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野中広務元官房長官の機密費暴露発言にはウラがある (日々坦々)
http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/521.html
投稿者 純一 日時 2010 年 5 月 01 日 12:02:56: MazZZFZM0AbbM
 

http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-428.html

2010⁄05⁄01(土) 00:00

まず、官房機密費の使われ方を野中広務元官房長官が暴露している。

何か違和感が残る。

野中が議員時代から、この方は稀代の策士で、目的のためなら手段を選ばない人だと思ってきた。
また日本をダメにした政治家のトップのグループに入る一人だとも思っている。

この人が発言するということは何か「ウラ」があるはずだ。
まずその記事と、ネットで流れたいくつかの情報を転載させていただく。

≪機密費食い逃げ疑惑に新証拠≫ (日刊ゲンダイ2010/4/26)
前官房長官河村をビビらせた野中広務の告白
http://ameblo.jp/asuma-ken/entry-10518581541.html

≪◇新築祝いに3000万円!?自民党の河村建夫・前官房長官がビビりまくっているという。

河村は政権交代直後の昨年9月に2億5000万円もの官房機密費を引き出したとして、大阪市の市民団体に背任容疑などで東京地検に告発されている。この問題に関連し、思わぬところから新証拠が飛び出した。野中広務元官房長官がテレビで官房機密費の使途を洗いざらいブチまけた一件だ。河村を告発した原告代理人のひとりで弁護士の辻公雄氏はこう言う。
「野中氏の発言で、官房機密費があらためて情報収集に使われていないことが分かりました。野中氏の発言を載せた記事を基に先週、東京地検に証拠資料の請求をしました。河村議員の件が訴訟になれば、野中氏を裁判の証人として呼ぶことも検討したいと思います」

野中の衝撃告白は、先週放送された「官房機密費の真実」(TBS系)。番組で野中は、官房機密費の使途をバクロした。
「総理の部屋に月1000万円。衆院国対委員長と参院幹事長に月500万円ずつ持って行った」「政界を引退した歴代首相には盆暮れに毎年200万円」「外遊する議員に50万〜100万円」「(小渕元首相から)家の新築祝いに3000万円要求された」と次々に明らかにしたのだ。
「これはもう公私混同どころのレベルじゃなく、税金ドロボー、公金横領ともいえる驚愕の実態です。告発されている河村はもちろん、自民党の歴代首相や官房長官はみな泡を食っています」(司法ジャーナリスト)

野中証言にはもうひとつ注目発言があった。「(政治)評論をしておられる方々に盆暮れにお届け」と明かしたことだ。
「テレビに出ている政治評論家やタレントが数百万円を提示されてマスコミ工作をお願いされたという話もある。この人たちが“毒まんじゅう"を食べていたと仮定すると、官房機密費のニュースに触れない理由が分かります」(民主党関係者)
鳩山政権が、歴代政権の官房機密費の使途を完全公開すれば、政界と大マスコミは一気にガタガタだ。 ≫

「機密費:評論家にも 野中元長官、講演で証言」(琉球新報 2010年4月28日)
 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-161420-storytopic-3.html

≪野中広務元官房長官は、23日に那覇市内で開かれたフォーラムの基調講演の中で、自身が長官在任中(1998年7月〜99年10月)、先例に従い、複数の評論家に内閣官房報償費(機密費)から数百万円を届けていたことを明らかにした。

 野中氏は講演で「言論活動で立派な評論をしている人たちのところに盆暮れ500万円ずつ届けることのむなしさ。秘書に持って行かせるが『ああ、ご苦労』と言って受け取られる」と述べ、機密費からの提供が定期的にあったことを明かした。

 野中氏は自民党政権時代に、歴代の官房長官に慣例として引き継がれる帳簿があったことにも触れ「引き継いでいただいた帳簿によって配った」と明言。その上で「テレビで立派なことをおっしゃりながら盆と暮れに官邸からのあいさつを受けている評論家には亡くなった方もいる」と指摘した。一方で機密費の提供を拒否した評論家として田原総一朗氏を挙げた。
 官房長官の政治的判断で国庫から支出される機密費は、鳩山内閣が昨年11月に内閣として初めて2004年4月以降の小泉内閣から現在までの月別支出額を公表したが、使途については明かしていない。

<用語>内閣官房報償費(機密費)
 「国の事業を円滑に遂行するために状況に応じて機動的に使う経費」とされる。国庫からの支出は年間約12億円で、使途の不透明さが問題視されており、民主党は2001年に一定期間後の使途公表を義務付ける法案を国会に提出した。≫

「官房機密費 使途と支出先の公開を」 (琉球新報・社説 2010年4月29日 )
 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-161450-storytopic-11.html

≪官房機密費 使途と支出先の公開を

 歴代政権が使途や支出先を明らかにしていない内閣官房報償費(機密費)の実態の一端が、当事者の口から語られた。
 那覇市内で開かれた日本青年会議所沖縄地区協議会主催のフォーラムで、野中広務元官房長官が長官在任中(1998年7月〜99年10月)に複数の評論家に機密費から「盆暮れ500万円ずつ」届けていたことを明らかにした。
 鳩山由紀夫首相は、参院予算委員会で「一層の透明化を図っていきたい」と述べ、情報公開を進める意向を示している。当事者が口を開いた今、政府は早期に機密費の使途や支出先を公表し、国民に説明すべきだ。

 機密費は「国の事務または事業を円滑に遂行するため機動的に使用する経費」とされる。取扱責任者の官房長官が政治的判断で国費から支払う。
 2010年度予算案では内閣情報調査室の経費を含め、09年度と同じ約14億6千万円が計上された。将来にわたって使途を明らかにできない。そんな国家予算があること自体不可解だ。

 野中氏は官房長官時代に評論家だけではなく、総理大臣の活動費、国会対策費、参議院幹事長室などに官房機密費を配ったという。
 世間の常識から懸け離れた額にも驚くが、評論家に配ることと官房機密は一体どうつながるのか。理解に苦しむ。評論家に高額の現金を配ることで、政権に有利な発言を期待したのだろうか。
 もし現金を受け取った評論家が、そのことで政府に有利な発言をしていたり、それまでの論調を変えたとしたら由々しき事態だ。民主主義を否定、破壊する行為であると言わざるを得ない。
 野中氏は評論家に官房機密費を配ったことについて「日本の政治のむなしさを思う」と心情を吐露している。「私にすべての責任がある」と認めた上で「新しい政権の下でも続けていくことがないように」求めた。この発言は重く受け止めたい。

 民主党は01年、一定期間後に使途公開を義務付ける法案を提出した。そして今政権の座にいる。
 鳩山首相は機密費を将来的に全面公開する方針を示したが、機密費を扱う当事者の平野博文官房長官は公開に慎重で腰が定まらない。
 時の政権の都合のいいタイミングで、いかようにも使え、第三者機関のチェックすら働かない事態は解消すべきだ。≫

参照1:≪2010年4月19日放送 TBS『NEWS23クロス』シリーズ追跡:官房機 密費・第1夜≫(@prspctv)    http://www.twitlonger.com/show/vlk7q

≪過去に機密費を渡した先が詳しく記録されていたという引き継ぎ帳。支払うべき相手と金額が具体的に書かれていたという。・・・野中「もう辞めてもうじき死んでいくから、(実態を)正確に言っておいた方がいいと私は思うもんですから。」・・・機密費は当時複数の政治評論家に盆暮れに配っていたという野中氏。内心割り切れない思いを抱えていたという。野中「まあ、あいさつ程度のことですけども、盆暮れやってるのを見て、ああ、こんなことをせなならんのかなと。あんだけテレビで正義の先頭を切るようなことを言っている人が、こんな金を平気で受け取るのかなと思いましたね。」


 
参照2:「ツイッター情報 官房機密費を受け取った政治評論家」(@kamitori)
     http://twitter.com/kamitori/statuses/12634087449

≪官房機密費を受け取った政治評論家=田原総一郎・藤原弘達・俵孝太郎・細川隆一郎・早坂茂三・竹村健一・三宅久之・・・。(マスコミ抱き込みに有効な官房機密費として。) 「日本の裏金」「裏金」(共に、古川利明 第三書館)≫

野中氏の行動原理には過去、理念というものが欠落していることがわかる。
≪証言ドキュメント 永田町・権力の興亡第2回 1996〜2000漂流5年 “数”をめぐる攻防≫(NHKスペシャル、http://www.nhk.or.jp/special/onair/091102.html)で野中は「私は高邁な政治など求めていなかった。党がいかに難局を乗り切るか、それしか考えていなかったよ。」と、自ら理念とか国のあり方がどうのというよりも、いかに自民党が「与党であり続けること」が重要だったことを証言している。また自・自連立に向けても「悪魔とも手を結ぶ」と宿敵小沢一郎に頭を下げ、連立に取り込むが、それはただ単に公明党を取り込むエサだったことが後ほどわかる。
自自公連立誕生後、自由党に約束した政策などは一切無視し、小沢・自由党をなんの躊躇もなく簡単に切り捨てた。


参照3:≪自公体制のきっかけとなった一本のビデオテープ≫(永田町異聞)
    http://ameblo.jp/aratakyo/day-20090726.html

このように見ると、平野貞夫氏も言っているが、小沢さんという人は「騙され続けてきた」ということがよくわかる。ナベツネが画策した民・自大連立もそうだった。小沢さんの中に純粋に理想を追求する心があり、そこにつけこまれているように思う。

少し脱線気味だが、要するに野中さんが、ここにきて何故、官房機密費について暴露話をしだしたか?ただ単に、余命いくばくも無いからという理由だけか、という疑問である。

私が導き出した、というか初めからピンときていたが、結論は「脅し」である。

過去、官房機密費から直接・間接的に評論家・ジャーナリスト・学者などに様々な名目によって渡っていることは想像に難くない。まあ、ストレートに現金でもらっていた疑いのある、某テレビ司会者などもいるが、講演や執筆、会食でのお車代など、間接的に貰っていたのは、貰った本人が一番よくわかる。

そこで、野中氏は「あんたら、あの時、いい思いをして自民党が野党に転落したからと言って、あんまり自民党の悪口は言わんでくれよ」という暗黙のサインなのだ。

また評論家の中には、政権交代したから、年2回盆暮れ500万円が貰えなくなった。怪しからん、ということで自ら率先して民主党追い落としをしている輩もいるだろう(笑)


この野中氏の暴露が非常に大きいのは、権力を監視するはずのマスコミ人も含めた評論家たちが、具体的なワイロを受け取り、政権の批判もせず、意向にそっていたことだ。

この構図はアメリカのCIA工作資金が自民党にまわり、対米従属外交を続けてきたのと全く同じである。

この評論家のなかにはあの「痴の巨人」も入っているのではないか・・・?


※お断り
いつも応援ありがとうございます。GW休暇中5月9日まで遠出する関係で、一応ブログの更新については毎日したい、という意向もあり、過去記事や転載、また短文になりますので、ご了承ください。


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コメント
 
01. 2010年5月01日 13:29:07: duipqzjEpw
 野中広務はJAL問題、沖縄・辺野古問題にもフィクサーとしてしっかり関わっている。この段階で野中がカミングアウトしたのには、本ブログのタイトルどおり絶対何かウラがあるはずだ。
 歯科医師会献金事件で政治生命を断たれた無念を、これから晴らすのか?

02. 2010年5月01日 14:28:20: GQtiZA1uyA
野中が言ってるのは、今必死で民主党を攻撃している奴らのことだな。
三宅だとか、森田だとか、みのもんただとか、、、、、、、
多すぎて、挙げきれないや。


03. 2010年5月01日 16:08:44: VF6iz4qqiE
野中は、麻生を嫌っているよねぇ。 そのラインはないのかな。

04. 2010年5月01日 17:37:18: zKGbceAAaM
>少し脱線気味だが、要するに野中さんが、ここにきて何故、官房機密費について暴露話をしだしたか?ただ単に、余命いくばくも無いからという理由だけか、という疑問である。

余命いくばくも無いからという理由だけなら、腐敗を正そうとしているのだろうが・・・いち早く田原氏が貰っていないと言うなど?なんかおかしい。

民主攻撃をしている評論家に対する脅し?なら、野中氏は何を意図しているのだろうか?自民の崩壊を願っているのか?それとも建て直し?
もしかしたら、当時の野党、いまの民主関係者に対する逆の脅しではないだろうか?

余命いくばくも無いからという純粋な理由なら、誰に渡していたのか、自民政権時の機密費の歴史として明らかにしてもらいたい。だが、名前を出すとなるとまた駆け引きや捏造が存在するかも知れない?


05. 2010年5月01日 18:24:40: PZMCUFxEH6
野中は、小沢と何らかの取引をしたいのでしょう。

それにしても、機密費のことをとぼけていたH官房長官は、何様のつもりだ。
民主がここまでいたぶられた大きな原因は、Hだと思います。


06. 2010年5月01日 19:08:40: TbWC8ZEwSg
野中元官房長官が、官房機密費の暴露話をしたのは?

間違いなく、ワイロ?を受けていた人達への「脅し」だろう

私はその中に野党時代の民主党議員も含まれていると思う
特に、新自由主義派の議員達がーーーーー

野中氏は策士である。
与野党・評論家・マスコミ等の両面を睨んでの作戦であろう

しかし、これは重要な証言である。
歴代総理、評論家、マスコミ関係者など
>>説明責任<<
自ら身の潔白をと言っても、知らん顔だろうなーー
こんな厚顔の輩に世の中、語って欲しくない
脱税と言うよりも、破廉恥行為だ!!


07. 2010年5月01日 20:56:41: xtlWVCU5v6
野中は同和の為に政治活動をしてきた人。
小泉に古い自民党を象徴する人として、叩かれた。
小泉が野中を叩いたのは、同和の食肉利権をアメリカへ貢ぐため。

また、麻生とも同和の件でいろいろとあった。

野中にとって今の自民に義理などはなく、それこそ『自民党をぶっ壊せ』なのかも?


08. 2010年5月01日 21:20:44: kLi92VIBvE
野中さん今後も自民党とその手先の悪事をバラし、アメリカに隷属して尖兵となつて、情報操作し小澤さん鳩山さんにあれこれの言いがかりを付けて、「追い落としを企てている国賊」をきれいさつぱりと一掃するために、真実[マスメデイアの裏側など」を明らかにして下さい。

09. 2010年5月01日 21:27:00: kPnRFomyGr
おーい河村、持ち逃げ官房機密費を誰にばら撒いたんだ?
言ってみろよ

10. 2010年5月01日 21:27:08: vDazOqTKHq
この暴露の中で、野中広務元官房長官は「私も余命少ない人生、言わねばならぬことは、言っておきたい」という趣旨のことを言っていましたね。

自分に正直な人は、本当のことを言うのですよ。


11. 2010年5月01日 22:45:05: GQtiZA1uyA
歴代総理、評論家、マスコミ関係者の皆さんは、「説明責任」を果たしてもらいたい。
なお、マスコミは歴代総理、評論家、マスコミ関係者の皆さんが説明責任を果たしているかどうか毎週世論調査をして発表してほしい。
マスコミの報道や論説、コメントが信用できるかどうかは、野中氏が明らかにしたこれらの人たちの説明責任によります。
それぞれ疑われている人は、記事を書くとき、評論するとき、コメントするときに必ず自分が官房機密費を貰っているかどうかを明らかにした上で行なってください。
自浄能力が試されています。



12. 2010年5月01日 23:29:11: GiPy29J8Xk
05>様
H官房長官とは平野の事だと思いますが。鈴木宗男に官房機密費のことをしつこく取り上げられるので、頭にきて、野中の懐刀であった鈴木が当時総務局長だった時、大阪府の知事選に関連して大田陣営に官房機密費を投入した事を当時府連の幹事長だった平野が知っていて、脅しをかけたと言う話しが囁かれていますね。

13. 2010年5月01日 23:36:46: GiPy29J8Xk
野中が小沢を助けると言う事はまずないでしょう。松田賢弥「闇将軍」を読むと考えられません。当然、二人が手を結ぶ事もないでしょう。自民党と公明党が組んだとき小沢は野中に完全に裏切られていますから。

14. 2010年5月02日 01:02:22: DONzdoFnTQ
野中は一石二鳥ならぬ一石三鳥、四鳥を狙っているように思われる。

その刃は自民にも民主にもマスコミにも向いているが、同時に自らの政治家としての汚名返上をも願っているのではないか。

民主党政権とネット世論は、この衝撃の暴露内容をうまくマスコミ攻撃に向けるべきであると思う。


15. 2010年5月02日 02:32:35: 4HreiVNhgo
自民党は政権にあり続けるために国民の税金で政権の茶坊主である三宅やハマコウなどにカネを配った。
田原は受け取らなかったといったらしいが、ではそのほかは全部受け取ったということ。
田原も野中からは受け取らなかったというだけでその他の利益供与はあるだろう。
ムスメがテレ朝で働いているようだし。
とにかく長年続いた自民党政権で権力は腐敗しきっていたのである。
最後の抵抗をしている自民党=アメリカの手先、そのお先棒を担いでいるマスゴミその尖兵、評論家と称する権力の犬たちに鉄槌を!

16. 2010年5月02日 06:22:44: ZaqbTCAPz6
野中には、官房機密費の暴露もいいが、日歯連事件の真相を語る義務がある。一億円の不正な政治献金を、橋本、青木、野中と3人同席の場で受け取りながら、その場に居なかった村岡兼造氏一人に罪をなすりつけた。三井環氏の説によれば、検察の裏金を知った野中が検察に脅しをかけたらしい。結果として、無関係の村岡兼造氏一人に罪がなすり付けられ、気の毒に村岡兼造氏は、一審は無罪判決を勝ち得たもの、二審以降は腐りきった高裁、最高裁によって有罪にされてしまった。恥を知れ野中!お前が語るべきは、屁みたいな評論家に金を渡したなどと言いう些末なことではなく、検察の裏金だ。裏金をネタに検察と取引し、無関係な村岡兼造氏に無実の罪をなすりつけた経緯を、詳細に語るのがお前の責任だ。それが、無実の罪で有罪が確定してしまった村岡兼造氏に出来る、残された唯一の贖罪の道だ。

17. 2010年5月02日 07:36:21: BjayhHkDKE
野中は関岡英之氏により年次改革要望書が世に出るまで、「知らなかった」と発言している。本当に知らなかった、知らされて無かったのだ思います。
政界を引退して、自分が誰の為に働かされて来たか悟った可能性もある。

18. 2010年5月02日 08:34:46: EvMAEUPgfw
小渕内閣の時の話、としているのが気になります。まあ自分が官房長官のときの話だから当然とは言えますが、小渕政権はいわゆる「改革政権」ではありませんでした。そしてむしろ「冷めたピザ騒動」等、メディア受けは良くなかったはずです。本当に「メディア工作」はあったのでしょうか?

19. 2010年5月02日 10:58:01: lJg9ZfFySU
議員は2期程限定制にすれば
少なくとも今よりきれいになるのでは?
不潔な人間はどこにでも発生するものなので
システムで防ぐしかない。

20. 2010年5月02日 11:01:55: SuEQxTkFnU
東京地検特捜部、ならびに国税当局 御中
田原、三宅、北野武、テリー伊藤ら会計帳簿を
至急洗ってもらえませんか、国民の税金が
投入されている可能性大ですから。

21. 2010年5月02日 11:46:46: IX74ZBcmbU
国会周辺では下記URLに書いてあるような替え歌が流行しているそうです。
山本一太の安倍応援歌にもあきれましたが、国会議員ともあろうものが、こんな小学生でもやらないようなことを、嘆かわしい限りです。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100430/plt1004301557005-n2.htm


22. 2010年5月02日 11:56:05: wQmO5775S6
>>16さん
それは、ぜひ語って頂きたいです!

>>17
そういう可能性もありますね。
さらには、南京大虐殺が中国の捏造だとも知らずに動かされて来た事も。


23. 2010年5月02日 13:18:12: D4n61g7FxY
野中さんの自伝書などを読むと、
酷くピュアな部分と、酷くドロドロしているところが
併存している不思議な政治家という感想を持ちます。

人間だから、いろんな側面を持っているのは当然で、
自分的には、田中角さんと同様に、
権力のもつ強さと弱さをともに知っている政治家、
人間の善と悪の両面をよく知っており、
そのバランスを本能的にとれる政治家、
自分の立場をよく弁えた政治家、という印象を持ちます。
決して嫌いではありません。
長谷川平蔵を彷彿させる寧ろ大好きな政治家の一人です。

今回の暴露には、確かにいろいろな側面がある。
まず第一に自分自身へ火の粉が振ってこないが為の保身、
そして評論家どもへの恫喝・自己顕示と民主党攻撃を強く指令したこと、
そして、たぶんごくわずかではあるだろうけれども、
発言の趣旨通りの愛国的な気持ち、そんなところじゃないですか。

事実は事実であり、やがては全て詳らか明らかにされなくてはならない、
これが民主主義社会です。
コイズミのように騙しやすい人間は欺されるのが悪いというのでは、
そもそも社会は成り立ちません。
こんな政治は一刻も早く全て暴露されなければなりません。

先に中曽根JRの話を聞く機会がありました。
コイズミ改革のことについては完全にスルーです。
大勲位が切腹させられたのにホントに腰抜け男です。
コイズミ改革をきっちり総括しないで、
また政権に就きたいというのは、
また騙しの政治をするという意思表示にしか聞こえません。

とにかく夏の参議院選挙圧勝まであと少しです。
それまで小澤さん、生きていて下さい。
真の民主主義国家・独立国家の建設まであと一歩です。


24. 2010年5月02日 13:33:23: ua8XTlbdsA
単純に官房機密費を民主党が使えなくする為に暴露したんじゃないのか。

25. 2010年5月02日 14:22:57: vG6atuIWp2
>20. 2010年5月02日 11:01:55: SuEQxTkFnU
>東京地検特捜部、ならびに国税当局 御中
>田原、三宅、北野武、テリー伊藤ら会計帳簿を
>至急洗ってもらえませんか、国民の税金が
>投入されている可能性大ですから。

東京地検特捜部と国税当局は国民の税金で裏金作ってるから聞いてくれないよ。


26. 2010年5月02日 14:48:21: n4HMomsa4k
この野中の暴露は、毒饅頭を食らった評論家どもへの無言の圧力だな、

「毒饅頭を食らった茶坊主ども、最後のご奉公に一生懸命民主党崩壊発言を
しないと今は名前を伏せてるが、場合によっちゃ名前をだすぞ解ってるな」

って事だろう、虎の子の土地改良が小沢の予算半減で各地方組織が、廃止、
休止、解散と崩壊してしまったしやることが無くなった事と小沢民主党
への恨み骨髄に徹すてな事だな。少しは日本の事を考えて欲しいね。


27. 2010年5月02日 16:50:53: VhOvvU1bWw
>>16さん

>評論家に金を渡したなどと言いう些末な

マスメディアが世論に与える影響を考えると、
瑣末なことではないと思うのだが。


28. 2010年5月02日 17:24:30: 0vAWduD9fY
ウラがあるって事? もっと多額の金が評論家連中の他に流れた事隠すため、じゃないのか。

29. 2010年5月02日 18:47:14: OxjCR7mqyM
=河村建夫Wikipediaより抜粋=

麻生内閣退陣直前の2009年9月1日、内閣官房報償費から月単位で通常の5倍にあたる2億5千万円を引き出して鳩山由紀夫内閣に引き渡していた事が判明した。大阪の市民団体「公金の違法な使用をただす会」から背任罪・詐欺罪で告発されている[12]他、「政治資金オンブズマン」からも使用目的を開示するよう情報公開を申し立てられた(不開示となったため取り消し提訴に発展している)[13]。

これって、情報源は何でしょう?
これから"機密費"を使える新政権に"機密費"を渡す意味が分からないのですが・・・
これが事実なら野中の鳩山政権への脅しとも取れるのですが、どうなんでしょうね?


30. 2010年5月02日 20:05:54: IEqS2tF5ek
>>29へ、

その毎日新聞のデーターは、削除されている。

もし、機密費2億5千万円が、河村官房長官から鳩山総理に渡っているなら、

これは茶番やね。できレースやね。このネタで、某国がウラで脅しているのか?

真実は、闇の中?


31. 2010年5月02日 21:13:18: XvLKmCsSAc
>ただ単に、余命いくばくも無いからという理由だけか、という疑問である。

以前、麻生政権が落ちかけた時「民主党よりはいい」と取材を受けていた
それがNEWS23(共同か時事)だった気がする
麻生さんと仲悪そうだがここぞというときは連帯を組むのかもしれない

>そこで、野中氏は「あんたら、あの時、いい思いをして自民党が野党に転落したからと言って、あんまり自民党の悪口は言わんでくれよ」という暗黙のサインなのだ。

ここにつながるわけだ


32. 2010年5月02日 23:49:25: vjy3g5Wjco
単に川村が二億五千万円を引き出して、残りの機密費を鳩山政権に引き継いだということではないんですかね

33. 2010年5月03日 00:07:40: vjy3g5Wjco
その二億五千万のつかいみちが 今の異常な民主攻撃に使われていると考えると
わかりやすいですね とにかくテレビのコメンテイーターの民主攻撃は
尋常でないし、番組始まるといきなり鳩山、小沢やめろからはじまっちゃたりして。また最近麻生がテレビに出はじめたりと、阿修羅を見ると
検査審査会の世話人の弁護士さんもずいぶん忙しそうですからね
プラス何億かが加算されてるかもしれませんが  

34. 2010年5月03日 06:54:17: S1GelNrtCc
野中は底知れない策略士です。確かにこの見解のように、評論家屋などに対する「脅し」とも見れますが、私は別の見方をしています。

つまり、野中のこのようなブラフ的回想はいかにもありそうな話であるから、野中の回想は尤もだ、真実だろうと思い込まされてしまいます。そういう一般市民の思い込みが頂点に達したところで、実は民主党の幹部にもこのような汚れたカネを配っていたとウソをつき、一般市民は「そうなんだ。やっぱり民主党もきたないなあ」とすっかり思い込まされてしまう。

民主党の支持率に打撃を喰らわせることが最終的な目的なのではないでしょうか。
用心、用心。野中は、飯島と並ぶ悪です。


35. 2010年5月03日 07:03:31: eDNh319jvI
野中のカードは使い方が大きい。

第1は 小泉憎しだ。この怨念は大きい、関係者は大変だ。米国のパシリ。

第2は 清和会、検察の独裁に対する怨念だ。

まだまだ効果抜群の影響がある、しかしなぜ民主党に有利な暴露を今行うのか。

やはり日本人としての誇りがあるのだろう、今までの罪を思い踏み切ったのではないか。

勝手に米国にやられ放題、日本人が奴隷化して日本人をいじめている おかしいじゃないか、自分は日本人なんだと、誇りはあるのかと。

あまりにも今の状況は異常だ、戦争にのめりこんだ時期と同じと思っているのでは、繰り返してはならない、そんな思いが 野中にあるのでは 最後の奉仕か?

しかし、複雑な石を投げたものだ だれがうまく使うのか。


36. 2010年5月03日 10:42:57: to0iEDSQuE
野中さんの孫や子孫のために、売国検察の改革や売国法務官僚や売国外務官僚に、今の間に手を引き、身を引き、悪辣極まる売国官僚達全員に御退場の印籠を渡したのではないでしょうか。最後まで抵抗しないように、先にお抱え評論家を血祭りに上げ、同様に官僚には懲戒免職で財産を一切奪う警告を与えたのではないでしょうか。野中さんが剣道界の頂点に立つ人物であるがゆえに、橋本総理退任粛清に際して自身の仇討ちを果たすために、行った行為ではないでしょうか。今後の官僚の配置辞令やマスゴミの報道内容の検証が必要となります。今の間に、現行の官僚組織配置人名一覧を掌握し、変更後の一覧比較をすれば明確に野中氏の作戦と、効果を検証できる。

37. 2010年5月03日 11:31:07: Exp09zw2FQ

財務官僚もまた、腐敗しやすい陰湿な環境にあるそうですね。

38. 2010年5月03日 12:46:17: BZ3zhJt3As
いまの野中にとっては、悪魔とまで表現した小沢よりも、森-小泉-竹中に連なる自民党内の市場原理主義サイドの人間が憎いんじゃない?

自民党を借金まみれにして国をめちゃくちゃにしておきながら、政権を手放し下野した途端に、借金まみれの泥船自民党に見切りをつけてみんなの党を後援しキャスティングボードを手にして政権復帰を伺うやつらが許せないんじゃないだろうか?


39. 2010年5月03日 16:16:52: QRfwyA0tGs
野中が金を渡したという相手にはなぜか
・官房副長官
・自民党幹事長
・議運委員長
などの要職が含まれていない。
いずれも内閣・党・議会における要職であり、内閣や党内・与野党折衝に直接あたるポジションでもある。
にも関わらず、これらの要職は無関係で「衆院国対委員長と参院幹事長」と名指ししているのだ。
これらの要職に付いた人たちを調べてみると、野中の標的がおぼろげながらも浮かんでくるのではないだろうか。
極端な話「内閣によっては官房副長官もこの分配に絡んだり、長官に変わって直接取り仕切ってたケースもあったようだ」と付け加えるだけで、同職の履歴がある小沢一郎、鳩山由紀夫、鈴木宗男らも騒動に巻き込む事ができたのだから。

40. 2010年5月04日 02:30:51: SgkAkgZdZs
南京大虐殺が中国の捏造って誰が決めたの?

41. 2010年5月04日 22:59:38: DoscMwsZqW
野中に魂胆があるとすれば、
1.金を渡した評論家がねがえられない為のおどし。
  大半の国民はマスコミがこのニュースを流さないのを
  見越してのこと。
2.平野に同じことをできないようにする牽制。
  民主党が評論家を買収すると自民党は大きな武器が1つなくなる。
3.自らの権力の盛り返し。
  脅迫という手段に切り替え、今でも関係議員を言いなりに
  させたい。

42. 2015年3月06日 01:26:36 : 4lW7bvomAI

MADE IN JAPAN! in Japan
http://soitgoes.blog110.fc2.com/?mode=m&no=1051

墓場まで持ってゆく秘密
2010/07/15 11:41

--------------------------------------------------------------------------------

今月号の文藝春秋には、なかなか面白い記事が多かった。

野中広務、立花隆、後藤謙次の座談会「墓場まで持ってゆく秘密」http://soitgoes.blog110.fc2.com/blog-entry-1045.htmlも興味深く読む。「小沢一郎の逆襲はあるか」との副題がついているが、小沢を「悪魔」と呼ぶ大の小沢嫌いの野中、最近小沢批判の文章を盛んに発表している立花隆、「小沢一郎 50の謎を解く」の著者、後藤が集まって語る小沢の虚像と実像。

首相とセットの幹事長辞任は、小沢側から仕掛けたという観測もあるのだが、座談会では鳩山の「急襲」であり、小沢には予想外の完敗だったという認識で三者が一致。野中広務は、人の弱みを握って恫喝する事にも長けた海千山千の政治家であり、彼が語る「人徳無き小沢」、「小沢の闇」に関するエピソードも実に面白い。

表題の「墓場まで持ってゆく秘密」とは、野中が自分の死後に発表するように既に人に託した文書があり、そこには小沢の秘密が多々書かれているという事から。座談会では、墓場に持って行くまでもない話として、野中がいくつか小沢一郎関連のエピソードを語っているが、その話でもなかなか面白い。

心筋梗塞で倒れたがペースメーカーも入れておらず意外に元気。治療のためと称してロンドンによく行くが、小沢は大のカジノ好き。ロンドンに行った時は、常に同じ外務省のイギリス大使館員がアテンドしていたのだが、その男は後に新進党から代議士になり、今や小沢の地元岩手県知事。小沢は、人に言えないことを相当ロンドンでやっていたのでは、などと野中は語る。

湾岸戦争時に小沢が仕切って貢献した金額は130億ドルと言われているが、野中が調べたアメリカの記録では100億ドル。30億ドルがどこかに消えているという話については、金額のスケールが大きすぎて、ちょっと眉唾な気が。これはさすがに野中の妄想では(笑)。

まあ、もしも3,000億円近い巨額の金が小沢に還流していたとしたら、不動産好きの小沢は、今頃、全盛期の千昌夫ばりの不動産王となっていたはず。まあ、政党や派閥から飛び出る際に、党や派閥の金庫にあった金を根こそぎ自分の懐に入れたというネコババ疑惑については、確かに疑わしいのだが。

「墓場に持ってゆく秘密」のほうをしきりに聞きたがる立花に対して、「私も高齢ですから、もうすぐですよ」と野中は笑っていなす。野中は現在84歳。

しかし老いたとはいえ、いまだに血気盛んな小沢批判など聞いていると、頭もボケてないし実に元気なのである。ひょっとして、まだまだ元気で100歳過ぎまで生きるのではないか。「墓場の秘密」公開は、まだまだ先かもしれない。

いや、それどころか、小沢一郎や立花隆のほうが先に逝ったりして。<オイ。



43. 2018年1月26日 23:24:55 : FjRvn9JTNs : Pub@3VrBmAg[3]

酒たまねぎや URAホームページ


6月16日 2016年

by
木下隆義


野中広務という売国奴

Posted in 売国奴, 政治, 自民党
http://www.tamanegiya.com/ura/2016/06/16/nonakahiromu/

野中広務

金と女まみれの北朝鮮族議員

(以下略)


44. 2018年1月28日 16:16:15 : ZoZiOlkhzc : cAZ2aMpx6Ng[6]
依存症の独り言

2013/06/22

武装共産党員だった野中広務=真性売国奴を糾弾せよ!
http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2013/06/post-9326.html(記事全文)

野中広務(元官房長官/元自民党幹事長)が、尖閣諸島をめぐり「領有権問題棚上げの日中合意があった」と発言した。
これは、今月3日、訪問先の北京で行われた。
記者会見における発言によると、日中国交正常化(1972年)の直後、正常化交渉に当たった当時の田中角栄首相から聞いた、と言う。

これに対し、国営新華社通信は早速、野中が「国交正常化の際、両国の指導者が釣魚島(尖閣諸島の中国名)問題の棚上げに合意したことを振り返った」と報じている。
中国からすれば、その昔、政権中枢に君臨した元実力者が中国の意向に沿う発言を、しかも中国の首都で発信してくれたのだから言うことなしの気分だろう。
では、野中の発言は事実なのか?

野中によると、1972年9月の日中国交正常化から間もないころ、箱根で開かれた自民党田中派の青年研修会で田中から直接聞いたらしい。
が、現職の首相だった田中が、当時は一介の京都府議にすぎなかった野中に、重大な「国家機密」を漏らすだろうか。
答えは「否」だろう。
もし本当なら、なぜ今まで黙っていたのか?
なぜ今になって、北京に詣でてまで発言するのか?
中共当局の強い働きかけがあったから、と解するのが妥当だろう。

-------------------------------------------------------------------

●野中広務は真性の売国奴である。
でも、小渕内閣で政権No.2の官房長官を務め、森内閣では実力幹事長として「影の総理」とまで呼ばれた男が、どうして真性売国奴になったのか?
それは、この男の過去を見れば解る。

●詳述する前に簡単に述べておくと、この男は共産主義者である。
が、一方において強烈な反日本共産党でもあるので誤解が生じるのだ。
京都府議時代、彼は蜷川共産府政に反対する急先鋒だった。
その結果、京都自民党の幹部に昇進し、保守府政実現後は副知事に就任した。
ここで取り違えてはならないのは、この男は反日本共産党ではあっても反共産主義ではなかった、ということだ。

●ここで、この男の売国奴ぶりを検証しておく。

1999年11月23日(幹事長代理当時)、神戸市の新神戸オリエンタルホテルで開かれた党県連主催の会合で、北朝鮮政策について
「確かにテポドン、不審船、拉致疑惑といろいろある。(拉致疑惑で)先方と話をすれば、『36年間の(日本の)植民地支配はどうなる。日本は多くの人間を(朝鮮半島から)拉致していった』という互いにむなしい議論の戦わせ合いになる」
と発言した。(11月24日付読売新聞)

1999年12月2日(幹事長代理当時)北朝鮮の錦繍山記念宮殿を訪問して
「ご生前中に3度にわたりご会見の栄を得ましたことに感謝し、金日成主席閣下の不滅の遺徳が、朝鮮民主主義人民共和国の永遠の発展と日本国との友好発展の上に、大いなるお導きを願い、永久不変万年長寿をお祈りいたします。」
と記帳した。(12月3日付読売新聞)

1999年12月5日(幹事長代理当時)、NHKの報道番組に出演し、北朝鮮に対する食糧支援について
「隣国が困っているのに、援助をせず、心を通わせないで、拉致問題をはじめとする日朝間の課題が本当に解決するのか。日本の平和と安全のためにも、何らかのトビラをあけていくことが(戦争を知る)我々世代の責任であり、政治家の責任だと思う」
と発言した。(12月6日付読売新聞)

2000年3月19日(幹事長代理当時)、島根県湖陵町で講演し、北朝鮮への米を十万トン支援することに関して
「日本人の拉致問題を解決しないで、米支援はけしからんというが、日本国内で一生懸命吠えていても(行方不明の)横田めぐみさんは帰ってこない」
と発言した。(3月20日付産経新聞)

野中は、1997年の第2次橋本内閣発足から小渕内閣を経て、2001年の森内閣退陣までの約4年間、自民党の最高実力者だった。
で、その最高実力者の言動が以上のとおりなのである。
今、読み返しても、私は激しい憤りを禁じえない。

では、なぜ野中は、こういう売国奴としか言いようのない言動を続けたのか?
しかも、同盟国である米国から「ならずもの国家」と名指しで非難されていた北朝鮮に対して、なぜ特にそうなのか?
それは、下の記事を読んでもらえば解る。
ただ、少々長いので、結論を先に書いておく。

野中は、武装闘争路線時代の日本共産党員だった。
そして、その時に朝鮮人の共産党員(後に朝鮮党員)が野中の同志だった。
以下の記事はそう結論付けている。
記事内のX≒X'は間違いなく野中であり、S町とは京都府園部町のことだ。
そして、「最下層民の出身」は被差別部落民を意味する。

Nonaka                 「拉致はでっちあげだ」と主張した方と仲良く並ぶ野中

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実は、1950年頃まで日本共産党にいた人物が、のちに保守政界に転向して大出世した、という事例が、上記の『マンガンぱらだいす』(風媒社95年刊、p.234)に紹介されている。固有名詞は伏せてあったが、だれを指しているかは、筆者にはすぐにわかった。

著者の田中は、けっして反共右翼ではなく、どちらかといえば左翼的、親北朝鮮的な主張の持ち主であり、上記の著書も、べつに共産主義者や北朝鮮や某転向者をおとしめる目的で書かれたものではなく、むしろ朝鮮人や共産主義者への共感のにじみ出たノンフィクションだ。
それだけに、この本の「転向者」の下りは信用できる。

筆者は小説『ラスコーリニコフの日』を執筆するにあたって、「なぜ、95年の国松警察庁長官狙撃事件は8年後のいまになっても、まったく解明されないのだろう」と様々に仮説を立てて考え、仮説の検証に役立ちそうな資料を探すうちに、上記のノンフィクションに出会った。

そして、絶句した。
日本の政治家が、とくに(左翼系でなく)保守系の多くの政治家が、なぜ北朝鮮に弱腰なのか、という疑問が一気に氷解した。
テロや拉致で、何千人もの同胞の人権が侵害されても殺されても、日本の政府と国民は異様なほど北朝鮮に寛大で、事件の解明、犯人の処罰、経済制裁や外交制裁を十分にしないだけでなく、北朝鮮を援助し、国交を結ぼうという世論すら少なくないが、その理由はこれだったのか、と一瞬思った。
自国民が(国交のある)外国からテロや拉致の被害を受けたら、「加害国」とは国交断絶するのが普通なのに、逆に国交を結ぼうなどと考える政治家やジャーナリストが大勢いる国は、世界広しといえども、日本ぐらいしかあるまい。

------------------------------------------------------------------

今回紹介したX'の「容共」時代の活動はいずれも、合法的な活動の範疇にとどまっている。彼自身が認めている(あるいは、府議会の公式記録に残っている)のだから、当然だが、思想的にここまで無節操だとわかると、政治家として表舞台に出る前、つまり、終戦直後に日本共産党の党員だったとしても不思議ではない。

X'にとって、もっとも重要なものは政治的な主義主張ではなく、前回紹介したように、S町で幼少期に得た期待と優越感であり、S町同郷人の(「最下層」民としての?)連帯感(組織票)なのだ。郷土の期待を実現するために(故・竹下登元首相に負けないために?)右であろうと左であろうと立身出世(権力獲得)のためなら平気で尻尾を振る、文字どおり「右顧左眄」の姿勢こそが、政治家X'の本質だ。

言い換えれば、彼は心理的には、日本国にも保守政界にも自民党にも属しておらず、ただ「郷土」(S町)のみに属し、「郷土の代表」(町一番の高学歴)というペルソナを最優先にして生きているのだ。

もしも「X=X'」なら、終戦の頃、X'と日本人共産党員と朝鮮系共産党員(のちの朝鮮党員)は、同じ「日本共産党」に在籍していた「同志」ということになる。これについてX'および現在の日本共産党、朝鮮党の3当事者はそろって口をつぐんでいる。

志位も、上記のように府議会議事録を使ってX'を攻撃するのもいいが、そんなものより、自分の党の過去の活動記録を公開すれば、簡単にX'の息の根を止められるのではないか?
それをしないのは、古すぎて資料が残っていないか、あるいは、当時の日本共産党が武力闘争(現代語で言うと「テロ」)をしており、そこに触れられるとまずいからか、のどちらか、ではあるまいか?

公表されているX'の、終戦直後の足跡と、当時の左翼の武力闘争(テロ)の実態を付き合わせると「接点」が浮かび上がる。次回は、X'(=X?)に非合法活動を行った過去があるか否かに迫りたい。

念のために確認しておくと、共産思想を持つこと自体を非合法化した治安維持法は終戦後、米占領軍の統治下で廃止されている。したがって、それ以降、X'が田中好代議士の秘書になる1953年までの期間に隠すべき「非合法活動歴」があるとすると、それは思想犯ではなく、ほとんど、暴力的破壊活動以外にはありえない。

------------------------------------------------------------------

田中宇 『マンガンぱらだいす』(風媒社95年刊)が指摘する、終戦直後日本共産党にいて(自身は日系日本人だが)当時の朝鮮系共産党員(のちの朝鮮党員)と行動をともにしていた、95年現在「バリバリの自民党(国会議員)」を「X」とする。そして、Xとよく似たプロフィールの超大物政治家を「X'」とし、このシリーズでは両者が同一人物か否か(X=X'かX≠X')を検証している(なぜ人名の特定に慎重なのかは「タブーを破るための4項目」を参照)。

『マンガン…』は、50〜52年頃、日本共産党を上部組織とする組織、在日朝鮮人連盟(朝連)や在日朝鮮統一民主戦線(民戦)に参加していた在日朝鮮人らの証言を載せている。その1人、マンガン鉱山者のイ・ジョンホ(李貞鎬)によると、「(95年現在)自民党国会議員のXも、当時はバリバリの共産主義者」で、京都府S町の細胞(暴力革命の行動単位)のキャップだったので、Xと一緒に細胞会議をしたこともある、という(田中前掲書p.234)。

元共同通信記者の魚住昭によると、X'の父は、最下層民の出身(ながらS町でほとんど唯一の自作農で、比較的裕福)だったので近郷近在で、元受刑者や朝鮮人の「救済活動」に熱心だったようだ。S町周辺にはマンガン鉱山がたくさんあり、そこで働く朝鮮人は貧しかったので、彼らの娘をX'の父はX'の弟らの子守りに雇ったという(講談社『現代』(03年3月号p.94)。

つまり、田中と魚住の取材はぴたりと符合して、矛盾がない。よって、99%の確率で「X=X'」と判断できる。

そのうえで田中の『マンガン…』を再度読むと、Xと細胞会議をともにした李貞鎬は、上記の年表のとおり鉄橋、弾薬庫、ダム(発電所)などの爆破テロを計画していたことがわかる(田中前掲書p.233-235)。

李貞鎬は、テロ計画にXが参加していたとは明言していない。が、当時の日本共産党は武力革命(テロ)を起こすと宣言しており、Xが細胞のキャップなら、テロ計画に関与しなかったはずはない。
とくに鉄橋爆破計画の場合は、関与しないほうが不自然だ。

------------------------------------------------------------------

京都府北部には、戦時中日本海に面した重要な軍港だった舞鶴港があり、朝鮮戦争が始まると、そこから軍需物資が搬出され、朝鮮半島に上陸した米軍に補給された。そこで、当時京都府内にいた在日朝鮮人の共産主義者らは、米軍と戦う北朝鮮軍の支援には、米軍用の物資搬出を阻止するのが最善と考え、舞鶴港に物資を運ぶ山陰線の、鉄橋爆破を計画した(田中前掲書p.234)。

X(=X')は、弟の子守りを「マンガン鉱山者の朝鮮人の娘」にしてもらっていたのだから、人脈的には李貞鎬らの共産主義者と相当に近く、李貞鎬が鉄道テロを計画する場合、Xに相談しないのは不自然だ。

というより、鉄道の仕事に就いたことも、軍隊で物資輸送を務めたこともない「素人」の李貞鎬が(弾薬庫やダムと違って鋼鉄でできていて頑丈な)鉄橋の爆破などいう、鉄橋の構造や軍需物資輸送の重要性を知り尽くしていないと不可能なテロ計画を発案するとは考え難い。素人なら、鉄橋よりも爆破しやすい、平地の線路や駅の攻撃ぐらいしか思い付くまい(たとえば52年の青梅線のテロ犯は、貨車の暴走しかできなかった)。が、鉄道のプロであるX'は「それでは、すぐに復旧してしまうので、米軍の物資輸送にダメージはない」と判断できる。

また(日本軍は米軍と違って物資輸送を重視していなかったから第二次大戦に負けた、という説もあるくらいで)「物資輸送を断てば米軍に勝てる」などと発想する者が、当時の日本の「民間人」にはほとんどいなかったことも、徴兵経験のあるX'の関与をうかがわせる。

他方、終戦後大陸でソ連に抑留され(共産思想に洗脳され)た日本兵捕虜のなかに、南満州鉄道((満鉄)の者が多数含まれており、彼らが復員してくると日本政府は失業対策の意味もあって次々に国鉄で雇い入れた。このため国鉄の組合は極左暴力思想に冒され(上記の渡部の指摘のように)戦後は違法ストを繰り返し扇動する共産圏のスパイや過激派の温床となった。

こうした事情から、鉄道テロは、終戦直後から左翼の有力な闘争手段だった。52年の青梅線貨車暴走事件もこうしたテロの一環であり、当時の左翼はより効果的なテロのために、鉄道事情に精通した共犯者を必要としていた。

したがって、京都府内で計画された3つのテロのうち、鉄橋爆破は、朝鮮人共産党員ではなく、ほかならぬXが発案したのではないか、と筆者は推定する。なぜなら、X'(≒X)は戦中戦後大阪鉄道局(業務部審査課)に勤務して鉄道事情に精通しているうえ、当時の復員軍人の輸送業務や駅員への指導を通じて「大陸帰りの工作員」と接触しやすい立場にあり(『現代』03年3月号p.105)しかも終戦のときは四国山中で所属部隊の「物資輸送」に従事していたからだ(同p.103)。
X'は魚住に、終戦直後、復員して京都駅で浮浪者の群れを見たときの心境を(うっかり?)語っている。

「ひょっとしたら革命が起きるかもわからん……もう少し世の中の動きを見てみようかと思ってね。友だちの家を1週間ほど泊まり歩いた」(『現代』03年3月号p.104)

------------------------------------------------------------------

半世紀前の日本の公務員事情はいまとかなり違ったようで、51年4月、X'(≒X)は大阪鉄道局に勤務したまま、故郷のS町の町議会議員選挙に立候補して当選し、以後「二足のわらじ」を履いた。が、翌52年3月、X'は鉄道局を退職する。

退職の理由は、X'の出身階層に基づく差別だった……と(不思議なことに21年後に)X'は73年の京都府議会本会議場で自民党の府議会議員として演説している。

魚住によると、X'は優秀な職員で、どんどん昇給したため、あとから復員してきた先輩職員にねたまれたから、となる。20代半ばに早々と係長を抜き、課長補佐に近い額の給料を得たX'に対して、52年頃「X'は最下層民だ」という陰口がささやかれるようになり、それを苦にしてX'は52年3月に鉄道局を退職した、という(『現代』03年3月号p.105)。

が、別の理由がありうる。
退職直前の52年2月には、青梅線で鉄道テロがあり、京都では警官隊とデモ隊の大規模な衝突事件が起き、いずれも日本共産党が関与したと警察当局は疑っている。しかも、前年4月のS町の町議選ではX'という鉄道員が当選しているのだ。この時点でX'はまだ最初の「反共(決別)宣言」をしておらず、京都府下の町村議会議員は全員、自動的に共産党の影響の強い「京都府青年団連合会」(京青連)に加盟していたから、警察当局は当然、X'を「今後、共産党の指導を受けて鉄道テロを行う可能性のある要注意人物」と見て摘発しようとしたはずだ。

【58年のS町長選挙のときまで、X'が社会党支持者などの「左翼票」を得ていたことは確実なので(『現代』03年4月号p.115)51年のS町の町議選でも左翼票を得て当選したことは間違いない。したがって52年当時、警察当局にはX'を共産党の党員またはシンパと疑う合理的な理由があった。】

筆者は断定する。X'の鉄道局退職の理由は差別ではない。52年2月の時点で、現役の鉄道局職員にして日本共産党員だったX'(=X)は、S町周辺在住の朝鮮人共産党員とともに、鉄橋爆破という(思想犯ではなく)正真正銘の非合法活動(凶悪犯罪)を計画し、それが摘発されそうになったのであわてて計画を中止し、鉄道局を退職したのだ。

ただ、退職の理由が「共産党員と疑われたから」となると、今後も警察にマークされるし、当時の日本政界では「出世」も「天下取り」も望めない。
すでに51年の、サンフランシスコ講和条約と日米安保条約の締結で、日本は米国を盟主とする西側自由陣営に組み込まれていたし、朝鮮戦争では「共産革命勢力」が米軍をなかなか圧倒できそうになかったから、日本で共産革命が起きる可能性も(終戦直後にX'が京都駅で予感したほどには)高くなかった。とすると、共産党員であることは政界での出世(たとえば大臣になること)の足しにならないばかりか、再就職して生活費を稼ぐうえでも(警察に追われるので)障害になりかねない。

X'は、自身に今後「共産党在籍疑惑」が降りかからないように、急遽別の退職理由を捏造する必要に迫られた。そこで思い付いたのが「自分は最下層民の出身で、それで差別されたから辞める」というものだった。この捏造は簡単で、だれかに頼んで職場に「X'は最下層民」という噂を流してもらうだけでよい。

この噂は事実に基づいているから簡単に広まる(但し小誌「『被差別』の虚像」で述べたように、X'自身は、出身階層を理由に教育上、職業上の差別を受けたことは、少なくともこの時点までは一度もない「恵まれた育ち」である)。当時の(西)日本ではこの種の差別意識は強烈なので、職場の同僚の関心はすぐにこの問題に集まり、だれも「X'が共産党員かどうか」などといったささいなことには関心がなくなる。カモフラージュ効果は抜群だ(当時は、娘が共産党員と結婚するほうが、最下層民と結婚するよりましだ、と考える親も少なくなかった)。

鉄道局退職直後の52年4月、X'は京青連大会で最初の「反共宣言」を行ったが、これは(その後、53年の保守系代議士への接近と併せ)自身への共産党在籍疑惑を完全に払拭する「駄目押し」のカモフラージュだったに相違ない。

元共産党員の超大物〜「親北朝鮮派」弱腰外交の起源
http://www.akashic-record.com/raskol/n.html#04

真性売国奴 野中広務を許すな!


(追記は略)


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