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外務省: ジブチ便り(第5話)「基地と共存する街、ジブチ」(外務省公式サイト) http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/607.html
(回答先: (戦争板)「日本海軍」が第二次大戦後初の国外基地をアフリカ(ジブチ共和国)に 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2010 年 5 月 02 日 08:54:46)
自衛隊は、事実上は既にソマリア沖アデン湾の海賊対策に、ジブチを活動の拠点としているようだ。 以下 在ジブチ外務省連絡事務所 杉尾 透 「さようなら〜」。2月のある日の早朝、朝もやのなか、4機のプロペラ・エンジンを搭載した海上自衛隊の哨戒機「P-3C(ピースリーシー)」が銀翼を光らせながらジブチを旅立って行きました。昨年10月から4か月の任期を無事終了しての帰任です。今週には護衛艦2隻も帰途に就き、入れ替わりに後任の部隊がジブチへとやってきました。 日本は今、ソマリア沖アデン湾に海上自衛隊を派遣し、海賊対策のための護衛活動を行っています。その活動拠点が、ここジブチにあります。この昨年 3月末のソマリア沖海賊対処活動の開始より、既に延べ1,600人もの自衛隊員が交替でジブチの地を踏んだことになります。 隊員の皆さんは、慣れないフランス語、アフリカの風習に悪戦苦闘しながらも、街中での飲食、生活を通じてジブチの人々と日々触れ合っています。例えば、レストランでは自衛隊員自作の日本語のメニューが多く見受けられます。店員と共同で製作したものです。こうした交流もあってか日本の知名度も随分上がり、私自身、街中で「ジャポネ!(日本人!)」と声をかけられることが多くなりました。 ジブチを活動の拠点としているのは、実は日本だけではありません。フランスはジブチの独立前からこの地に軍隊を置き、ジブチの非常時にはともに闘うことを約束しています。アメリカもまた2001年の同時多発テロを契機にジブチに基地を設置しており、仏米両軍あわせて5,000人以上の規模となっています。 彼らの存在は、政治的に不安定なアフリカの角地域において、ジブチの安定化に一役買っています。これに海賊対策を行う日本自衛隊、EU部隊等が加わっており、ジブチを舞台とした各国軍隊の交流も盛んに行われています。ジブチはさながら「基地の街」のようです。 というのも、ジブチ港は魚だけでなく、外国からの生活用品が日々陸揚げされ、軍隊にとって不可欠な物資の補給ができるうえ、ジブチの人々がとても開放的で友好的だからです。そして、ソマリア沖で頻発する海賊に対する各国の活動が円滑に進むのも、ジブチの国を挙げての支援があるからに他なりません。
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