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風雲急! 小泉進次郎、河野太郎 「若手新党」への思惑 ( 永田町ディープスロート ) http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/136.html
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/488 2010年04月24日(土) (2010年04月24日(土) 週刊現代 永田町ディープスロート) 鳩山内閣の支持率が3割を切ろうが、自民党がぶっ壊れる運命に変わりはない。一足先に党から逃げ出した重鎮たちを尻目に、若手たちは「俺たちは俺たちで」と参院選を過熱させる第三極作りに動き始めていた―。 「死に直面しながら生きていた」 「この仕事を最後として、政治生命を終わらせていきたい」 発される言葉には、いちいち悲壮感がつきまとった。4月10日、東京・麹町のホテルニューオータニで開かれた新党『たちあがれ日本』の旗揚げ会見。 はじめに挨拶した平沼赳夫元経済産業相(70)が3年前に脳梗塞を患ったことを挙げれば、続く与謝野馨元財務相(71)は咽頭がんのキャリアを語り出す。さながら病院の待合室の会話である。集まったメディアからは、"老人新党"と揶揄される彼らへの失笑が漏れる始末だ。 ある自民党幹部によれば、与謝野氏が目を掛けた後藤田正純氏(40)は、「今、(新党へと)動くのはやめておこう」と、仲間に電話連絡を回したという。平沼氏が落選中の面倒まで見た城内実氏(44)から相談を持ちかけられたある自民党OBは、こう答えたそうだ。 「平沼の声を聞いて何か感じるか。仮に感じなくとも、ついていこうという気持ちが湧き上がるのか。己の胸に聞け」 ・・・どうやら何も感じなかったようだ。4月14日現在、二人とも、新党に馳せ参じてはいない。今の自民党若手議員の本音は、次のように実にクリアである。 「あの新党に対する評価は『ナベツネ(渡邉恒雄・読売新聞グループ本社会長)や大勲位(中曽根康弘元総理)の生き霊が透けて見える』というもの。
「自民党の1〜4回生から、『俺たちが30人まとまれば新党ができる』という声が上がり始めました。谷垣(禎一)総裁が政権力委員会(ネクスト・ジャパン)を立ち上げる際、『5回生以上で閣僚経験がない者を優先する』との方針を打ち出そうとしたことに反発したのです」 "5回生以上ルール"は撤回されたが、この件は禍根を遺した。自民党の若手は、古き因習から脱却できない党に見切りをつけ、思い思いの道を歩み始めたのである。 その急先鋒は、園田氏の後任で幹事長代理に就任した河野太郎氏(47)だ。 「党の古い人には『後ろに退がってくれ』と、はっきり言っていきたい」 4月6日、幹事長代理就任後の会見でこう述べたのには、自民党の老人たちも苦虫を踏み潰す思いだったろう。河野氏は本誌の取材に対しても雄弁に語った。 「幹事長代理になったからうれしいかって? とんでもない。ワンノブゼムですよ。(他に)4人も代理がいるんだから」 案の定、"老人代表"森喜朗元首相(72)は「文句があるなら出て行けばいい」と不快感を示したが、森氏は自民党の現状を正しく把握していない。メディア数社の世論調査で、鳩山政権の支持率は軒並み3割を切ったが、民主党に失望した有権者の受け皿は、決して自民党ではない。
いや、限りなく崩壊に近づいていることは予想がつく。そして、夏の参院選の結果、世代交代が加速する可能性は高く、派閥の権化といった政治家が滅びるのは時間の問題だ。そこまで分かっていて、今さら、古い自民党の象徴である森氏に気を遣う必要など、どこにもないのである。
「河野さん自身が『万一、私が自民党の総裁になったら、30人は離党者が出る』と発言しているとおり、性格的に大人数を調整できない。だが、参院選で自民党がひどい負け方をすれば、河野さんにとって好機となる。 自民党でこれから起きるのは、バトル・ロワイアルである。己の人気で新党を旗揚げする者、他党に自分の能力を高く売る者、残って改革を進める者―。だから、今の自民党で唯一人「客を呼べる政治家」には、当然、"新党"の影がちらつく。小泉進次郎氏(29)である。 「与謝野氏が、進次郎氏を新党の看板にするとの情報が流れました。同じ神奈川選出ということで河野氏との距離が近いことも、自民党から離れるのでは、という推測の根拠になっている」(前出・全国紙政治部記者)
「与謝野先生の党に入るなんて、ありえません。与謝野先生には'09年11月に初めて内閣委員会で質問に立つ時、官房長官経験者の先生に現場の技術論をうかがいに参りました。ただ、あくまで自民党を最強野党にすることが仕事ですから」 その言葉を額面通りに受けとれるかは、参院選まで待つことになるだろう。 現在、自民党も参院選の公認候補を選出しているが、その基準は"老人たち"の危機を反映してか、"若さ"と"女性"、"知名度"の3点。目玉となる予定の女優・三原じゅん子(45)をスカウトしたのは、野田聖子元郵政相(49)である。 「子宮頸がんを経験している三原は、予防啓発のための政界入りを示唆し、3年後の参院選を考えていたが、野田氏に『今年やらなきゃ駄目』と急かされたのです。党内には"不良カラー"への抵抗感があるようですが・・・」(別の政治部記者) また、昨年から継続して出馬が取り沙汰されているのが、"美人すぎる市議"こと藤川優里氏(30)であるが、こちらはなぜか話がまとまる気配がない。 「美しい容姿で過去には芸能界に片足を踏み入れていた彼女ですから、"身体検査"でホコリが出ないとは言い切れない。民主党の田中美絵子の例もありますから(笑)。 風雲急―。東国原英夫宮崎県知事は4月13日に大阪府の橋下徹知事と会食したかと思うと、15日に舛添要一前厚生労働相に会談を申し入れたことを明かした。無論、参院選前の新党結成も視野に入れた動きだとの観測が流れる。 "老人新党"と揶揄される『たちあがれ日本』が浮き彫りにしたのは、皮肉にも、参院選に向けて始まった世代間闘争の幕開けだったのかもしれない
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