense.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/5matsudadoraemo.html) によれば、 ジョセフ・ナイ教授が 「海兵隊は無くとも嘉手納の空軍があれば極東アジアの安全は保てる」と豪語するだけの実力部隊だ。 嘉手納の米空軍の抑止力に頼らざるを得ない現実を踏まえて 「すべてを県外とはいかなくなった」と鳩山首相は考えるに至ったようだが、 ともあれ鳩山氏の「迷走」ぶりのおかげで沖縄県や鹿児島県(徳之島)に基地はいらないの気運が高まった。普天間や嘉手納で行われてきた米軍の飛行訓練を、今度は全国各地の基地に分散しようとしている鳩山氏は日本全国に基地はいらないの気運が高まることを画策しているのではないか。OR専攻の博士号を持つ鳩山氏のことだから。
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