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ハトを刺して米を突く(反戦な家づくり) http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/758.html
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-864.html 2010-05-05(Wed)
本土の新聞各紙の社説から虚飾をはぎ取って結論だけにすると 産経 「早いこと辺野古を埋め立てろ」 日経 「安全保障のために沖縄に全部押しつけろ」 読売 「もっと早く沖縄に押しつければ良かったのに もう遅い」 毎日 「県内移設は無理」(社としての主張は逃げてる) 朝日 「海兵隊が一番大事」 (by船橋洋一主筆) 判断停止の読売と逃げの一手の毎日は問題外として、産経、日経、朝日(船橋)の主張の微妙な違いには注意しておきたい。 産経は単純そのもの。彼らの言う「現行計画」、すなわち辺野古沖を埋め立てて新基地を建設することが5月末までに決着できる唯一の答えだという。 日経は、むしろ鳩山首相の背中を押すような論調で、もっともっと抑止力やら安全保障やらというご託を並べて、何が何でも沖縄に負担を押しつけろ と言う。 朝日の場合は、ちょっと複雑だ。何せ、一つの紙面の中に三つの主張が混ざっている。 ちなみに、朝日系列ではスーパーモーニングが実質的に「県内移設」反対の報道をしていた。 しかし、いや、だからこそ、唐突とも言える形で、船橋コラムが紙面を占拠した。 船橋コラムはネットに出ていないようだが、こちらのサイトで詳しく論じておられる。 植草事件の真相掲示板 「5月5日、朝日新聞の論調、戦術転換か?」 詳しくは実物を読むか、上記のサイトを見てもらうとして、特記すべき点のみ書いておく。 第一は、日米安保条約は絶対だ! ということを ゴリゴリと書いている点だ。 第二に これは冒頭に書いているのだけれども、「ワシントンに来ています。」という文句だ。 第三には、(原本を家に置いてきてしまったので、正確に確認できないが、私の記憶では)、このコラムで「現行計画が最善」という米軍の決まり文句が出てこなかった。船橋の言葉でなくとも、現地ではこういう声が強い、というような紹介も無かった。(と思う) 普通に読めば、船橋の主張は「やっぱり辺野古を埋め立てるしかない」ということになりそうだ。 このコラムの結論は、鳩山首相に「孤独に決断」しろ と迫っている。 沖縄や全国の「基地はいらない」という声に対する「孤独」なのか? ここで考えられる「孤独な決断」とは、アメリカに白旗を揚げろ ということではないのか。 ホールドアップして 「わかりました 言うことを聞きます」と言え というのが、船橋の筆を通してワシントンから送られた指令なのではないか。
ハトさんは、どうしたって近々にワシントンに出頭して「如何しましょうか ご主人様」と言わされる。 その時に、アメリカの目から見て 「どう考えても日本国内に新基地を作るなんて無理だ」と思わせるくらい、ハトの「変節」を叩くしかない。 民意の力なしに、ハト首相がホールドアップしたら、それこそケツの毛までむしられる。 飛び込んだハトの覚悟に見あった決意でハトを刺す。 ズタズタになったハトさんが、命脈を保つのか、政治的ご臨終をむかえるのか、今はわからない。 不穏当かもしれないが、敢えて言えば、普天間問題のみが鳩山政権の解決しなければならない問題ではない。 しかしそれでも、ここまで踏み込んでしまった以上、もう後戻りは出来ない。 沖縄に基地はいらない 日本に基地はいらない グアム移転には六〇億ドル以上出せない これ以上出すなら日本が持っている1兆ドルの米国債で拠出せよ ハトは民意の矢を背中に刺してアメリカへ飛べ
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