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【「売文、売弁御用評論家」考(副題 汚いぞ三宅久之) れんだいこのカンテラ時評721 http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/596.html
http://otd10.jbbs.livedoor.jp/1000013618/bbs_plain れんだいこのカンテラ時評721 れんだいこ 2010/05/02 18:58 2010.4.19−20日、自民党の小渕政権で、1998.7月〜99.10月まで内閣官房長官を務めた野中広務氏(84歳)が、TBSのニュース番組「官房機密費の真実」で官房機密費の流用実態を明らかにした。これを仮に「官房機密費使途に関する野中元官房長官証言」(略して「野中証言」)と命名する。機密費とは、「国の事務または事業を円滑に遂行するために使用することが認められた国の機密経費」で、官房長官が取扱責任者となって政治的判断で運用することになっている。 野中氏は、「野中証言」をした意味について次のように述べている。「政権交代が起きた今、悪癖を直してもらいたいと思い告白した」、「私ももう年。いつあの世に行くか分からんから。やっぱり国民の税金だから改めて議論して欲しいと思った」。建前は、こういう弁になる。 「野中証言」の意義は、「歴代政権が使途や支出先を明らかにしていない内閣官房報償費(機密費)の実態の一端を、元官房長官経験者が語ったこと、官房機密費が本来の目的である情報収拾以外の様々な目的で流用されており公私混同が甚だしい実態を明らかにした」ことにある。野中氏は、4.23日、沖縄の那覇市内で開かれたフォーラムの基調講演の中でも、この問題に触れている。その後の報道各社の取材に対しても同様の発言をしている。 「野中証言」にはもうひとつ注目発言がある(れんだいこ文責)。概要「政治評論をしておられる方々に盆暮れに『付け届け』としてカネをお届けした。政治家から評論家になった人が、『家を新築したから3千万円、祝いをくれ』と小渕(恵三)総理に電話してきたこともあった。前の官房長官から引き継いだノートに、政治評論家も含め、ここにはこれだけ持って行けと書いてあった。持って行って断られたのは田原総一朗さん一人。言論活動で立派な評論をしている人たちのところに盆暮れ500万円ずつ届けることのむなしさ。秘書に持って行かせるが『ああ、ご苦労』と言って受け取られる。テレビで立派なことをおっしゃりながら盆と暮れに官邸からのあいさつを受けている評論家には亡くなった方もいる」云々。 かく「税金ドルボー、公金横領ともいえる官房機密費の運用実態」の一端が明らかにされた。こうなると、野中官房長官以降の機密費の使われ方をも詮索せねばなるまい。森、小泉、安倍、福田、麻生政権時代、この種の使われ方が抑制されていたのか、もっと酷かったのか、ここを明らかにさせねばなるまい。こうなると急きょ「官房機密費問題」が浮上せねばならない。「2009.9月、麻生政権の前官房長官が政権交代直後に2億5000万円もの官房機密費を引き出した」ことも含め大いに騒ぐべきである。 ところが、実際のマスコミの動向はどうか。単発取材に限定し封殺に向かっている風がある。早くも「TBSがこの動画を著作権侵害とかで、YouTubeから削除させたようですよ。TBS製作の他のドラマやニュースなどは一杯残っているのに、なぜ、この動画だけかなりあわてて抹殺したのだろう?」と伝えられている。例によって、「著作権侵害理論」で削除させたようである。著作権がこういう風に使われていることを凝視せよ。これがマスコミの動向である。「小沢民主党幹事長の政治とカネ問題」には首ったけで報道し続けて来ているにも拘わらずである。これは何を意味するのだろうか。「何者かの意思」が介在していると看做すべきではなかろうか。こう問わねばなるまいところ問わせない自称インテリが多過ぎよう。 以下、政治評論家の公金横領に限定させて言及する。 機密費の受け取りを拒否した評論家として、わざわざ田原総一朗の名が挙げられている。その理由は不明である。田原は安堵していようが、貰わなくても良いだけの待遇を得ておれば貰ったも同然だろうが。みのもんたも然り。何故ちやほやされているのか胸に手を当てて見るが良い。これに対して、貰ったと云われる政治評論家リストは次の通りである。三宅久之、石見隆夫、岸井成格、橋本五郎、後藤謙次、星浩、河上和雄、宮崎某(宮崎哲弥?)、後藤謙次、テリー伊藤、北野タケシ。この連中は、一昔前なら切腹ものだろう。こうなると、最近ヤケに小沢批判のボルテージを上げ始めている評論家諸氏にも、機密費かどうかはともかくこの種のカネが渡っている可能性を詮索せねばなるまい。 怒るべきは次のことである。よりによって、こういう御仁が口を揃えて「政治とカネ問題」で小沢を叱責している。ここが共通している。こうなると、茶番劇、厚顔無恥を通り越した「カネの為に平気で売文売弁する走狗売国奴」と云うべきではなかろうか。こういう手合いが今後もヌケヌケとテレビに登場するとなると「政治見識」が問われるべきであろう。それこそ政治的道義的責任があろうに。かくてブーメランが自分の下に戻ってる破目になる。 中でも、三宅久之ほどケタくその悪い御仁はおるまい。2010年現在、ビートたけしが司会する討論番組「テレビタックル」に毎回登場して、もっともらしい顔と大きな声で「民主党批判」や「小沢たたき」を繰り返しているらしい。れんだいこはニュース系以外のテレビを見ないから分からない。 れんだいこは、小泉政権時代、田原ともども「小泉名宰相論」を唱え続けていたことでマークしている。コメンテーターとして頻繁にテレビに登場し、のべつくまなく「小泉政治」を持ちあげ、自衛隊のイラク派兵、道路公団民営化、郵政民営化を後押ししていた。その三宅久之が機密費を貰って御用発言していたとなると、これはお縄頂戴となるべきではなかろうか。東京地検よ、こういう時にこそ乗り出せば良かろうに。「天の声捜査」に精出すよりよほどまともではなかろうか。 「ウィキペディア三宅久之」を窺うと次の話が出てくる。「早稲田大学第一文学部卒業後、1953年、毎日新聞社入社」とある。れんだいこは、とんだ先輩を持ったことになる。「1971年から1972年にかけてのいわゆる沖縄密約事件をスクープし、後に逮捕され、毎日新聞を去った西山太吉の直属の上司(政治部デスク)だった。2008年、『サンデープロジェクト』のインタビューで、『その後、なぜ政府を追求しなかったのか」という問いに『そんなことをしたらスポンサーがみんな降りてしまうから不可能だった』と語った」。 これによると、三宅久之は、「西山太吉の直属の上司の政治部デスク」として西山氏を庇う立場にありながら見殺しにしたんだと。これを突っ込んだ田原を煙たがっているそうな。「歯に衣着せぬ辛口評論で茶の間の人気を集め、テレビでも活躍する様になった」とも記されている。これはオカシイ。機密費貰いながら御用提灯言論するのを「歯に衣着せぬ辛口評論」だとは云うまい。「ネオシオニズムの意を汲む露骨なお調子乗り言論で覚えめでたく、出ずっぱりしている」と記すもんだろうが。 「読売新聞社会長の渡邉恒雄とは新聞記者時代からの友人」、「渡邉恒雄の代弁者として各種メディアに登場することがある」、「中曽根康弘元総理をはじめ、政界関係者と深いパイプを数多く持つことで知られている」ともある。もう分かった分かった、これぐらいで良かろう。お前には用はない。 2010.5.2日 れんだいこ拝
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