投稿者 純一 日時 2010 年 4 月 25 日 04:28:07: MazZZFZM0AbbM
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/13032971.html
2010年4月24日
1.反小沢・反鳩山マスコミの矛盾行動の謎
2010年5月末までに普天間基地問題に決着をつけると公約した鳩山首相を失脚させるため、大手マスコミ(日刊ゲンダイ除く)はあの手この手で、鳩山首相を辞任・内閣総辞職に追い込もうと躍起になっています。その異様さ、異常さに多くの国民が気付き始めています。ネット世界でも大手マスコミ批判が活発化しています。本ブログでも大手マスコミ批判の論陣を張っています。多くのネット愛好者は筆者を含めて、大手マスコミが露骨に反小沢・反鳩山プロパガンダを執拗に繰り返していると指摘しています。
ところがここで、大手マスコミの行動に大きな疑問が生じてきます。それは、もし、彼らが政権交代以前から反小沢・反鳩山であったなら、なぜ、彼らは昨年の自民党政権末期に自民ヨイショをしなかったのか、という疑問です。当時、確かに大手マスコミ(この場合、日刊ゲンダイ含む)はそろって末期の麻生政権攻撃を繰り返していました(注1)。
そして2010年8月30日、衆院総選挙で民主党が大勝、歴史的な政権交代が実現しました。このとき全国規模で起きた民主党ブームは、大手マスコミの麻生政権バッシングが相当、効いていると思われます。このとき民主党に1票投じた無党派層は、政治思想的判断で民主に1票を投じたのではなく、当時の大手マスコミの反麻生報道に強く影響されています。つまり当時の大手マスコミは、自分たちの敵・小沢・鳩山民主党を結果的に大勝利させるような報道をしていたのです、何故でしょうか。この衆院選前と後のマスコミ行動には大きな矛盾が存在します。
2.大手マスコミのドン・ナベツネ氏には大きな誤算があった
上記、大手マスコミの衆院選前と衆院選後における行動矛盾の謎を解く鍵はやはり反小沢マスコミのドン・読売ナベツネ氏の動きにあります。
反小沢・反鳩山のマスコミがなぜ、彼らの意に反して麻生降ろしに精をだしたのか、そのワケは、ナベツネ氏の黒幕・米戦争屋ボス・デビッドRFが麻生内閣に激怒したためでしょう。デビッドRF爺は、麻生降ろしするよう、ナベツネ氏率いる大手マスコミに指令したと想像されます。RF爺激怒の理由、それは中川昭一氏(麻生内閣財務大臣)のデビッドRFへの反逆(注2)にあったと思われます。困ったナベツネ氏の当初の発想は、麻生降ろしの後、中川秀直氏か小池百合子氏など清和会人材(親・戦争屋)を表カンパンにして衆院選を乗り切ろうとしたのです。ところが、同時期、タイミングよく鳩山邦夫氏をたきつけた郵政民営化反対の官僚がいて、かんぽの宿疑惑が突然、噴出し始めたのです。これは“ナベツネ氏第一の誤算”だったはずです。
そこで、ナベツネ氏はやむを得ず清和会ヨイショ作戦を捨て、かんぽの宿疑惑をトリガーに政権交代が起きたら、今度は鳩山民主党を懐柔すればよいと方針転換したのです。
ナベツネ氏がまず取った行動、それは旧知の間柄である鳩山兄弟への接近です。昨年6月、かんぽの宿スキャンダルの暴露で、自民下野のトリガーとなった張本人・鳩山邦夫氏への接近(注3)です。そして政権交代後の昨年11月、すでに首相になっていた鳩山由紀夫氏への接近(注4)です。
つまり、ナベツネ氏は鳩山内閣誕生後、鳩山(兄)に接近し懐柔しようと試みたのです(注4)。ところが、鳩山氏の背後に控える小沢氏が、ナベツネ氏提案(鳩山政権の親・戦争屋化)を拒否したはずです、懐柔失敗です。これが“ナベツネ氏第二の誤算”であったのです。
ナベツネ氏率いるマスコミ軍団による本格的な反小沢・反鳩山大攻勢が始まったのは、この第二の誤算の時点以降です。これに、ナベツネ氏同盟軍の東京地検特捜部が全力を挙げて加勢したという構図が描けます。
3.引き続き誤算の連続、反小沢マスコミのドン
ナベツネ氏にとって鳩山(兄)氏を親・戦争屋化することは、赤子の手をひねるほど簡単にみえたはずです(注5)。ところが、背後の小沢氏はそうは行かなかったのでしょう。そこで、なんとか小沢氏を陥落させるべく、地検とタッグを組んで、マスコミ総動員で猛烈な小沢降ろしプロパガンダが開始されたものの、今年2月、土壇場で、小沢氏が米戦争屋と取引して(注6)、小沢攻略に失敗しています。これが“ナベツネ氏第三の誤算”です。
それでもあきらめないナベツネ氏はコネのある米国戦争屋ジャパンハンドラーや外務省の親・戦争屋官僚などと結託、普天間基地移設を暗礁に乗り上げさせて、鳩山首相辞任・内閣総辞職を画策しているわけです。同時に、鳩山対抗馬としてマスゾエ氏を首相にしたい政治家No.1に仕立て上げ、今年7月参院選で何としても、民主敗北=小沢引責辞任シナリオに追い込もうとあせりにあせっていました。さらに幸運にもナベツネ氏には霞が関の親・戦争屋官僚および事業仕分けで人気取りする民主党憎しの反民主党官僚という応援団がついています。後は、鳩山対抗馬マスゾエ氏ヨイショにひたすら邁進すればよいと、今度こそ民主打倒できると張り切った矢先、マスゾエ氏の大チョンボ(勇み足)が起きてしまいました。彼のギラギラした野望が自民党内の同僚議員に見透かされ、党内人望を失い離党せざるを得なくなったのです。しかも、2010年4月23日、相容れないはずの改革クラブと連合して新党をつくってしまったのです、これは野合以外の何物でもないでしょう。ナベツネ氏のマスゾエ・ヒーロー化画策が完全に裏目に出ました。マスゾエ氏の新党立ち上げ行為は、ナベツネ氏にとって民主党を喜ばす利敵行為です。しかも自民を離党したマスゾエ氏は最終的には民主へ合流する可能性すら秘めています。
つまりマスゾエ新党、それこそ“ナベツネ氏第四の誤算”に他なりません。
このようにナベツネ氏が誤算続きなのは、彼の画策がすべて、国民利益に反するからです。
注1:ベンチャー革命No.307『麻生の殿様発言:米国も自民党を見限ったか』2009年7月27日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr307.htm
注2:本ブログNo.32『中川元財務大臣:衝撃の突然死を憂う』2009年10月5日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/1590722.html
注3:ベンチャー革命No.303『一転、鳩山応援:読売豹変のなぜ?』2009年6月15日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr303.htm
注4:本ブログNo.49『苦渋の戦争屋(=CIA)対策:鵺(ぬえ)となる民主党』2009年12月1日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/4244445.html
注5:ベンチャー革命No.301『真夏のオリオン:軍事プロパガンダの証拠を見たり』2009年5月31日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr301.htm
注6:本ブログNo.73『小沢不起訴と郵貯の米国債運用の取引成立か』2010年2月5日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/8148394.html
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
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