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イシハラ都政による「土壌汚染除去実験」の目茶苦茶さ<2>(実験見学会公開への都のスタンス) http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/225.html
転載元:Like a rolling bean (new) 出来事録 by Rolling Beanhttp://ameblo.jp/garbanzo04/day-20100426.html 2010-04-26 それにしても、工場が操業停止して以来、すでに長年風説にさらされて、かつ表の土も取り替えているのにまだ有害物質が検出され続けているとは、いかに地下の汚染が深刻であるかを示すものです。 この土地を、わずか数年で「汚染除去できる」「そこで生鮮品を扱わせる」と断言するとは、いったいイシハラ都政、どんな魔法を使うつもりなのでしょう。 公式にはお東京都様の言い分は、 「地下水をポンプにより揚水し、水位を低下させる。揚水した地下水は仮設プラントで浄化処理する」だそうです。 でも、それ自体、一昨年の「専門家会議」の時点から、真の専門家によって実効性が疑われていましたよね。 また、今回の汚染処理「実験」(もどき)では初期値を示さないという愚劣さもさることながら(下記写真) 参加者の募集でのとても正常と思えないやり方や、都議会の存在を否定する動きがあったので、そのことをこのエントリーではお知らせします。 〜〜〜 今回の実験(と、お東京都様が主張するもの)公開は、以下の3箇所(左上と左下は同じテントの内外)を1時間ちょっとで、施設だけを見せて、ほぼ一方的に説明し、質問に対してもほとんどまともな回答がなかったわけですが、 〔画像=転載不能= そもそも、都の募集要項にあった「申し込み方法」が、また振るっていました。 東京都中央卸売市場 豊洲新市場予定地の汚染物質処理に関する実験の実施状況の公開について http://www.shijou.metro.tokyo.jp/press/22/4_5.html 平成22年4月5日多数の申込が予想されるのに、絞り込んで1日限定、140人にしか公開しないことがそもそも非まっとう、です。 「見せて合意を得た」というアリバイを作りたいだけなのでしょう。 かのアベ内閣でのタウンミーティングのように。 当日は、申込をされたご本人以外は見学できませんというのもまったく勝手な通告です。 仕事や体調や家庭の事情で急遽都合がつかなくなった場合、代理が入るのは当然のことでしょう。 公益性のある公開であり、また、都民や全国の注目を浴びている事業でもあり(悪い意味で)、希望者枠への空き人員が出ることは税金の無駄遣いでもあり、少なくとも「代理の署名」とか「委任状」などの持参を求める、というあたりが通例でしょう。 お東京都様得意の「治安」を口実にしたものでしょうか?? これは、東京都のサイト以外に告知もありませんでした。まあ、新聞での公募の記事に 載せたら大騒ぎになるということくらいは予想できたのかもしれませんね。 実際に当日、商売の終了時刻があわず、他の方に代理を依頼して、参加しようとしたら、頭ごなしに拒絶するような、かなりの高圧的な態度を都職員が取ったそうです。 そこで言われた言葉は「なぜ嘘の名前を言うのですか」だったそうです! 同じ顔見知り同士、特に危険なことがあるでもないのに、その神経質さはどういったことでしょう。 これらも含め、よほど見せたくないという意図の表れであって、根拠のない制約です。基本的人権である、知る権利に関する侵害です。 こんな態度ではとてもじゃないですが、「厳選な抽選」がなされたと信じることができませんね。 ここからが重要です。 この地域の甚大な汚染と、都の不誠実で杜撰で非科学的な対応にずっと警鐘を鳴らしていらっしゃり、また、都議会経済港湾委員会の参考人でもある、日本環境学会の坂巻先生は、この抽選で落選しました。 参考人なのに参加できないと当初言われた・・・ゆゆしいことです! お話をする機会があり、経緯をうかがうと、だいたい下記のようなものだったようです。 (メモを取れていなかったのですが、若干の差異があればまた訂正します) (1)まず、都議から、経済港湾委員会の参考人である坂巻先生を、メディアに対する公開枠で実験を見学いただくことの打診を東京都にしました。(当然の動きだと思います) (2)しかし、都の反応は「ご本人から申し出がないから招けない」といったものだったそうです。 (メディアに公開している暇があれば、都議会に言われるまでもなく、わざわざお招きするべき場面です) (3)そのため、先生ご自身から、応募するが、参考人としては現場を見ないで都議会で意見は話せないため参加されたい(応募する)旨、また、上記の多数の申し込みなら、なぜ枠を増やさないのかなども、文書で回答するよう都に送付され、そこでは、返信用封筒に切手も当然貼って出されたとのことです。 (4)すると、なんと落選のはがきが到着し、さらには質問に対しての回答が送付されてくることもなかったそうです。 (5)しばらく待っていると、文書でなく(いつもの彼らのやり方ですね)、電話で、メディア枠での見学など「特別な取り計らいはできない」ということが一方的に連絡されてきたそうです。 (6)そして当日まで、文書が送られてくることはありませんでした。 実験データだけでなく、入り口側から、「知る権利」を妨害するわけです。 まったくもって、お東京都様の隠蔽体質は変わっていません。 このスタンスは、都議会と、議員を選出した有権者をなめきったものです。 6月に「安全宣言」を出し、今年度、1281億円の予算を都議会承認を経て執行したい行政が取る態度でないことに、ご本人たちが気づいていません。 参院選を視野に、なんとしても都知事とその既定路線を守ろうという焦りが、こうした狂った挙動を招く素因にあるのでしょうか。 ===
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