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小沢幹事長 選挙布石を終え、ウルサイ蠅の除去に乗り出す (世相を斬る あいば達也) http://www.asyura2.com/10/senkyo86/msg/298.html
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/fd6d4ee8475c2835af155dc5ea52dc26 2010年05月13日 朝日新聞はじめマスメディア各社は普天間移設先が辺野古沖「くい打ち桟橋方式」と徳之島だけが現在開かれている日米実務者協議と決めつけているようだが、誤報だったらどうするつもりなのだろう?「みんなで渡れば…」で言い逃れるつもりでいるのだろうか? 鳩山の「腹案」は未だにマスコミに漏洩していない点が面白い。今週の週刊ポストの記事によると、鳩山の「腹案」に辺野古は含まれていない可能性さえ出てきているのだ。(笑) 普天間問題もさることながら、「内閣人事局」設置などを柱とする国家公務員法改正案が委員会で可決、鳩山政権は粛々と改革の一歩一歩を進めている。 正直、普天間が政治の全てではないのだから、マスメディアももう少し政局絡みではない報道も行うべきだろう。その上、5月政局と囃し立てていた「鳩山・小沢退陣」は大外れ、逆に反転攻勢に眼を白く黒させている体たらくではないか。 そんな矢先、小沢幹事長に対する検察審査会の「起訴相当」の議決を受け、東京地検特捜部が再度小沢幹事長への任意の事情聴取を要請したと、NHKはトップニュースで伝えていた。(近々このNHKたるものをぶった切るコラム書きます) 地検特捜部の小沢、石川議員への再聴取は検察審査会の議決があった時点からの既定路線であり、トップニュースにする類の話ではない。しかし、参議院選挙の下準備と云うか大方の勝利の布石を終えた小沢民主党幹事長は重い腰を上げるようだ。政倫審への出席と再度の説明を行い、一定のけじめをつけて選挙モードに突入しようと腹を決めた。 政倫審での小沢の説明は有権者への説明であり、野党やマスメディアへの説明ではない。しかし、結果的に野党への説明でもあり、マスメディアへの説明にもなる。おそらく、野党もマスメディアも「不十分な自己弁明に過ぎない」等と言うのだろうが、説明は説明だ。やっていない行為をやっていましたと言わせる思惑こそが情けない。 日本のマスメディアは政治記者でありながら、政治も論ずる事が出来ず、芸能記者化している。主筆レベルの男が揃いもそろって狂信的確信犯なのだから、部下たちは似たりよったりの記事を書いて日がな一日を過しているのだろう。 朝日新聞の購読者の落ち込みが最も酷いらしい。朝日のコアを形成していたリベラルな国民を全面的に裏切ったのだから、しっぺ返しは当然の報いだ。しかし、営業部が編集に親米ネオコンよりの報道を強制しておきながら、今度は編集が偏るから、固定客が逃げているのだと文句を言っているらしいが滅茶苦茶である(笑)
そもそも、地検特捜が小沢幹事長の不起訴が決定した段階での記者会見で、もうチョットで起訴出来たみたいな悔し紛れな発言をした結果が恥の上塗りのような泥試合をすることになったのだから、自業自得そのものである。 この早い段階での再聴取は、検察が新たな事実など見つけられず、再度「不起訴」とすることを示唆している。正直、東京地検特捜部はこの陸山会問題に早く終止符を打ちたいのだろう。大鶴検事がどうだこうだ言う輩も居るが、人事面で万事窮している。 政倫審で「事実無根」を明らかにするにあたり、地検特捜が1年がかりで記載ミス以外見つける事が出来なかったと云う事は「実は何もなかった」訳である。野党の質問者が検察も確認出来なかった事実を出せるはずもない。NHKは公共放送局として、生中継と云う責務を逃れる事は出来ない。 この政倫審への出席は一つのけじめと判断して、小沢幹事長は更なる選挙活動に邁進する事になるのだろう。 勿論、参議院選後に検察審査会の二度目の起訴相当、強制起訴と云う流れもあるだろうが、おそらくそれまでにマスメディアの論調は大きく変わらざるを得ないだろうし、政倫審での小沢幹事長の説明を受けた審査員が一回目同様の議決を出す可能性は低くなるだろう。 仮に最悪「強制起訴」の議決なされた時には、「推定無罪」の法治国家の規則にのっとり、粛々と公判で決着をつければ良いだけの話である。 国民の多くが未だマスメディアや警察・検察を信用することは悪い事ではないが、そのような風潮がある間にこれら組織は軌道修正を試みて欲しいものである。力づくで修正されることを潔しとしないのなら、自ら襟を正すことだ。 襟を正すは、民主党や鳩山や小沢ではない。マスメディア、警察・検察、自民党清和会、小泉竹中、仙谷・前原・枝野である。
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