投稿者 純一 日時 2010 年 5 月 03 日 13:29:52: MazZZFZM0AbbM
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2010年05月03日
小沢一郎内閣総理大臣に指名する!被告人でも総理になれるのだ!
一昨日の拙コラム『6月早々に内閣改造のウルトラC、ありやなしや?』には多くの賛同と馬鹿野郎と罵るコメが殺到した。(笑)「屑だ、B層評論だと」と意味なく喚くモノまで出る始末。(笑)
そして、一日考えた挙句、もっと凄い凄い、凄過ぎる暴論とも言われそうな人事を考えた。菅、仙谷らが造反すれば谷垣内閣になる怖れもあるが、彼らにそのような政治的勇気も実力もないと筆者は読んでいる。
さて、民主党シンパ新聞「日刊ゲンダイ」としては随分弱気な記事が掲載されている。(*下記に引用掲載)しかし、最終的想定例示が筆者と違っているだけで、想定される現在の政局観は大きく違わない。
筆者は検察審査会の組織的仕組みに疑問を抱いた時点で、昨夏の「政権交代」は衆議院と云う立法府の一院が民主党に渡されただけだと云う厳しい現実を知る事になった。
三権分立の行政も司法も日米同盟の枠組みでガッシリ微動だもせず民主党の行くべき道に立ち塞がっているのだ。
挙句に立法府の一方参議院は連立を組まないと過半数に達していない状況で出発した鳩山政権である。つまり、日本の世の中を動かす立法、行政、司法の三本柱の一本の三分の二ほどを支配しているだけと云う事実に遭遇した。 これでは「政権交代」は日本の仕組み・権力の一部を交代させたに過ぎないのだと云う単純なことに今さら気づいた。
その上に、最も国民に近く世論を喚起も誘導も出来る筆者の天敵マスメディアと云うものが鎮座しているのだから、到底一筋縄では「真の政権交代」はあり得ないのだと云う事が骨身に滲みる昨今の出来事である。
つまり、戦後日本はやはり敗戦国としての負い目を背負わされたまま、今日に至り、見せかけの豊かさを享受させられていたのだろう。この連休中の国民の動きを見ても、まだ日本には豊かさの残存部分があり、苦しい生活に直面する国民の層が必ずしもメジャーではないのかもしれない。
しかし、その見せかけの豊かさと平和は団塊世代以上の人々の経済力で下支えされている統計もあることから、将来どこかの時点で破綻するのも確かなのだ。しかし、生活者としての生き方しか考えられなくなった国民、テレビで洗脳化された国民に何を語っても無駄骨である可能性が顕著になりつつあるのが現実のようだ。
しかし、だからと言って、一部分でも起きた「政権交代」の流れを頓挫させるわけにはいかない。鳩山・小沢ラインの民主党以外、何処が、誰が国民目線の政治を司れると言うのだろうか。自民党かみんなの党か?親米度が益々激しくなり、『日米同盟:未来のための変革と再編』の合意で日米安保は変質した今、日本は隷米することで、極東の安全保障から、世界を股にかける安全保障への協力を余儀なくされていくのである。
米国と云う国は国益の名のもと何でも有りの国家である。自分たちが良くなるためしか考えない国家である。極めて戦略に優れ、謀略も平気で行う国家なのだ。
その戦略謀略は精緻を極め、到底我々が知ることは不可能に近いレトリックなものであり、見せかけの豊かさと平和に眼つぶしを受けても気づく事は滅多にない。
その米国によって作り変えられた日本と云う国を「真の独立国家」にさせる事は並大抵なチェンジでは無理だと云うことだ。無血革命等と云うものは幻想に過ぎなかった。
やはり革命では血が流れるのだ。今まさに、鳩山と小沢は政治生命と云う血を流されそうになっている。
皮肉な話だが革命する側が血を流そうとし、旧勢力が安住していると云う奇妙な構図になっている。しかも、この旧勢力が革命側の鳩山・小沢に血を流させても得るものが非常に少ないと云うチンプンカンプンの状況を生み出している。 民主党が鳩山・小沢ラインを捨て、他の政治家(菅・仙谷・岡田・前原など)を代表に据えて、直近の参議院選を乗り切れたとしても、その先の展望はゼロになる。
政治理念と政治パワーを持ち合わせないリーダーの出現は、極端な足の引っ張り合いが続き、自民党同様の溶解が始まるのは眼に見えている。唯々諾々と親米隷米政治が永遠に続く始まりになるだろう。そしてアフガン、イラク、イランと米国・イスラエルの闘争に引きずり込まれ、金をむしられ、自衛隊を派遣させられ、アルカイダか何か別にして、政治的テロの標的となるのだろう。
この辺に来て、初めて洗脳された国民も「ヤバイ!」と気づくのかもしれない。そんなことをしている内に、親米隷米のツケは中国や東アジアとの関係を悪化させ、中国には次世代リーダーが誕生、日中関係は険悪になるだろう。場合によると、米国が国益の観点から、日米同盟を突然解除し、裸の隷米国家は或る日を境に、中国に売り渡されるのかもしれない。それが米国と云う国であること、歴史が明確に証明しているが、そんなこと洗脳国民に判るはずもない。
さてそれでは鳩山・小沢ラインの民主党は何をすべきなのか?
筆者は世論がどのような状況になろうと、平野や一部閣僚の内閣改造で概ね乗り切れると推測している。小沢は幹事長の儘でも良いし、選挙手配が済んでいるのなら、特に幹事長である必要はない。検察の動きも睨みながら内閣に入っておくのも悪くない。防衛大臣等と云う噂もあるが、筆者はトコトン抗戦の意味を込めて法務大臣が適時適切だと考えている。
しかし、浮足立った民主党議員の動きを止める事が非常に無理と云う状況も考えられる。両院議員総会の開催を強引に求めて来るかもしれない。 その時、鳩山・小沢ラインは何をするべきか?
結論を急ごう、革命をするのだ。政権与党が革命も変だが革命をするのだ。此処まで組織的に追い詰める強固な旧勢力の壁があるのなら、徹底的な正面突破しかないのだろう。
最も凄い手は鳩山と小沢のポジション・チェンジだ。つまり小沢内閣を誕生させるのだ。ポスト鳩山に動いた政治家を駆逐し、小沢一色のトンデモ内閣を作り、一気呵成に「日本の機構すべての革命」を無理やり成し遂げてしまうと云う手が残されている。
内閣総理大臣に手を出す検察、検察審査会があっても、最悪起訴されるだけで、逮捕は勿論出来ない。刑事被告人となりながら、小沢首相が蛮勇を持って、生命を賭けて、民主主義の敵・敗戦国戦後機構を根こそぎ「革命的に大掃除」することではないのか。筆者は面白いと思う。
勿論火を吹くような想定だが、その位しても問題がないほど日本の機構とそれに寄生するサナダムシのような人種は腐れ切っているし、呆れるほど堅固だ。検察審査会の望みである「小沢問題は裁判で白黒つけるべき。兎に角小沢を法廷に立たせる」と云う「国民目線?」もこれは充分担保している。文句あるか!
今までマスメディアが大声で叫ぶ「起訴されたら政治家は終わり」の常識が非常識だと云う事を知らしめるべきだ。法治国家では確定判決が出るまで被告は「推定無罪」ここが重要だ。(*この場合、W選の可能性は消えるだろう)
*偶然にもアノ産経新聞さんが小沢内閣が出来る不安を書いていた。(笑)筆者は待望論だが産経は身震い論として書いている。勿論、そこに至る論考は全然異なるが結果が一致するところが面白い。長くなるが参考まで、この記事も載せておく。
―ここから日刊ゲンダイ記事掲載―
≪ たそがれの鳩山内閣 続くのか消え去るのか
小沢幹事長に対する検察審査会の「起訴相当」議決が、鳩山内閣を揺さぶっている。
小沢は強気の姿勢を示し、首相も続投を容認したが、閣内がグラグラなのである。 30日の会見では、どの大臣も判で押したように「参院選への影響」を懸念し、そのうえで「党代表の鳩山由紀夫首相と小沢氏本人の判断を待つ」(菅副総理)などと言った。「鳩山、小沢で決めろよ」ということだ。とりあえず、首相の判断を尊重するが、展開次第だ。「場合によっては辞めなさいよ」という意味である。
そんな中、内閣支持率がまた、下がった。共同通信の調査では20.7%。前回調査から12.3ポイントの急落だ。そこに普天間がのしかかる。「最近の首相は表情がない。ひと言で言うと、反応がない」(官邸関係者)などと言われる。こりゃ、ヤバイのではないか。 普天間の問題にしても解決の妙案がないのではなく、実はそれ以前の混乱ばかりが目立つ。たとえ解決策があってもどうしていいか分からない。役人は動かないし、官邸に経験者がいない。なす術なく、呆然としているのが、鳩山首相なのである。
●政治家主導で官邸崩壊の現実
「普天間ではとくに、この内閣の弱点が露呈しましたね。事務方が動かないから、問題点の整理や情報の共有、管理がペーパーにまとまっていないのです。だから、政治家が勝手なことをしゃべって、どんどん、情報が漏れる。新聞に候補地が先に載れば、地元は『聞いてないよ』でヘソを曲げる。ますます、窮地に追い込まれる。滝野欣弥官房副長官が鹿児島県徳之島の3町長にいきなり、電話し、平野官房長官との面会を求めて、断られていましたが、あれが典型です。ふつうは官邸から指令を受けた県庁が打診するものです。なんで官房副長官がやるのか。それも平野官房長官の指令で、首相は何も知らなかった。こうやって、どんどん、地元は硬化してしまったんです」(官邸事情通)
これが政治主導といえば、聞こえはいい。しかし、意図的に役人を排除するから、役人もサボタージュで動かない。かくて、官房副長官や副大臣が右往左往し、「毎日3時間くらいしか寝ていないよ」などとボヤいている。これでは、マトモな政治判断ができるわけがないのである。
「首相官邸でさえ、こうですから、無能大臣の役所なんかひどいものです。JALの迷走、高速道路の混迷で馬脚を現した前原・国交省を筆頭に、機能不全のところばかり。そこに自民党の負のツケが重くのしかかる。民主党の迷走は、改革の混乱であり、前政権の負の遺産のせいですが、それにしても目に余りま す」(民主党関係者) 政権交代に期待した国民の間からも、「こりゃダメかも……」という不安の声が上がっているのだ。
●普天間決着に失敗すれば激動の5月政局に
こうなると、今後の鳩山政権はどうなるのか、新聞は盛んに5月政局を煽るが、その可能性が強まっている。
内閣がジリ貧のうえに「普天間の大失敗」や「小沢起訴」など、懸念材料は山のようにあるからだ。政治コメンテーターの松田光世氏はこう言う。「私は鳩山首相がまだ明かしていない腹案を持っていると思いますが、もし、普天間で追い込まれるようなことがあれば、激動の政局の可能性が出てきます。もともと、鳩山首相が期限を5月末に区切ったのは、もし、ダメだった場合、次の総理にバトンタッチして参院選を戦うことを考慮しているからでしょう。普天間でコケれば、鳩山―小沢会談が開かれ、重大決意をするでしょうね。閣僚が30日、くしくも『総理と小沢さんが決めなさい』と言ったのは、そうした事態を想定しているのだと思います。総理が代わるようなことがあれば、衆参ダブル選挙の可能性も出てきます。総理の首だけをスゲ替えるのであれば、自民党政権と同じだし、ダブルになれば、自民も第3極も大慌てになる。窮地の民主党も、ある程度の議席を見込めるからです」 普天間移設に失敗した場合、5月末にも首相が会見し、総辞職。国会会期中なので代表選はやらず、両院議員総会で次を決める。 場合によっては衆参ダブルの大ばくち。こんな展開だ。
しかし、民主党内に鳩山以上の首相候補者がいないのも事実だ。菅は不人気だし、岡田外相や仙谷国家戦略相では小沢一派が黙っていない。衆院議員にしてみれば、総理を代えて、またまた選挙ではかなわない。そこそこ勝てても議席数が減るのは間違いない。つまり、誰も鳩山総辞職を望んでいるわけではない――。
●小沢防衛相というウルトラCもある
「そこで出てくるのが、鳩山首相は続投で、内閣改造と小沢切りでしのぐ選択肢です。普天間の責任を取らせる形で官房長官を更迭、内閣改造を行う。その際、 鳩山首相が小沢幹事長にも辞任を迫る。そうすれば、支持率が下げ止まる可能性も出てきます」(政治評論家・浅川博忠氏)
だが、これも大きな賭けだ。小沢がいなければ、民主党はガタガタになるし、切られた小沢が150人の小沢派議員と一緒に党を飛び出せば、一気に政界再編になってしまう。 実は一部で、小沢を閣僚にする案もささやかれている。それも防衛相である。こういうカードがあれば小沢が自ら引くかもしれない。
「連休中に議員は地元に戻る。選挙情勢や地元の声を聞いてくる。やっぱり、小沢幹事長では戦えないという声が強まれば、小沢氏も決断を迫られます。もっとも、そうした展開になれば、小沢氏は辞めるのではなく次の展開を考える。参院選後の政界再編です。逆に小沢氏の手腕に頼らないと、参院選後の政局を乗り切れない。ここが鳩山政権のジレンマです」(浅川博忠氏=前出)
いずれの展開でも鳩山は地獄だ。ジリジリ下落する支持率に悶絶する日々を過ごすことになる。普天間を解決し、一発逆転に持っていかない限り、たそがれの鳩山政権に明日はない。(ゲンダイネット)≫
≪【政治部デスクの斜め書き】小沢氏「中央突破」で首相ねらう? (産経新聞)
「小沢一郎氏がいまの苦境を抜け出す方法が1つある。それは鳩山由紀夫氏のように首相になることだ。検察審査会も一国の首相を『起訴相当』とはなかなか言えまい。鳩山氏に対しても無理だったように」民主党の小沢一郎幹事長の動向を長らくウオッチしてきた政界関係者は、今後の小沢氏の行動をこう予想してみせた。鳩山首相が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題で、政権運営に行き詰まり、5月末までに退陣する事態になれば、小沢氏はおそらく代表選に出馬するというのだ。
「政治とカネ」の問題をめぐり、幹事長よりも風当たりが強まる首相の座をねらうことは普通ならば考えづらいが、「自らは潔白」と信じている小沢氏ならば“中央突破”を図るかもしれない。
小沢氏の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会が4月27日、小沢氏を不起訴(容疑不十分)とした東京地検特捜部の処分を不当とし、「起訴相当」と議決したことは、小沢氏にとっては大きな痛手となった。
検察が再び不起訴と判断しても、検審の再審査で「起訴すべきだ」と議決すると、裁判所が選ぶ弁護士が強制的に起訴する。小沢氏にとっては政治生命を失いかねない事態になる。
これまで「一蓮托生」であった小沢氏と鳩山首相の明暗は、今回の議決で大きく分かれた。
「『秘書に任せていた』といえば、政治家本人の責任は問われなくて 良いのか。『政治家とカネ』にまつわる政治不信が高まっている状況で、市民目線からは許し難い」 小沢氏に対する議決の一節だが、そのまま 鳩山首相に置き換えてもよさそうな文言だ。鳩山氏に対しては東京第4検察審査会が4月26日、特捜部が不起訴(容疑不十 分)にした処分に問題はなかったとした。
なぜ鳩山氏が不起訴相当で、小沢氏が起訴相当なのか。もちろん両者にからむ事件の性格が異なっており、同列には論じられないが先の政界関係者は小沢氏の心境をこう推しはかる。
「鳩山氏が一国の最高指導者である首相であることが 検審の判断に一定の影響を与えたのではないか」 いまのところ、民主党内に鳩山辞任論は出ておらず、「辞めることはしない」との見方も強 い。ただ、今後も普天間問題で迷走が続けば、「鳩山では選挙は戦えない」との声が高まることも想定される。その場合、あくまで鳩山首相を支えようとするの か、それとも引導を渡すのか小沢氏の対応は注目される。 仮に小沢氏が代表選に出馬したらどうなるだろうか。菅直人副総理兼財務相や前原誠司国土交通相が対抗馬として想定される。それでも、世論の厳しい声にもかかわらず、小沢氏の辞任を求める声が党内からほとんどでなかったことから「小沢チルドレン」を配下に従えている小沢氏は有利といえる。
いずれにせよ民主党は参院選に敗北しても、衆院では300議席以上という圧倒的な数を誇っている。しかも、公明党などとの連携を図れるのは小沢氏以外にいないとの声は党内に根強い。小沢氏が簡単に引き下がるとは思えない。
当初、小沢氏はこの連休中に訪米する話があったが、見送りとなった。表だった予定のない小沢氏は連休後の政局に向けて、策を練っているか、あるいは今後に布石を打つため、ひそかに党内外の有力者たちと会談しているかもしれない。 (有元隆志)(産経新聞)≫
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