太平洋戦争、ベトナム戦争、イラク戦争の失敗は、すべて形而上学で強行した結果ではないのか。

岡本氏はV字滑走路を決めた橋本内閣の首相補佐官（沖縄担当）でイラク陸上自衛隊派遣を支援し、インド洋補給部隊を早く送れと主張していた。

江田氏は橋本内閣の首相秘書官。

日米とも国民は新しい政権を選択したのだから、一昔前の理屈をかざす亡霊には遠慮願いたい。

NHK日曜討論。討論の「海兵隊の沖縄へ駐留は必要ない」という空気の中で、岡本氏「独自防衛のためには2〜3％必要だ」。孫崎氏「額としての防衛費は、ＥＵ諸国と変わらない」。岡本氏「尖閣列島の防衛。森本氏「中国の軍事力が増している」と中国の脅威を煽る。

日曜討論。鈴木氏「あめりかの合理的な軍事政策と日本の普天間から撤退して欲しいという意思が合致したときコストは安くなる」。我部さん「軍事的合理性があって後から国民がついていくのは間違い、反対だと思う。日米関係は軍事的にあめりかとの関係が低下することで、低くなっていくと思う」。

岩上さんもtwitterに今日の日曜討論のこと書いていたな。https://twitter.com/iwakamiyasumi

今日の日曜討論面白かった。孫崎さん、法政大の鈴木さん、沖縄の我部サンが素晴らしかった。

岡本・森本氏は理論的に負けとったな。それで、尖閣諸島の問題や中国の脅威を煽っとった。

しかし、
抑止力がどういう原理で発揮されるのかを説明できる人間は一人もいないですね。
沖縄第３海兵隊が抑止力になっていると断言して説明する人も誰もいない。
嘘になることを知ってるから錯覚させる言い方だけなのだろう。

反民主キャンペーンその２として
自民党の平沢勝栄が、フィリピンの米軍基地が撤退したら、中国軍が南沙諸島を占領したと嘘をついたら、三宅久之もうそをつきだした。
中国軍が攻めてきたのに、沖縄第３海兵隊が何もしなかった。抑止力になっていなかったということだよね。
沖縄には、空軍も、海軍も、陸軍もいる。これらもまったく抑止力になってないということだ。

台湾には米軍基地はない。だけど中国軍は攻めてこない。
過去に攻められたときには、第７艦隊が出てきて終息したんだ。第３海兵隊ではない。

ガス田、竹島、尖閣、北方領土は、日本に空軍、海軍、陸軍、第３海兵隊がいるのに占領されてる。
自民公明みんなの党は嘘つき政党だ。マスコミ、側用人芸人、評論家は、みんなうそつきだ。

マスコミの立ち位置もいい加減なとろがあり、わざと曖昧にしているのかもしれないけど、
現在の米軍のグアム移転と関連している普天間移設問題の本質は、
そもそも、米軍の計画からも辺野古沖に新規米軍基地は不要だったのではないか。という問題が核心であって、だったら現行計画だって見直してみるべきじゃなか。
という事だと思う。
その背後に、そもそも沖縄にのみ米軍基地が集中している現実はおかしいよね、その現実も見直してみるべきじゃないか。
当然、そういう議論を行う際には、対外関係を含む日本の防衛問題を再検討してみる必要があるよね、という段階論になるのだと思う。

そこをいきなり「尖閣問題」などを持ち出す事は、議論の本質を意図的に歪曲して、あえて結論を出ない方向に誤誘導していると思われる。

沖縄から普天間基地は無くなり、一つの負担軽減となる一方で、基地が減ることによる既得権益層、みえないところで基地に依存していた部分が弱り、負担増となる部分も見えてくるでしょう。

しかし、一気に事を進めるよりも、徐々に変化を実感し、その変化への対応をみんなで学ぶ事で、日本はアメリカとの関係の歪さから解き放たれると思われます。

百聞は一見にしかず。幽霊の姿を見れば枯れ尾花。あまりに沖縄に隔離した結果、アメリカ像が浮遊した日本全体を現実論へ引き戻す動きが必要でしょう。