障害者郵便割引不正：「凜の会」代表、偽公文書作成は無罪
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100427k0000e040022000c.html

障害者団体向け郵便料金割引制度を悪用した郵便不正事件で、「凜（りん）の会」（解散）の代表、倉沢邦夫被告（７４）に対し、大阪地裁（横田信之裁判長）は２７日、偽証明書作成に関与したとする虚偽有印公文書作成・同行使罪について無罪判決を言い渡した。同会を障害者団体と認める証明書の発行を、厚生労働省元局長、村木厚子被告（５４）に依頼したとして起訴されたが、判決は「便宜を依頼したという倉沢被告の供述調書は不自然」と村木被告との共謀を否定した。検察は控訴する方針。

　不正に低料金でダイレクトメールを郵送した郵便法違反は有罪と判断し、罰金５４０万円（求刑・懲役１年６月、罰金５４０万円）を言い渡した。

　この事件の４被告は分離裁判になっており、倉沢被告が初の判決。

　判決によると、倉沢被告は０６年８月〜０７年３月、障害者団体向けの郵便料金割引制度を利用して、企業のダイレクトメールを発送し、郵便料金計約３億７７００万円を不正に免れた。【日野行介】

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毎日新聞　2010年4月27日　11時05分（最終更新　4月27日　15時05分）

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• Re:【郵便不正】地検「極めて意外」控訴の意向　弁護士「元局長も無罪（産経新聞）検察が敗北した事件は小さく報道 近藤勇 2010/4/27 18:10:09 (0)

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