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(回答先: 辺野古くい打ち桟橋 下地議員が独自案「埋め立てゼロ」 投稿者 スタン反戦 日時 2010 年 5 月 02 日 14:19:03) コメント:クマのプーさんは下地議員を評価してよいかどうかは、よくわからないが、その発言と行動(普天間問題)は注目しています。最近のブログから気になったのは…。
アメリカのキャンベル国務次官補が来日しました。普天間基地の移設をめぐっては、これから集中的に日米交渉が行われることになると思います。 これまでも実務者協議などを通して、多くのことがお互いで確認され、提案されてきただけに、あとは政治がどのような決断をしていくのかが大事なことになります。 私が今、この日米両政府の交渉の過程を見ながら感じることは、両政府とも新政権になりながらも、まだまだ個性を出しきれていないところがあるということであります。 両政府の官僚は、政治の決断によって、その動き方が変わることが当たり前のことであるにもかかわらず、前政権の考え方にいまだ終始している感があるということは、明確な指示を政治が行っていないということではないでしょうか。そのことからこの問題の硬直化が起こっているのだと思います。 官僚の力が強いと言っているのではありません。政治がはっきりと方向性を示せば、彼らはしっかりとついてきます。その環境をつくりきれていない政治が未熟なのだと思っております。 昨日も書きましたが、私が岡田大臣のアフリカ訪問について取りやめを申し入れたことは、そこに理由があるのです。やる気・本気・責任・決断というような、政治が背負わなければならないあらゆることを、官僚にもしっかりと示さなければならないと考えています。 普天間以外の案件を軽視しているのではありません。どんなに重要な要件があったにしても、政治が「これが最優先で、これをやるんだ」と奮闘している姿を見せなければ、官僚も動かないと思います。 「あれも大事、これも大事」ではありません。「これが大事なんだ」という姿勢を示すことが必要なのです。 今日、鳩山総理が徳之島に影響力を持つとされる徳洲会の徳田虎雄先生に、平野官房長官が徳之島を選挙区とする徳田毅先生に会うということであります。このことは、政府の対応としては、私は遅いくらいだと思います。政治主導というならば、徳之島の件については、選挙区の代表である徳田毅先生にはもっと早い時期に説明をすべきでありました。その説明がなかったことで、ある意味、徳之島での反対集会が誤解を招いた中で行われることになったという点は、政府は反省しなければなりません。しかし今日、徳田先生と政府との話し合いがもたれることは、苦難の道のりとなったにしても、政府が徳之島に決めることになったと見るのが妥当だと思います。 そして、これから行われる日米両政府の最終的な詰めは、官僚に任せるのではなく、多くの外交を経験し、外交を勉強してきた、政策決定に影響力を持つ方々の意見を聞きながら、一つの方向に集約していくという作業を行わなければなりません。今は、全員の知恵を集中させる。その輪を拡げるという作業が、日米交渉を成功させる要因になると思います。 政府の外交の一部の人に任せたやり方は4月で終わりました。今後は、外交官僚、周囲の識者、両方の考え方をもって両政府間の交渉を行い、最後に鳩山総理が決断することが望ましいと考えております。
今朝の一部の新聞に、岡田外務大臣のアフリカ訪問について、私が取りやめるよう求めている記事が載っておりました。 私は決してアフリカを軽く見ているのではありません。 今は、普天間問題の日米交渉が佳境を迎えていることから、これに集中するべきだと申し上げているのであります。 物事にはその時の優先順位があり、今は、普天間問題の解決が大事なことであります。 アフリカが重要だということは、みんな分かっています。 それは分かった上での申し入れだっただけに、少し残念な思いをいたしております。 ☆真剣 キャンベル米国務次官補が今夜来日します。 普天間基地の移転に関しての新たな協議のスタートです。 キャンベル国務次官補との協議が始まるということは、これまで様々な協議を日米で積み上げていたということであります。 そのことを踏まえ、技術的な部分を含めて具体的な交渉をしていくことになるでしょう。 新たな日米同盟が模索されることになります。 この中で大事なことは、交渉の結果ではなく、交渉の過程であります。 その交渉の過程をおろそかにすると、リアクションは違うものになる危険性があります。 誰の視点で、何を守るのか。 そのことが伝わるような交渉の過程が必要であります。
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