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「風を吹かす」ホワイトハウス(反戦な家づくり) http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/143.html
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-860.html
いわゆる 風を吹かす というやつ。 デマ情報をリークして、世論を操作し、自分たちの都合の良いようにもっていこうとすること。 まず、とんでもないデマ情報から。長いけれども、そこに意味があるので全文引用する。 普天間「現行案修正で受け入れ」 米紙報道 【ワシントン=大石格】24日付の米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、岡田克也外相が23日にルース駐日米大使に会い、米軍普天間基地の移設問題に関して、2006年に日米が合意した現行案を微修正する形で沖縄県名護市辺野古への移設を受け入れると伝えた、と報じた。 同紙によると、岡田=ルース会談は東京の米大使館で開催。岡田氏は米軍キャンプ・シュワブの沿岸にV字型の滑走路を建設する部分に関し、形状の変更を希望。海兵隊の施設の一部を沖縄から160キロメートル離れた島に移すことも提案した。鹿児島県の徳之島を指すとみられる。 米政府関係者は岡田氏の提案をおおむね歓迎しつつも「まだ第一歩だ」と表明。26日以降にさらなる説明を受ける段取りであることを明らかにしたという。 同紙はさらに、12日にワシントンで開かれた核安全保障サミットの夕食会の席でオバマ米大統領が鳩山由紀夫首相と10分間の非公式会談した際、普天間問題を巡り「時間切れが迫っている」と告げ、鳩山氏を信用してよいのかどうかをただしたことも指摘。日本政府はオバマ氏の強硬姿勢に驚き、発言内容を明らかにしないことにしたとの解説を加えている。 「大統領は事態の深刻さを指摘し、対処するよう求めた」。米政府関係者は同紙にこう証言。今週にワシントンを訪れた鳩山氏側近の佐野忠克首相秘書官(政務担当)にも同趣旨の考えを伝えたという。 記事はこのほか(1)同紙の「鳩山氏が最大の敗者」とのコラムが日本で反響を呼んだ(2)国会での党首討論で鳩山氏がコラムに絡んで自らを「愚か」と認めた(3)日米関係のこじれを韓国などアジア諸国が憂慮している――などを紹介した。 (引用以上) 実に具体的かつ詳細なところがミソ。 しかし、その数時間後には (以下引用) 首相、辺野古案容認の米紙報道を否定 「自然への冒涜」 鳩山由紀夫首相は24日、視察先の群馬県大泉町で、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題で名護市の辺野古沿岸部を埋め立てる従来の日米合意について「私はあの辺野古の海に立って、辺野古の海が埋め立てられることの自然に対する冒涜(ぼうとく)を大変強く感じた」と述べ、修正案も含め、海の埋め立てを伴う案は容認できないという考えを強調した。さらに「従って、(日米合意の)現行案が受け入れられるような話はあってはならない」と念を押した。 24日付の米紙ワシントン・ポスト(電子版)が、岡田克也外相が23日、現行の辺野古移設案に一部変更を加えたうえで受け入れる考えをルース駐日米国大使に伝えた、と報じたことについて、首相は「外相が米大使と会ったのは事実だが、内容は必ずしも事実ではない」と否定した。岡田氏も24日夕、「そういう事実はない」と述べた。 首相「埋め立ては自然への冒涜」 普天間現行案修正の米紙報道を否定 鳩山由紀夫首相は24日午後、沖縄の米軍普天間基地移設問題を巡って岡田克也外相が23日にルース駐日米大使と会談し、2006年に日米が合意した現行案を大筋で受諾する意向を伝えたとの米ワシントンポスト紙の報道について「岡田外相が昨日、ルース大使と話し合ったのは事実だが、(報道の)内容は必ずしも事実ではない。なぜこんな報道が出たか分からない」と否定した。群馬県内で記者団の質問に答えた。 「今後も現行案にするつもりはないのか」との記者団の質問には「辺野古の海を埋め立てることは、自然への冒涜(ぼうとく)だと強く感じている。あそこに立ったら、埋め立てられたらたまったもんじゃないと誰もが思う。現行案を受け入れるような話になってはならない」と語り、キャンプ・シュワブ(沖縄県名護市)沿岸部に移設する現行案は検討しない考えを改めて示した。 (引用以上) 鳩山首相も岡田外相も、正面からワシントンポストのヨタ記事を否定した。 Japan PM rules out 2006 plan to solve U.S. base row と、いったんは鳩山首相が辺野古沖プランを否定したことを書きながら、ちょっと読み進めると、 Kyodo news agency said Hatoyama sidestepped the question of whether Tokyo had proposed revising the 2006 deal in talks with its key ally Washington. と、共同通信が「鳩山首相は2006年の日米合意の変更については質問をはぐらかした」と、まるでまだ辺野古沖の案が生きているようなことを言い、さらに The Washington Post report of movement on the deal was likely to spark anger on Japan's southern island of Okinawa, whose residents plan to hold a big anti-base rally on Sunday. すなわち、自分とこのヨタ記事が沖縄の(25日の)反基地集会の怒りに火をつけることになりそうだった、などとイケシャアシャアと書いているのである。 その後は、ヨタ記事の内容を延々と繰り返している。 ちなみに、この記事は西川洋子という日本人のロイター記者が書いている。 ワシントンポストはロイターが言ってるといい、ロイターは共同が言ってるといいながら、責任をアイマイにして、雰囲気だけで「鳩山は、実は辺野古に合意している」と思わせようとしている。そして、反対運動を一層燃え上がらせようとしている。 ワシントンポストの記事は、メールアドレスを登録すれば無料で読めるので、堪能な方はぜひ確認してみていただきたい。(yahooメールでも可) それはともかく、こうした強引なデマが轟音を立てて流されることの意味を考えなくちゃならない。 もし、米側が本当に辺野古沖を望んでいるのならば、大規模な反対集会があるとわかっていながら、その直前にリークするだろうか? みすみす可能性を閉ざすような情報を、わざわざワシントンから日本に向けて発信するだろうか? 鳩山政権が、というか今やどんな政権になったとしても、日本国内に新しい米軍基地を作るなんてありえないでしょ。しかも期限まで一ヶ月ちょっとしかない。 既存の基地を利用するなんて案は、米軍がOKするわけがない。だって、何にも「獲物」が無いんだから。訓練が可能かどうかとか、そんな話の前に、ビッグプレゼントかどうかが問題だ。 もうこうなったら、グアム・テニアンで行きましょうと言うしかない。これは、鳩山もオバマも同じ。 ただ、どっちが先に言い出すか が大大大問題。 それによって、日本が出さなくちゃならない金額が一桁(?)違う。 オバマが言いだしてくれれば、日本は自民党が約束しちゃった60億ドルにイロをつける程度で済むかもしれない。 今月に入ってからのワシントン発の報道は、「そっちから早く言え!」というシグナルを送ってきていた。 しかし、そうなるとオバマは焦る。 普天間問題は、米国さまのお陰で解決しました。 こうなったら、アメリカの誇る伝家の宝刀、デマ情報謀略作戦だ。 そうすれば、5月15日くらいになれば、「どうかオバマ様、グアムで勘弁してください」と言ってくるはずだ。それまでは、表では2006年の約束をまもれ と言いながら、裏ではウソの情報をリークしまくるぞ。 と、かような指示がオバマの口から出たかどうかは定かではないが、こういう筋書きであると私は考えている。 この際、日本も同じ手を使うべきだろう。 そしてもちろん、すべての力の根源は、沖縄をはじめ、全国での「基地反対」の声にある。
日本のマスコミが米国さまの言いなりだってことを、しっかりと確認できる例 普天間移設、現行計画修正案が浮上 首相「埋め立てせず」 先に引用した日経の「埋め立ては自然への冒涜」〜という記事が15:35 鳩山首相も岡田外相も一応否定しているが、実は内部では辺野古案が復活していると思わせる書き方に。 あまりにも、親分の言いなりなので、笑えてしまう。
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