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普天間問題:オバマ・鳩山vs米国戦争屋・悪徳ペンタゴンの代理戦争(新ベンチャー革命)
http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/790.html
投稿者 会員番号4153番 日時 2010 年 5 月 07 日 05:31:43: 8rnauVNerwl2s
 

新ベンチャー革命から
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/13531636.html

(転載開始)

タイトル: 普天間問題:オバマ・鳩山vs米国戦争屋・悪徳ペンタゴンの代理戦争

1.鳩山首相、沖縄で針のむしろ

 2010年5月4日、鳩山首相が沖縄を訪問、首相公約(党公約ではない)に反して、普天間米軍基地の県外移設が実現できそうもないと表明、県民に陳謝しました。米国との交渉が不成功に終わったというのが、その理由です。当然、鳩山首相の責任問題が浮上するわけで、反小沢・反鳩山の悪徳ペンタゴン(民主党内親米派含む)が狂喜しています。

7月参院選に向けて、その前に、小沢・鳩山コンビを何が何でも引きずり下ろしたい悪徳ペンタゴンは、普天間問題で鳩山首相がずっこけるのを待ち構えていましたので、今回の展開は彼らにとって図星となっています。外務省親米官僚も、してやったりと笑いが止まらないでしょう。沖縄でも、基地移設に伴う土建工事を狙ってきた利権関係者もニンマリです。

今回の鳩山首相の沖縄訪問は、悪徳ペンタゴンへの利敵行為とわかってやっていることは、首相本人がもっともわかっているし、小沢氏もそれを承知しています。さらなる鳩山内閣支持率低下は覚悟の上です、やむを得ません。

 ここで、筆者の感想を言うと、沖縄の反応がもっと厳しいかと思っていましたが、予想したより冷静であったと思います。鳩山首相と沖縄県幹部(知事や関係市長など)は何か、出来レースをやっているような雰囲気でした。沖縄の指導者たちは、本土の人間よりはるかに日米関係を勉強していますので、鳩山政権のウラ事情をある程度、理解しているのではないでしょうか。それとも、お詫びのしるしに何か、おいしい話が政府から沖縄県に事前に提示されているのでしょうか、もしそうだとしても、それくらいはやむを得ないかもしれません。

2.主役不在の普天間騒動

 さて普天間米軍基地問題の主役が、本来は、米国戦争屋(国防総省・在日米軍の実質支配者)であることは自明の理であり、鳩山首相と沖縄県知事二者でいくら議論してもそれは、所詮、隔靴掻痒というものです。4日の二者会談でも、そのむなしさが両者、にじみ出ていました。沖縄県民がいくら鳩山首相に抗議してもむなしいのです(注1)。同じことは、北朝鮮拉致被害者家族にも言えます。全国まわって、国民にいくら訴えても、同情買うだけで、拉致当事者の北朝鮮にはまったく伝わりません、実にむなしい。

 本件、どちらも日本政府の外務省マターですが、ここは悪徳ペンタゴンの牙城です。外務省を牛耳っているのは、政権交代後も依然として親米官僚(親・戦争屋)であり、彼らは、鳩山失脚を心底、願っています。鳩山首相が沖縄県民と米国戦争屋の板挟みになって失脚するのを願っている、それどころか、そうなるよう、戦争屋に懇願している可能性すらあります。それは、昨年末、藤崎現駐米大使の奇妙な行動から、既に外務省は馬脚を露わしています(注2)。

 小沢・鳩山政権がいくら日米関係の見直しに挑戦しても、その配下に位置する外務省が言うことを聞かない、それどころか、妨害しているわけです。さらにそのことを大手マスコミは国民に一切、伝えません(注3).

3.普天間問題:オバマ政権と戦争屋の代理戦争の一端

 鳩山首相が、普天間基地の国外または県外移設をぶちあげたのは、米国防総省のアジア太平洋米軍再編計画(注4)を知っていたからであると言われています。米国防総省内では、すでに普天間米軍基地はグアム移転すると計画されているのです。おそらくオバマ政権もそれに沿って動いていたのですが、戦争屋の妨害で、沖縄米軍基地再編問題をオバマ・鳩山ラインで進めることができなくなっています。その証拠が、3月のオバマのグアム訪問ドタキャン事件(注4)です。オバマ政権はアンチ戦争屋ですから、戦争屋のシマである在日米軍の再編がオバマ政権のリードで行われることを戦争屋が許すはずがありません。

 上記、オバマのグアム訪問ドタキャンが起きたということは、現時点、戦争屋勢力が依然、在日米軍再編の権限を握っていることを意味します。

 筆者は、オバマは戦争屋から脅かされていると思います、ズバリ、身体的な意味での命がかかっているでしょう(注4)。さすがのオバマも、沖縄のためだけに命を賭けることできないので、グアム訪問をドタキャンしたのでしょう。その結果が回り回って、5月4日の鳩山首相の陳謝につながっています。オバマ大統領も鳩山首相も戦争屋を甘く見たのは否めません。何と言っても、戦争屋は謀略部隊をもっているし、JFK(ケネディ)もその犠牲になっていますから。

4.悪徳ペンタゴンを退治するには、国民の協力が不可欠

 上記、オバマ政権vs米国戦争屋の対立は、そのまま、日本国内の対立構造を惹起しています。すなわち、日本において、普天間問題に代表される在日米軍再編を巡る国内対立構造は、米国を巻き込んでオバマ・鳩山日米両政権vs米国戦争屋・悪徳ペンタゴンという対立構造を政権交代後に出現させています。

この日本の国内対立構造は、在日米軍問題にとどまらず、日本の政治全体に広がって、日々、激化しています。今の日本はまさに、小沢・鳩山政権vs悪徳ペンタゴン(民主党反小沢一派含む)の内戦状態に陥っているといえます。たとえば、反小沢検察の小沢攻撃のすさまじさは幕末の新撰組を彷彿とさせます。国民世論も、その対立構造に沿って、二分されています。しかしながら、多くのお人好し国民は、悪徳ペンタゴンにまだ操られています。なぜなら、国民世論形成に強い影響力をもつ大手マスコミはことごとく悪徳ペンタゴンの一味(日刊ゲンダイ除く)だからです。

5.現在の日本は新幕末時代に等しい

 およそ、150年前、幕末時代、日本では薩長新興勢力と幕府抵抗勢力の熾烈な内戦が勃発しました。このときは、殺傷兵器を使ったハードパワーの内戦でした。当時、新興勢力の要人も抵抗勢力の要人も簡単に暗殺される時代でした。今は、小沢氏や植草氏に対する攻撃にみられるよう、身体的暗殺に代わって、失脚工作という無力化攻撃が行われます。しかし、その内戦の構図は幕末も今も変わりません。その意味で、幕末時代の対立構造と、現在の日本の対立構造は極めて類似性があります。ただし、その違いは、現在では、内戦に使用されるのがハードパワーの兵器ではなく、“言論”や“冤罪訴訟”というソフトパワーの兵器(沈黙の兵器)が用いられている点です。

 ネット言論は歴史上初の新興ソフトパワー兵器と位置付けられます。幕末と違って、現在は民主主義時代ですから、国民の1票が最終的に、もっとも有力なソフトパワー兵器となります。そこで国民の1票を巡って、新興勢力のネット言論(ネットウヨ除く)と抵抗勢力の大手マスコミ言論(日刊ゲンダイ除く)が、厳しく対立しています。

 ネットにアクセスする国民が増えれば増えるほど、小沢・鳩山政権の支持者は結果的に増えると信じます。なぜなら、大手マスコミを含む悪徳ペンタゴンの本性は、国民だましの売国集団であることがネット情報から判明するからです。現実に、大手マスコミ報道の偏向に疑問を持った国民によるネットアクセスは急増中ですが、まだまだ、国民大多数は悪徳ペンタゴンの旗手・大手マスコミにわけなく洗脳操作されてしまっているのが現状です(注5)。ネットに疎い、多くのお人好し国民は残念ながら、まだまだ、紳士面したオオカミにコロッとだまされる赤頭巾ちゃんに等しいと認識すべきです。

 そこで、ネット社会は、もっともっと、ネット言論にお人好し国民を引き寄せる努力が必要です。

ところがネット社会には、抵抗勢力・悪徳ペンタゴンの侵入があって、さまざまな妨害があります。現時点では、これを止めることは不可能です。後は、いかにネット言論がお人好し国民を惹きつけるかにかかっています。

注1:本ブログNo.113『普天間基地問題反対者は闘う相手を間違っていないか』2010年4月22日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/12946372.html

注2:本ブログNo.55『非常にムカツク!反・国益官庁・外務省』2009年12月26日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/5622909.html

注3:本ブログNo.60『国民にとって重要な情報ほど報道しないのが大手マスコミ』2010年1月4日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/6222825.html

注4:本ブログNo.94『オバマ大統領のアジア太平洋地域訪問中止の謎を解く』2010年3月19日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/10926930.html

注5:本ブログNo.121『マスコミ世論調査に協力する日本国民よ:疑問力を鍛えましょう』2010年5月4日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/13477822.html

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html


(転載終了)


参考リンク

◆沖縄の米軍基地をグアム・テニアンに移転させよう! / 費用は米国債で支払おう! (晴れのち曇り、時々パリ)
 http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/773.html

◆【追い詰められているのはアメリカ】どこの自治体も米軍基地は要らないと言ってるから、とっとと出て行ってくれ(ネットゲリラ)
 http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/615.html


 

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コメント
 
01. 2010年5月07日 14:52:26: DxbSl8kU2o
アジア太平洋米軍再編計画は1990年代の軍事予算削減の動きから生まれたもので、
推進していたのは共和党(ラムズフェルドとか)。

ただしラムズフェルドの軍隊縮小政策はイラクで敗退を招いたため、
現在の軍(もともとイラクに大兵力投入を主張していた)は軍事力縮減に懐疑的。
このまま民主党政府が続けば、共和党時代に決まった沖縄司令部とグアム司令部の統合だって古いタイプの軍隊優遇のオバマ政権によって取り消しになる可能性はある。


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