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私の官僚論 http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/434.html
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834762&tid=9q2ha4h650i&sid=1834762&mid=1428 例えば森の国では神は姿を現さない。これは神秘主義の一種である。他方神が姿を現す国では、責任はリーダーにある。 アレクサンダー大王はギリシア又はマケドニアを代表して、神秘の国ペルシアを打破すべく東進した。そして大乗仏教における救世主的な存在として象徴化された(弥勒菩薩、阿弥陀如来)。そこで展開されたヘレニズムは、エジプトの都市アレクサンドリアで、科学として花開いた(科学の祖アリストテレスはアレクサンダー大王の先生だった)。 科学は神秘主義を打ち砕き、すべてを白日の下にさらす役割を果たした。 古代日本で、仏教、とりわけ仏像を受け入れるかどうかで紛糾したのも、そういう神秘主義に基づく官僚制又は古代型天皇制と、科学的な仏教との相克に起因していた。 尚占星術は終始一貫して科学の一部だった。だから占星術に基づく政治は、ユダヤのヘブライイズムよりもヘレニズムと親和性があった。 戒律を重んじる宗教が支配するところでは「どう生きるべきか」や「どうあるべきか」は最早議論の余地が無かったから、科学や哲学を忌避した。ただしイスラームは”改訂版のユダヤ教”として、例外的に戒律とアリストテレスの科学及び哲学とを融合させた。 (以上引用)
「神祇官”を官僚の上位に置く日本特有の制度で、仏教を受け入ることに妥協した。ようするにそこでは神道に大幅に譲歩した」 の神道を大衆に置き換えれば、何が発生するのか。 実態のない御上を作り上げ、大衆を操作する統治の論理が作り上げられた。 国民は、自らの体質、衆愚さえも利用されている。 それは、主張と自覚(社会的なもの)を混同しているからである。 古代中国には「論語読みの論語知らず」という言葉がある。 民衆は救済の仏教(知識)手に入れて喜んでいるが、そのために聞き起こしている誤謬に気がつかない。 巧妙に作り上げられた「御上意識」が官僚の横暴の源泉であり、このことは我が国の古代まで遡る民族の特質から来ている。 一方、知識に不足する人々は、感性に頼らざるを得ないのであるが、その感性こそ、知識の暴走を抑えられるものなのである。 現代人は知識に溺れ、生来の感性能力を退化させているのである。 人間は、姿形は変わっても本質は変えられないことを認識すべし。
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