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米軍実弾訓練 危険な嘉手納も撤去論議を (琉球新報) http://www.asyura2.com/10/senkyo86/msg/372.html
2010年5月14日 訓練は常駐機だけでなく、米海兵隊岩国基地(山口県)所属のFA18戦闘攻撃機など「外来米軍機」が沖縄に飛来し、県民の頭上で暴れまくっている。 しかも、住宅密集地にある嘉手納で危険なクラスター爆弾を使った実弾訓練が実施されているという。即刻、訓練を中止すべきである。 クラスター爆弾は、一発の爆弾の中に仕込まれた多数の子爆弾が、広範囲にまき散らされ、爆発する殺傷能力の非常に高い爆弾だ。 アフガニスタンなどで使用され、多くの命を奪ったが、旧型では子爆弾の1%が不発弾として残り、無差別な二次被害を生んでいる。 対人地雷と同様、「非人道的兵器」として、禁止を求めるオスロ条約に日本など104カ国が署名し、ことし8月発効の予定だ。 だが、地域紛争の火種を抱えるインドやパキスタン、韓国などは署名せず、米国、ロシア、中国の三大保有国は条約を否定している。 嘉手納での米軍機による実弾訓練では、クラスター爆弾のほか大型爆弾も台車で大量に運ばれ、滑走路上で戦闘機に装着されている。 12日は訓練中に不具合を起こした戦闘機が緊急着陸し、騒然とする様子も確認されている。 周囲は住宅密集地である。嘉手納町民にとどまらず、上空を飛び交う沖縄市、北谷町、読谷村など周辺住民は爆音と爆発の危険の恐怖に震えている。 問題がより深刻なのはクラスター爆弾の使用の有無すら外務省沖縄事務所が「承知していない」(久野和博副所長)ということだ。 取材を受け初めて「米軍に確認を進めたい」(同)と動く。県民の命を軽視する、あまりに無責任な対応ではないか。 日米安保条約を盾に、米軍は深夜未明の離着陸を強行し、住宅密集地上空で国際的に禁止される無差別大量殺害兵器の訓練を実施する。 命を守るはずの安保が県民の命を脅かす。そんな「安保の暴挙」が、沖縄ではいつまで続くのか。 返還・移転問題が政局を揺るがす「普天間」のみならず、嘉手納飛行場も「世界一危険な基地」にほかならない。撤去を論議したい。
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