★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK85 > 251.html ★阿修羅♪ |
|
大手マスコミ報道人よ、日本人として恥を知れ。 (「道義」国政審議調査会議) http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/251.html
今日、立ち寄った古本屋で「道義」という本を買った、分厚い本である。 社会の木鐸としてのプロたる大手マスコミ報道人よ、私のような一市民に言われたのでは、お終いである。 日本人として、恥を知れ!
戦前の国民は、世界の一等国たる日本人としての誇りと自尊心とを持って、国連の隆盛に努めた。これを想って戦後の日本を観るとき、何人も嘆息を禁じ得ないであろう。 放送と道義 近頃のテレビ、ラジオの低俗化を一億白痴化という、正に踊る阿呆に見る阿呆、唄う阿呆に聞く阿呆である。 タコを盗んで逃げようとする子供を、タコ売りが捕えて殴りつける、それを安七というザル屋が助ける、安七はその子供が、貧しい浪人の子供であることに同情して、父親の形見として大事に持っていた一両小判をやってしまう、その様子を見ていた浅尾という武士が、安七の善行に感激して、料亭で酒を御馳走しながら、金をやろうとするが、安七はどうしても受取らない。そこで安七と武士は、お互いに美しい心情を感じ合い、貧しい浪人を慰めようと、裏長屋に訪ねてゆく、ところが浪人は、「今日という今日、己の姿を己で見た」と、書置きして身の不甲斐なさを、自ら自己の良心に恥じて、自害しているのである。 今の世の中に欠けているものは、この安七の貪しき者、弱き者に対する犠牲的な同情心と、この浪人のように、命にかえても己の恥を知るという、強い道義心である。 日立は人も知る通り、戦災によって致命的打撃を受けた。それが今日の如く隆々と復興し、今後の大発展が注目されるのは、日立の社員が、その自尊心と誇りを持ち、社名とのれんを重んずる誠意に負うものが多いであろう、しかもその社員の努力と心構えは、倉田社長の人格の反映である。(昭和33年3月号)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK85掲示板
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK85掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。 すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。 |