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「外圧から内圧」へ、志も理念もない「嫌小沢派」は無視すべし!(再掲) (日々坦々) http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/931.html
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先日のエントリー≪「対立軸」・「磁極」・「水滴」としての小沢一郎≫ ≪現在、「小沢独裁」を批判する自民党の「第3極」派の政治家たちにしても、民主党の「反小沢グループ」である仙石由人・国家戦略相や枝野幸男・行政刷新相らにしても、小沢氏の存在を抜きにして「日本をどんな国にするか」という理念やビジョンを正面から国民に問うたことがあっただろうか。皮肉な言い方をすれば、この国の政治家にとって、「政策を磨いて国民の支持を得る」ことより、「小沢氏を批判して対決する」ことのほうが、手っ取り早く政治の檜舞台で脚光を浴びる道だったといえる。≫ 党内での閉ざされたやりとりを録音して外部に流すなど、これ自体を問題とすべきで、この行為により解任はもちろん、離党勧告してもいいくらい反党行為であることは間違いない。こんなことを放置しておけば党内でのホンネの議論が不可能になり疑心暗鬼に陥り、ますます亀裂が生じてしまう。今一度、党執行部はこの問題を雑音は無視して議論すべきである。 「密約文書」にしても、密約自体は二国間で必ずあるもので、密約内容については議論の余地(核持ち込みなどは論外で追及されるべし)はあるが、この国家的な重要文書を一公務員が廃棄処分していたことをもっと問題にすべきであると思う。これについては別の機会で考察してみたい。 今回の騒動で「反小沢勢力」が、これに乗じて昨年の小沢代表辞任と同じ状況にもっていきたいのはミエミエで、ある意味連携しているようにも映る。 様々な組織の中には必ず「反小沢」というか「嫌小沢」は存在し、こういうタイミングで狼煙(のろし)を上げる。テレビ、ラジオ、新聞、週刊誌、ネット、評論家、コメンテーター、フリージャーナリストなど、小沢嫌いな人たちがここぞとばかりに小沢氏の政治手法を批判し、言ってもないことをあたかも小沢氏が指示したかのように書きたて、「小沢=悪」を騒ぎ立て、国民に刷り込ませている。個人的な趣味趣向レベルでのコメントならまだしも、小沢嫌いな政治家、官僚、検察、警察、財界人、マスコミ人などが、「三宝会」のような組織的ぐるみの意図的な攻撃を仕掛けてくる場合は要注意である。 このような意図的な攻撃については、参院選前までに小沢辞任を至上命題として画策している動きもあり、この一ヶ月が正念場となる。 小沢さんにとっては、そんな地位などは二の次三の次で、自分が辞任して選挙に勝てるなら、いつでも覚悟はできているはずだ。ただその道筋、参院選勝利だけではなく日本の政治を国民の手にもどすため、二大政党制を含めた政治改革などの道筋が見えてくるまでは議員辞職はできないだろう。 一連の小沢一郎バッシングは民主党内の「反小沢派」を巻き込んで、外圧から内圧にその広がりを見せつつあるが、それはあたかも新進党崩壊をまねいた時に吹き荒れた小沢批判のようでもある。あの時は、平野貞夫氏が述懐するように小沢さんは「政治から引退して水沢に帰る」と言ったほど、さすがに堪(こた)えたようだ。 小沢さんは一見、どんなに小沢批判されようが、一心不乱に日本を「普通の国」にするためにひた走っていて、そんな批判を無視しているようにみえる。 小沢一郎も人間であり、ひとの子である。傷つきもすれば耐えきれない時もあるだろう。 そんな夫人の言葉の中に垣間見えるものがある。
97年に中曽根康弘、竹下登を後ろ盾に亀井静香が中心となって動いた、自民党と新進党の保保連合は、YKK山崎拓、加藤紘一、小泉純一郎と野中広務の反対で小競り合いになっていたとき、野中が「悪魔と手を握る奴とはメシも食わん」と言って保保連合に激怒した。その後その「悪魔」が一人歩きして、新聞が取り上げ、複数のメディアが二度三度と伝えていくうちに夕刊紙、週刊誌も「小沢悪魔」報道に加わり、テレビでも取り上げられ制御不能となる。小沢さんの3人の子供も当時中学生と高校生で、「お前の親父は悪者なんだってな」「世の中を悪くしているのはみんな小沢一郎なんだ」といじめられる。家族思いの小沢は憔悴した表情を浮かべていた、とのこと。そんな時、和子夫人が子供達に「お父さんはお前たちに恥ずかしい思いをさせるようなことは何もしていない」と親子の間で徹底的に話し合い、時間をかけて家族にまで降りかかった困難を克服していった、とのこと。 また、さかのぼること93年に自民党を離党した際、時の官房長官だった河野洋平が小沢氏らに対し「あの人たちの人間性の問題だ」と語り、その後、この発言に触発されたように各メディアが小沢さんの人間性を批判、ついには「目つき」「顔つき」に至るまで激しいバッシングを繰り広げた。そんな状況の中で総選挙が行われ、選挙区には帰れない小沢氏に代わり和子夫人が仕切り、最後の集会が終わった後、著者に対して「メディアも世間もひどいと思いません?だってそうでしょ。私の主人の人間性がどうの、目つきや顔つきがどうだって言うじゃありませんか」「私、かわいいと思います。笑うととってもかわいいんですから。そう思いません?」頷きながら和子夫人の言い分を承知させられた、と著者は一番記憶に残ったエピソードだとして、小沢はこの家族に支えられ、守られている、と結んでいる。 今や国民の7割以上が「小沢幹事長は辞めるべき」という。こんな数字に騙されることは無いとは思うが、そんなマスメディアの戦略によって多くの国民が自分に対して悪い感情をもっていることには、やはり「気にする必要はない」といっても悪口を言われたら誰だって気にするし、内心は忸怩(じくじ)たる想いでいるのではないかと想像できる。 「親小沢」VS「反小沢」の構図は、今後も、小沢一郎が引退するまで延々と続けられるだろう。 ただ、このような状況下であっても希望がもてるのは、昨年の西松事件での大久保秘書逮捕で「何かおかしい」と、それまで政治に無関心だった若い人や主婦、ご年輩の方々が、真実に目覚めてきていることだと思う。 コメントなどでも意見していただいているが、メールフォームを使って、学生と思われる若者や主婦などが、「今までメディアの報道を信じてきたが、自分の目が曇らせれていた」ことや、「小沢=悪と思い続けてきたが、実は検察やマスコミが悪だったのがよくわかった」など熱いメッセージを頂くことが多くなった。 和子夫人には当然及ばないが、このような良識をもった国民こそが、小沢さんが苦境に立たされている時でも踏ん張れる、バッシングの嵐の中でも耐えられる、力の源泉になっている、と確信している。
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