★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK85 > 334.html ★阿修羅♪ |
|
「起訴相当」は“別に”だが、内なる敵・仙谷、前原、枝野は動く (世相を斬る あいば達也) http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/334.html
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/1dbea8282c1fc5e21a326efdf5cc6bc1 2010年04月28日 ここ一週間くらいのNHKなどマスメディアの「明石花火大会歩道橋事故」「JR福知山線(宝塚線)脱線事故」の報道姿勢から「小沢陸山会政治資金虚偽記載」の方向も「不起訴不当議決」の結果が既に見えているようだと思ったのだが「起訴相当決議」とは思いきった決議を出したものである。 「議決書の作成を補助した審査補助員」弁護士・米沢敏雄がくじ引きで選ばれた検察審査委員11名をどのように補助したのか一番筆者は知りたいところである(笑) なんてったって全員一致なのだ。11人が11人「起訴相当」と決議したのである。 司法上の立場から、このくじ引き審査委員の検察審査会の「起訴相当」は東京地検特捜部があらためて捜査を行い3カ月以内に「起訴」「不起訴」「何もしない」の3通りの選択があるが、おそらく捜査はするだろう。 そして意外と早い時期に「不起訴」とあらためて答えを出すしかないだろう。おそらく参議院選後に、次の検察審査会が開かれ、次なる決議が出るのだろう。そして、選任弁護士による、夢遊病者のような起訴がなされるに違いないが、結果は「無罪」だろう。 勿論、小沢が関与、虚偽記載を了承した物証でも出てくれば、それは「起訴」もあるが、共謀の事実の直接的証拠として、「Bの平成16年分の収支報告書を提出する前に,被疑者に報告・相談等した旨の供述」「Cの平成17年分の収支報告書を提出する前に,被疑者に説明し,被疑者の了承を得ている旨の供述」を挙げているが、法的には曖昧な供述で、村木厚労省元局長裁判同様に公判で供述した石川及び池田が覆すのは明白であり、とても直接証拠などと言える代物ではない。(笑) 証拠評価が素人と法律のプロではまったく異なるわけで、到底証拠能力がないと判断したからこそ、検察は小沢一郎の夢にまで見た「起訴」を諦めたのである。阿吽の呼吸のような共謀性はあったとしても、罪に問える悪質性を証明することは難しいのだ。 ただ検察審査会に法的拘束力を持たせる法改正までした以上、「悪法もまた法なり」が法治国家の定めなので、今回の決議は決議として「市民の目線」はそういうものなんだな? 審査補助員と云う介護士紛いの唯一の専門家弁護士の補助(誘導)で、こりゃすべて決まるのだな と認識しておけば良いに過ぎない。 11人中一人も反対者がいない審査会か・・・、極めて怖ろしい結果です。 この問題、あまり深く法律論に踏み込む意義は見出せない。 問題は政治的判断の方に眼を向けておくのが正しいのだろう。おそらく、この検察審査会の小沢一郎「起訴相当」を武器に野党及びマスメディアは嬉々として小沢一郎、そして小沢切りを鳩山に迫るであろう。 しかし、ここで重大な小沢一郎の最近の発言を思い出した。 先ずは鳩山由紀夫の「党の立場からは何らかの判断がなされる可能性はある」、枝野は「検察審査会の判断は大変重い」と弁護士としては頓珍漢発言で大袈裟に事を荒立てたがっていた。前原はそれ以前に高速道路新料金で小沢に噛みついている。 正直、殆ど法的にも政権的にも問題のない今回の検察審査会の決議だが、鳩山の「不起訴相当」と小沢の「起訴相当」には政治的臭いの方が余程強く感じる。果たして、それに鳩山由紀夫が絡んでいるのかどうか、今後の推移が楽しみだ。 5月の連休明けに、仙谷、菅、前原、枝野、野田らと中堅民主党議員がどのように動くのか?60%の確率で民主党内のクーデターがあるのかもしれない。勿論、小沢一郎だけを標的にする「小沢抹殺計画」である。この勢力抗争は見物である。嫌小沢勢力がどこまで数を増やし、小沢一郎と対決するのか?鳩山、菅はどうするのか?小沢が幹事長辞任と「別途考えがある」と発言した時、日本の政権交代劇が再び始まる可能性を秘めている。
お互い責任を持つためにも。 私は中川一郎先生の秘書の時、全権を任せられ、仕事をしていた。それなりの政治家は、秘書に任せているというのが実態である。 その秘書は責任を持ってミスのない様、代議士本人に迷惑がかからない様、細心の注意を払って仕事をしている。私の経験からもそうである。 秘書のミスについて監督責任は生じるが、小沢幹事長が指示したり、あるいは法律を守るなと言うことは断じてないと考える。 政治家の事務所の仕組み、あり方などを知らない人達が、マスコミの恣意的、意図的な間違った報道でイメージが作られ、それによって判断をしてしまうと、最悪のケースになる。 検察審査会の判断は判断として、今後の推移を見守りたい。 同時に小沢幹事長は、堂々と幹事長としての職責を果たすことが、国民から選ばれた国会議員の責務である。雑音を気にすることなく、信念を持って、民主主 義を守るのだという決意で先頭に立ち、頑張って戴きたい。』(鈴木宗男議員ブログより) ≫ ≪ 「起訴相当」―小沢氏はまだ居直るのか 政治資金規正法違反の疑いで告発されていた民主党の小沢一郎幹事長について、検察審査会が「起訴相当」と議決した。無作為で選ばれた審査員らは議決理由で「起訴して公開の裁判所で事実関係と責任の所在を明らかにするべきだ」とし、「これこそが善良な市民としての感覚」と述べた。 正式な起訴に至るかどうかは、検察当局の再捜査やそれを受けた検察審査会の2度目の審査を待つ必要がある。予断は控えなければならない。 ただ、今回の議決は、不透明な金銭の流れなど、疑惑が浮上して以来、多くの人が抱いていたのと同様の疑問を列挙した。そのうえで、小沢氏は秘書らと共謀し、政治資金収支報告書に虚偽の記載をしたと強く推認できると結論づけている。 議決書だけでは具体的な証拠内容やその評価がいまひとつはっきりせず、検察や裁判所が従来とってきた事実認定の厳格さとは比べられない。 しかし「『秘書に任せていた』と言えば、政治家本人の責任は問われなくて良いのか」という指摘は、先の鳩山由紀夫首相に対する検察審査会の議決同様、国民の声を代弁するものだ。 このいら立ちや閉塞(へいそく)感を生んだのはほかならぬ小沢氏である。検察に対し強硬な対決姿勢を見せたかと思うと、不起訴処分が出た後は「公平公正な検察の捜査の結果として受け止める」と述べ、「嫌疑不十分」との裁定を無実の証明であるかのように扱う。国会での説明を求められても一切応じない。 民意に正面から向き合おうとせず、居直りというほかない態度をとることへの拒否感、嫌悪感が、政策の迷走とあいまって、鳩山内閣や民主党の支持率を押し下げている。時がたてば忘れられるのではなく、時がたっても手を打たず、自浄作用を働かせないことへの不信が深まっているのだ。 信頼回復のために取り組むべき課題は山ほどある。企業・団体献金の禁止はもちろんだが、それだけではない。政治家が資金管理団体や政党支部など数多くの「財布」を持ち、見えにくくしている資金の流れを透明にするにはどうすればよいか。審査会が問題提起している政治家本人と秘書の関係をどう整理し、責任をいかに果たすのか。 こうした議論を避け続けてきたことへの怒りは臨界点に達し、政治の足元を掘り崩そうとしている。小沢氏がめざした二大政党による政権交代のある政治も、ようやく形が整ったと思ったとたんに、両党から有権者が離反し、溶解が始まっている。 議決を受けて小沢氏は幹事長続投の考えを示したが、大局に立った判断をすべきだ。一刻も早く国会で説明する。それができないのであれば、幹事長職を辞し、民主党の運営から手を引く。無駄にできる時間は、もうない。 (朝日新聞:社説)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK85掲示板
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK85掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。 すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。 |