投稿者 南青山 日時 2010 年 5 月 02 日 16:31:18: ahR4ulk6JJ6HU
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20100502/1272761371
テレビの報道番組や政治討論番組などに頻繁に出演し、上から目線で「民主党」を批判し、民主党議員を嘲笑することを「馬鹿の一つ覚え」のように反復してきた政治評論家やお笑いタレントの多くが、実は、官房機密費から、盆暮れに「500万円」ずつ貰っていたことが、自民党時代に官房長官を勤めた野中広務の証言によって暴露されたが、これは別に驚くようなことではなく、以前から予想されていたことで、そして今でも多かれ少なかれ続いているはずで、政治や政治ジャーナリズムに関心のある者にとっては「やっぱり」と思うだけだ。
僕は、政治評論家やお笑いタレント等の問題は、カネを貰ったということよりも、カネを貰って言論を買収されてしまったこと、つまり政治評論家やお笑いタレントの資質や品格に問題はあると考える。たとえば、小泉純一郎首相時代に、今では国民経済を破壊尽くしたということを多くの日本人が認めている「小泉構造改革」を、テレビ報道や新聞などを駆使して支援し、国民を改革一色に洗脳してきたのに、テレビに頻繁に出演する政治評論家やお笑いタレントの役割は小さくなかった。
もちろん、彼等が、どういう政治的意見を持ち、テレビや新聞で、どういう政治的発言を繰り返すかは別に批判されるべきことでもなんでもない。持論があるならば、それを万難を排して貫徹することはむしろ歓迎すべきことだろう。問題は持論の中身ではない。問題は、持論をカネで売り渡すことである。カネで持論を売り渡し、権力者に迎合するような発言を繰り返す政治評論家やお笑いタレントこそ問題である。野中広務が暴露したのは、政治評論家やお笑いタレントからカネを受け取り、その権力者やスポンサーに迎合する言論を繰り返す政治評論家やお笑いタレントの資質と品格の実態である。
たとえば植草一秀の「痴漢疑惑事件」で、植草が野村證券に勤務時代にも、数回の不祥事件を起こし、それを揉み消したという、今ではガセネタと分かっているデタラメの「経歴」をタイミングよく暴露した某週刊誌や、それをテレビ番組で繰り返した評論家の宮崎某は、その情報を何処から仕入れ、誰の指図で公開したのか。それとも彼等自身の独自取材によって得た情報だったのか。植草一秀を、批判、罵倒するだけでなく、その存在を社会的に抹殺すべく、「性犯罪者」というだけではなく、「病者」とまで呼び、「入院・治療」の必要性を主張した宮崎某は、何を根拠にしてそういう暴言を吐き続けたのか。「植草を徹底的に潰せ」という政府関係者からの働きかけを受け、それを忠実に実行したのではないのか。
つまり、宮崎某にも官房機密費かあるいはそれに類するカネが渡っているのではないか。いずれにしろ、政治評論家やお笑いタレントが密にカネをもらうことよりも、カネで言論を売り渡し、権力者やスポンサーに迎合するような言論や報道を繰り返すことこそが、マスコミに溢れる政治評論や政治ジャーナリズムの自滅と終焉を意味している。我々は、これから、三宅久之やテリー伊藤、河上和雄、岸井成格等のような政治評論家やお笑いタレント、元検事のコメンテーター、新聞記者等が、突然、民主党や小沢一郎を罵倒し、自民党擁護の政治的発言を始めたら、官房機密費にかかわる「言論とカネ」という問題を思い浮かべながら拝聴することになろう。
■参考資料。
7 :名無しさん@3周年:2010/05/01(土) 16:11:14 ID:S9NlDNhx
貰ったと言われてる政治評論家の一部
三宅久之、石見隆夫、橋本五郎、後藤謙次、岸井成格、星浩、河上和雄
芸能関係!?
北野タケシ
(野中 元自民党議員の話)
8 :名無しさん@3周年:2010/05/01(土) 16:15:39 ID:Rb4QFEHv
三宅さんかは周知の事実。読売の政治記者なんかには自民党から今も活動費が拠出されているようだし。
12 :名無しさん@3周年:2010/05/01(土) 16:42:07 ID:58seJw2n
野中氏が講演で暴露
●言論活動で立派な評論をしている人たちのところに
盆暮れ500万円ずつ届けることのむなしさ。
野中広務元官房長官は、23日に那覇市内で開かれたフォーラムの基調講演の中で、
自身が長官在任中(1998年7月〜99年10月)、先例に従い、
複数の評論家に内閣官房報償費(機密費)から数百万円を届けていたことを明らかにした。
野中氏は講演で「言論活動で立派な評論をしている人たちのところに
盆暮れ500万円ずつ届けることのむなしさ。
秘書に持って行かせるが『ああ、ご苦労』と言って受け取られる
と述べ、機密費からの提供が定期的にあったことを明かした。
野中氏は自民党政権時代に、歴代の官房長官に慣例として引き継がれる帳簿があった
ことにも触れ「引き継いでいただいた帳簿によって配った」と明言。
その上で「テレビで立派なことをおっしゃりながら
盆と暮れに官邸からのあいさつを受けている評論家には亡くなった方もいる」
と指摘した。
一方で機密費の提供を拒否した評論家として田原総一朗氏を挙げた。
13 :名無しさん@3周年:2010/05/01(土) 16:46:26 ID:Rb4QFEHv
この発言で自民党参議院議員選はさらに苦境へ。
元泥棒(自民党政権時の官房長官)が現職の平野官房長官を標的にするつもりだったようだが、
世論は違う反応。自民党政権時代の悪事を思い出してしまった。
14 :名無しさん@3周年:2010/05/01(土) 16:56:50 ID:wNOGCaBb
このことが事実なら日本は素晴らしい賄賂の国ってことが証明されますね。
\(o ̄▽ ̄o)
17 :名無しさん@3周年:2010/05/01(土) 17:23:09 ID:gzi8vXR+
麻生太郎がしんぶん赤旗で指摘された
『麻生幹事長、政治資金で飲み食い 1年で173回3500万円』
http://bl△ogs.yahoo.co.jp/voteshop/folder/596008.html
機密費だけじゃなく、こういうところで美味しい思いを
させてもらってた連中がマスゴミの中にはたくさんいるはず
新聞記者とかとよく会食してたらしいし
18 :名無しさん@3周年:2010/05/01(土) 17:25:23 ID:E8Fx58Z5
野中「(政治)評論をしておられる方々に、
盆暮れにお届けするというのは額までみんな書いてありました」
野中「まあ、あいさつ程度のことですけども、盆暮れやってるのを見て、
ああ、こんなことをせなならんのかなと。
あんだけテレビで正義の先頭を切るようなことを言っている人が、
こんな金を平気で受け取るのかなと思いましたね。」
(南青山コメント)
野中が官房機密費の闇という藪をつついたら、大量に蛇が出てきたようだ。
すなわち、「政治評論家の終焉。政治ジャーナリズムの終焉。」である。
すでに、誰がもらっていたかという問題ではなく、誰かがもらっていたのは明らかであり、時の政府からそうした賄賂まがいのものをもらって恥じない政治評論家、政治ジャーナリズムとはいったい何なのか、そもそも存在意義があるのかというところまで問題は広がりを見せ始めている。
そもそも、この阿修羅でも何度か紹介しているように、政治ジャーナリズムに対して投げかけられた根源的な疑念に対して、大手新聞メディアはまったく鈍い反応しか示さなかった。
もちろん、政治評論家、政治ジャーナリストの間からは、受け取らなかったと名前を挙げられた田原総一朗以外は、(わたしが見るかぎり)誰も反応を示していない。
そして、いよいよ実名があげられはじめた。
宮崎某(宮崎哲弥?)
三宅久之
テリー伊藤
河上和雄
岸井成格
岩見隆夫
橋本五郎
後藤謙次
岸井成格
星浩
河上和雄
北野タケシ
とりあえず、ここに名前があがっている連中は一刻も早く反論、弁明すべきだろう(マスゴミの好きな言葉で言えば説明責任を果たすべきだ)。
それができないのなら、彼らが官房機密費から賄賂をもらっていた可能性はかぎりなく高いと判断して良いのではないだろうか。
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