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新小泉劇場と小沢悪党論に食らいつくメディアの自壊/苦労知らずの四世世襲貴族・小泉進次郎を救国の英雄に祭り上げるマスコミ http://www.asyura2.com/10/senkyo86/msg/330.html
■新小泉劇場と小沢悪党論に食らいつくメディアの自壊 弁士みのもんた、悪漢小沢一郎、正義の味方小泉進次郎。 石川議員の裏金受け渡しシーン捏造で知られるTBSのちゃんばらワイドショーは今朝も早よから、 自民党は小泉進次郎という1年生議員が看板だ。昨日の衆院内閣委員会、強行採決を予想して最後の質問者に彼を起用した。 小泉は党国対の期待に応え、国家公務員法改正案を採決しようとする委員長に制限時間を超過しながらも大声を張り上げて食い下がった。 思惑通りだった。テレビ局はこのシーンに飛びついた。 おりしも小沢一郎に東京地検が三度目の事情聴取を要請したニュースがある。 日々、このような番組をつくっていれば、条件反射的に戯画のような企画を思いつくものだ。 われわれ一般視聴者の眼前で起こっている政治の断片は、ほとんどがテレビ局の自作自演といっていいい。 「鳩山は頼りない」「小沢のすることは全て悪」「小泉はさわやか」。 こうして、さしたる根拠のないまま世間で常識化している観念に、活字メディアの記者たちも悪乗りする。 本来なら、テレビが情緒的な分、活字メディアには冷静な分析が求められる。 「字になる」、つまり原稿になるネタを見つけるひとつの方法は、メディアの繰り返し報道でつくりあげられたイメージにうまく引っ掛けることだ。 「鳩山は頼りない」「小沢は悪だ」というような、人間の多面性を無視したひとつのレッテルを貼り付けておくと、自在に記事がつくれる。 たとえば、小沢一郎の誘いに乗って、参院選出馬を決めた谷亮子について、どういう切り口で書くか。 この国の政治改革を進めた小沢、ずっと谷を支援してきた小沢、どちらに引っ掛けても今の世間の空気に逆らうことになり、書きづらい。 空気のかもし出すまま、小沢悪人説に結びつけるのなら、マスコミみんなやっていることだから安心だ。 こうした楽な記事の書き方の見本を、朝日新聞の有名コラム「天声人語」(12日)にも見ることができる。 >谷さんの横の小沢幹事長が「百万、千万の味方を得たような」と語ったのは、もしや票数の話か。(中略) ここでは、「選挙のことしか頭にない」というレッテルを貼られた小沢が登場している。 谷については「好人物」だとファンを意識した予防線をまずは張り、 中畑清、堀内恒夫の名もそれこそオマケのようにあがっているが、明らかにターゲットは小沢と谷だ。 それはさておき、「プロ意識と手腕を持つ」とは、どういう候補者をイメージしているのだろうか。 コラムのなかで、あえてその説明とおぼしき部分をピックアップするとすれば、 これで、ああ、あの候補者ならこれに該当すると心底思える人物が何人頭に浮かぶだろうか。 関連: さっきニュース映像で小泉の息子の内閣委員会での顛末の映像を見たが、 テレビの中では小泉の息子に期待するとか言っているヤツが谷亮子や三原じゅん子ら芸能人の擁立に激しく怒っている。 小泉進次郎より何倍もマシだと思うよ タレントや有名人は自分の力でそのポジションを獲得した分、 小泉家のような世襲貴族の家に生まれれば、誰だって、国会議員になれる。
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