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検察ファッショ戦慄の裏側 : 地検の現場は小沢幹事長の早期起訴でうごめいている。日刊ゲンダイ (ゲンダイ的考察日記) http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/563.html
(回答先: 検察が国家支配への暴走!!戦慄の裏側 投稿者 ミスター・ホワイト 日時 2010 年 5 月 02 日 02:28:20)
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1405.html
-------------------------------------------------------------------------------- 小沢幹事長の「起訴相当」議決で、改めて浮き彫りとなったのは日本の司法の危うさだ。今回の議決もデタラメならば、今後、始まる再捜査も怪しい。このままでは検察ファッショ国家へ一直線だ。 --------------------------------------------------------------------------------
結論前倒しには、6月下旬に予定される検察トップ人事が絡む。現在の樋渡利秋・検事総長(64)の後任には、大林宏・東京高検検事長(62)が最有力視されている。 「大林氏は、捜査経験に乏しく政治的判断を優先しがちな“赤レンガ派”の典型です。現政権の反感を買って次期検察トップのイスを失いたくなかったのか、小沢起訴を狙った現場の意見をことごとく潰してきた。そんな人物がトップに就いたら、審査会に与えられた千載一遇のチャンスをフイにしてしまう。現場レベルでは『樋渡体制のうちに、一気に小沢を起訴に持ち込んでしまえ』と息巻く検事もいるほどです」(検察内部事情通) こうなったのは伏線がある。 「強硬派のホンネは『今すぐ小沢を起訴しろ』です。ただ、それでは『本当に捜査を尽くしたのか』との批判を浴びる。そこで6月16日の国会閉会直後あたりに、起訴処分を求める動きが活発化しそうです。『幹事長がグレーの状態で参院選に突入するより、オレたちがクロとハッキリさせた方が民主党もスッキリする』。こんな上から目線の発想もあるようです」(前出の事情通) 検察審査会の結論を錦の御旗に、意趣返し(仕返し)か。これじゃあ、小沢も国民もたまらない。 --------------------------------------------------------------------------------
小沢事件の不起訴処分の当否を審査した「東京第5検察審査会」(検審)の「起訴相当」議決文にはブッタマげた。 法律にド素人の一般市民が審査員とはいえ、あまりに高飛車で敵意と悪意に満ちていたからだ。 検審には本来、審査員の「暴走」に歯止めをかけるサポート役がいる。審査員に法律解釈や事実関係の説明をしたり、議決文の作成を手伝ったりする補助弁護士だ。第5検審で補助に就いたのは、米澤敏雄弁護士(73)だった。 「米澤氏は61年に検事に任官し、5年後に裁判官に転身。岐阜地裁や静岡地裁の所長を務め、東芝ココムの規制違反事件やリクルート裁判も扱ったベテランです。90年の平和相互銀行不正融資事件の判決文では、特別背任罪に問われた元監査役に対し『邪道な行為』とキツイ言葉で断じている。第5検審の議決文にも米澤氏が関わっているのは間違いない」(司法記者) 米澤氏は裁判官を退官後、大東文化大法科大学院教授を経て、昨年4月に都内の「麻生総合法律事務所」に勤務。この事務所が3月に都内で開いた創立40周年祝賀会は、自民党の谷垣禎一総裁や、タレントのみのもんたが来賓で出席している。政財界に顔が利くようだ。 事務所を訪ねると、「(米澤氏は)10日まで連休中」(関係者) --------------------------------------------------------------------------------
謎だらけの検察審査会だが、審査員選びは、次のような手順で行われる。まず自治体の選挙管理委員会が年1回、くじで候補者を選ぶ。ひとつの検審で候補者は400人である。この400人はその後、任される期間によって4つの「群(グループ)」に分けられる。この中から検審事務局は、年4回、10人程度の審査員・補充員をくじで決めていく。 東京検審で審査員に選ばれた男性がこう言う。 裁判員制度は裁判長が「法と証拠」に照らして最終的な判断を下すが、検審は素人の多数決で決まり、歯止めが利かない。制度を見直さないと「人民裁判」化がエスカレートする。 --------------------------------------------------------------------------------
この問題だらけの「検察審査会」のあり方を研究する議連が民主党内にできた。ところが、やっぱり読売などのメディアは「検審に圧力か」と批判を始めた。鳩山首相に対する「不起訴相当」の議決のときは何も言わず、小沢幹事長の「起訴相当」議決対して議連を立ち上げたのはおかしい、圧力だ、ご都合主義だという論調だ。
「そもそも検察が描いたシナリオの着地点が違うのです。鳩山首相の献金事件では、最初から検察に首相本人を立件する狙いがなかった。だから、首相はタッチしていなかったという調書をつくった。それを検審に出したのだから、“不起訴”の議決になるのは当然です。ところが、小沢幹事長の事件は、最初から起訴を狙って、石川知裕衆院議員などをいきなり逮捕し、何としても共犯にもっていきたい調書をとった。それでも小沢氏を起訴できなかったのは、4億円の原資の悪質性、つまり水谷建設からの5000万円ウラ献金を証明できなかったからです。しかし、こうした不起訴に至った理由は検審に出されない。出したのは検察に都合よくまとめられた調書だけです。それだけを材料にすれば、一般市民の感覚だと“小沢氏も共犯に問えるのではないか”となってしまうのです。 これほど問題があるのに、検審を考える議連ができるのはいけないのか。小沢捜査に関して、世間には誤解と無知が多い。民主党議連は、小沢捜査の本質が何だったのかを問いかける運動から始めた方がいい。 (日刊ゲンダイ 2010/05/01 掲載) -------------------------------------------------------------------------------- ★市民感覚の危うさ (⇒2010/04/30 オリーブ) http://www.olive-x.com/news_ex/newsdisp.php?n=89260
「ふつう人は悲しいときには何もしない。自分の境遇を嘆くだけだ。
「怒ることを知る虎は、飼い慣らされた馬よりかしこい」
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