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【「官房機密費問題−野中証言考その4】 れんだいこのカンテラ時評730 http://www.asyura2.com/10/senkyo86/msg/632.html
http://otd10.jbbs.livedoor.jp/1000013618/bbs_plain れんだいこのカンテラ時評730 れんだいこ 2010/05/18 22:51 2010.5.28号「週刊ポスト」が、官房機密費受領問題を正面から取り上げている。「マスメディアは既に『けもの道』にどっぷり浸かっていた!」、「『世論誘導工作に巨費投入』の全容を白日のもとに曝し出せ」、「なぜ大新聞・テレビは野中広務氏が暴露した『官房機密費』を追及できないのか」の見出しが並ぶ。 こうなると、ライバル誌「週刊現代」と比べて見ねばなるまい。あらまっやっぱり影も形もない。「週刊現代」は講談社、「週刊ポスト」は小学館発行。恐らく今後は講談社は斜陽化、小学館は奮闘努力の甲斐あって未だ脈ありと云うことか。僅かなシグナルで、こういうことが分かる。 それにしても、「週刊現代」はこれで立て続けに「松岡農相変死事件」、「三井環現役検事の検察裏金告発事件」、「官房機密費受領問題」をスル―したことになる。いずれもジャーナル的に重要な意味を持つ事件ばかりなのだが。毎号叩くのは小沢幹事長ばかりという政治主義的偏向を繰り返している。「週刊ポスト」と比べて編集長次第でかくも論調が異なることになるという好例となっている。そろそろ「週刊現代」見るのもやめようか。ところで編集長は誰なんだ、誰か教えてほしい。公共関心事だから構わないんだ。 ところで、「週刊ポスト」記事は次のように述べている。野中氏から拒否したと"名指しされた田原総一朗の弁として、「受け取るのが永田町の常識で、拒否するのは非常識」とある。オィオィ田原よ、ジャーナリストが臆面もなくこう云ってはお仕舞いよ。そういう常識観の御仁が小沢民主党幹事長の「政治とカネ」疑惑を追及していることになるが、唖然とするしかない。 れんだいこ史観によれば、田原とは、ロッキード事件で角栄包囲網の敷かれる中、果敢に「アメリカの虎の尾を踏んだ田中角栄」論文を発表し、角栄政治訴追派の虚構の正義を衝いた。これにより注目された言論士であった。その後の田原は、カネと出世で籠絡されたとしか考えられないがネオシオニズムの虜(とりこ)になり、約束通り出世街道を登壇し今日の地歩を固めている。ズブズブの検察ファンの立花とは毛色が少し違うが、共に身売り派には違いない。こういう御仁に限って、正義ぶるところがある。老いた今、ナベツネ同様に老醜を晒すだけの誰も見向きもしないピエロになる。一時の栄華に良心を売った者の行く末は必ずこうなる。これが歴史の法理である。 中村慶一郎は、「政治評論家に官房機密費を配っていたのは事実です・・・自民党政権時代の悪習であり、恥部ですよ。・・・」と認め、本人は受け取りを否定している、とある。中村がこう認めているということは、貰っている者をかなり知っていると云うことだろう。中村証言の意義は、野中証言を追認したところにある。 ところで、れんだいこは「自民党政権時代の悪習」だとは思わない。政治のツネだと思う。問題は、買収された者が買収言論に走ることにある。族議員が金主命令により族利権に走るのと同様である。れんだいこは、言論利権に手を染めている者が族利権を批判している構図が我慢ならない。中村慶一郎は本来、官房機密費の生態を知っているなら、それによる言論買収の実態を告発すべきだろう。「自民党政権時代の悪習」などと言い逃れしてはならない。言論界のメンツにかかわる重大事として内部告発するのが筋だろう。まっ期待するだけ野暮というものだろうが。 「週刊ポスト」は次のように指摘している。「欧米などは機密費が日本の20倍から30倍と多額だが、アメリカなどでは『2ドル・ルール』『5ゴル・ルール』があり政治家からコーヒー代などを越える金品の提供を受けてはならない、という自主的ルールがあるという。日本では、特に政治部記者に対しては日常的に官房機密費が配られていた歴史があり、官房長などとのオフレコ会食で秘書が現金付き手土産を記者に渡す。記者の転勤や出産、家の新築などの機会に官邸から現金入り(5・10万円)の祝いの品が届けられる、ということだ。その記者が社の幹部になり、退職後は政治評論家を名乗りだす。そこでもまた機密費に与り、審議会などのメンバーでまた機密費を受け取る。こうしたことが何十年と続けられてきた、と思うだけでゾッとする」。 こうなると、日本の言論界は、否世界でも恐らく実態は同じなんだと思うが、要するに大人に成人していないんだな。まだ子供段階であり、これを悪質にすると「ケモノ道」になる。「ケモノ道」と云うとヤクザが代名詞だが、紳士ぶって上品そうに弁舌し先生先生と持て囃されている連中が実は「ケモノ道」界隈に棲んでいる御仁であるという舞台裏が見えたということだな。 こ奴らは、紳士ぶるだけヤクザより質が悪いと云えるかも知れない。何しろ足りると云うことを知らないらしい。稼いでいるうえになお欲しがるらしい。ブリがつくのかなカネというものは。何に使うんだろうね。れんだいこもあやかりたいが教養が邪魔する。 もとへ。要するに、「官房機密費受領問題」は、「政治とカネ問題」で小沢を突いていた連中に、同じ論理と論法でブーメランが戻って来たと云うことにある。連中がどう弁じるのか居直るのか、小沢のそれより百倍面白い。これを書けば売れるだろうに、新聞各紙が一様に沈黙している。恐らくこのままどの社も記事にしないのだろう。それでいて、紙面委員会などがあってさも真っ当そうに検討していると云うからお笑いである。 只の一社でも良い、どの社が「言論とカネ問題」特集を組むか組まないか、当てっこしたくなる。腕組みして考えたら、共産党の赤旗が浮かんだ。しかし今、野党同盟で自民党と口裏合わせて民主党批判のボルテージ挙げている時でもあり組むだろうか。それより例え組んでも、お定まりの角栄が元祖元凶、小沢が悪いと云う風にすり替えるんだなきっと。得心する方にも問題ありだよね。だから他のところで探すとえーとえーと。 2010.5.18日 れんだいこ拝
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によりますと、 鈴木章一編集長時代(第二期)
4.^http://www.uwashin.com/2004/new0404_12.html ●週刊誌が東京都の「不健全図書」条例でコンビニ販売で大ピンチ『ポスト』はヘアーヌード全廃で編集長も交代『現代』編集長は失脚!
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