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週刊ポストスクープ 鳩山が画策するウルトラC 「普天間県外移設」丸秘計画書 http://www.asyura2.com/10/senkyo86/msg/155.html
この手の記事なら週刊朝日やらサンデー毎日などでたびたび最もらしく報道された。今回もガセであるかもしれない。だが、時期が時期である。私はこの計画が本当である事を願ってやまない。 ポストが手に入れたのは「総理試案の概要 九州地区移設・ローテション案」と言う表題のつけれた本文はA4 判一枚だが、複数の付属文章が添付された文章だという。作成日は2010年1月12日、これの後も何度か推敲され最終案が提出されたのは4月に入ってからだ。(ポストはそう書いている)「腹案を用意している」鳩山首相が3月31日の党首討論で語ったのはこの総理試案を念頭においたものだったそうだ。党首討論や会見で腹案の中身について語らなかったのは細部の詰めと根回しが済んでなかったからだろう。 文章の中にはこれまで新聞各紙が報じてきた「徳之島案」も「桟橋案」も「ホワイトビーチ埋め立て案」も出てこない。文章で示されているポイントは三つ ポストの入手した付属資料には具体的な移転計画の詳細なチャートがあった。第一案は海兵隊移転先として第一案は宮崎県「新田原基地」現在は航空自衛隊第5航空団が使用しているが自衛隊の玉突き移転を提案している。基地の面積は普天間の2倍で07年から日米共同訓練が行われれており、米軍の要請でC-17大型輸送機あ離着陸できるよう2700メートルの従来の滑走路に加え同じ長さの滑走路が5月末に完成予定だ。しかも来年までは200人の米兵を収容できる宿舎も完成予定だ。すでに米軍の使用は地元に了承を得ており周辺の学校は二重窓と冷房設備が取り付けられるなど騒音対策も完了済みだ。 第二の移転先は鹿児島県「鹿屋基地」である。こちらも2250メートルの大型滑走路に加え、1200メートルの第二滑走路もあるので規模的に文句ない。 腹案の作成経緯についてもポストは報道している。おおよその骨子がまとまったのは昨年暮れ、当時鳩山内閣は移転先について「年内決着」という言葉を使い、米国との交渉で成果の出せない外務省と岡田克也外相らは「辺野古でやむなし」とあせり始めていた。12月はじめに鳩山首相と小沢一郎幹事長が会談、小沢幹事長が「外交の最高権限は総理にある。トップ交渉でやるべきだ」と鳩山氏の背中を押した。その後の鳩山首相の言動を見ていると腹案に狙いを定めたことがよくわかる。「沖縄県外」と言い続け9万人集会や徳之島での反対集会などを受け繰り返し「沖縄の民意を受け止める」と発言してきた。そして「腹案はある」「全くぶれてない」とも強調した。最近になって「沖縄県にも一部、負担してもらわないといけない」と言い始めたことも、前述のローテンション案を頭においていたとすればつじつまが合う。 腹案の作成者もはっきりしている。10年以上前から鳩山氏のブレーンとして活動してきた桜美林大学院客員教授の橋本晃和氏を中心とするグループだ。鳩山首相の安保理念である「常駐なき日米安保」と言う考えをサポートしたのも橋本教授であると言われる。 では何故腹案は5月末のぎりぎりまで日の目を見ず、秘密扱いされているのか。与党幹部は語る。「鳩山内閣の脆弱さの表れだ。閣内には辺野古案で纏めようとした岡田外相やこの問題の担当として自らの主導で進めようとした平野官房長官ら艇庫勢力がおり、特に平野氏は徳之島案や、桟橋案、ホワイトビーチ案などあっちこっちから持ち込まれた可能性の低い案に次々飛びついてマスコミにリークし世論を迷走させた。総理が”平野に任せいるから”とそれを止めなかったことは批判されても仕方がない」 鳩山首相は沖縄訪問の前日、平野氏と二時間日本料理屋で会談しているが万策つければ腹案を出すという相談をだったという説もある。
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