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【高速道新料金案に対する割高批判のナンセンス考】 れんだいこのカンテラ時評717 http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/130.html
http://otd10.jbbs.livedoor.jp/1000013618/bbs_plain れんだいこのカンテラ時評717 れんだいこ 2010/04/24 12:23 2010.4.10日付け毎日新聞社説「高速新料金 無料を掲げ値上げとは」のバカ丸出しぶりを評しておく。他の新聞のそれに目を通していないが、恐らくどこも似たり寄ったりの難癖批判でお茶を濁しているではなかろうか。こういう手合いがジャーナルしているところに政治の貧困が表れているとも云えるのではなかろうか。この連中が高給取りしているとしたら許せないことである。れんだいこは、この程度のオツムは精一杯高めに評価して年収500万円ぐらいを相当と診断するので、それ以上の給金はどこぞのボランティア機関に寄付して社会にお役立ちせよと意見しておく。 社説士は云う。「発表された新たな料金制度によると、長距離の利用以外は、負担が増えてしまう」 、「上限の2000円は約70キロを走行した場合の料金に相当し、これより短い場合は、現在の割引がなくなるため、値上げとなる」。 こういう論が今流行っているが、一体何を基準に云っているのだろう。れんだいこは頭がオカシクなる。自公政権のそれは「ET車に限り且つ土日祝日だけの普通車1000円制」である。国交省発表の新料金制案は「ET車の区別なく且つ曜日の区別なくいつでもどこでも普通車2000円制」である。両者は、基準ペースが異なるのでそもそも比較にならない。社説士が何をもって「負担が増えてしまう」と決めつけているのか、説明責任があると云うべきだろう。 例えて見れば、ウサギとカメはどちらが働きものかの問いに似ている。お題そのものがナンセンスなのに、やれウサギだとかカメだとか云い合っているのに似ている。どちらが速く走るのかだとか、どちらが長寿なのかで比べれぺ自明なのだが、どちらが働きものかは比べること自体に意味がない。 それと同様で、発表された新料金制度が「ET車に限り且つ土日祝日だけの普通車1000円制」と比べて割高かどうか、比べること自体に意味がない。比べるとするならば、同じ土俵の「限定1000円制以前の旧料金制度」と比較せねばならない。そうすると大幅且つ画期的な減額になっていることが自明ではなかろうか。 この比較をしないままに社説士は敢えて逆に割高と云いなして批判していることになる。こういうのを為にする批判又は詐術批判と云うのではなかろうか。現代は、自称インテリによるこういう筋違い批判が多過ぎる。子供の頭がオカシクなるのも無理がないと云うべきではなかろうか。今では大人までオカシクなっているが、それは病状の進行を物語っているとみなすべきだろう。 社説士の論の特徴としてもう一つに、高速道路建設敵視論が垣間見える。いわゆるムダな道路建設批判であるが、これもオカシイ。社説士よ、一体全体ムダな高速道路箇所を具体的に指摘して見よ。それをせぬまま高速道路建設批判をするのは卑怯姑息ではなかろうか。この社説士に、高速道路建設そのものに反対しているのか、「一般税収財源を高速道路建設に回す」ことに反対なのか聞いてみたい。れんだいこには、高速道路建設を敵視する論拠が分からない。ならば自主財源でもダメなのか、返答して見よ。 これに関連する本四連絡橋批判の一つに三本も架橋した論がある。れんだいこに云わせれば、これもナンセンスな批判である。明石大橋と岡山大橋と広島大橋はそれぞれ経済圏が違っており必要な架橋である。それを思えば一本論は机上の空論でしかない。むしろ、かの時に三本架橋できた当時の日本の経済力の強さを称えるべきで、問題ありとすれば、料金が割高故に通行量が伸び悩んでいることが判明しても思い切った低額化対応せずに赤字累積させ続けた官僚式硬直対応ぶりであろう。これを批判せずに過剰架橋論でお茶を濁して評論したつもりになってきた。ナンセンスと云うべきではなかろうか。 社説士はこそっと次のようにも述べている。「一方、恩恵を受けるのは長距離を運転する場合だ。どこまで走っても普通車ならいつでも2000円、中・大型車でも5000円だ。休日1000円がなくなるとはいえ、それでも十分に安い。しかも、ETCの搭載は不要だ」。 本来なら、この下りに続けて、これにより高速道路の利用が増え、全国各地に及ぼす経済効果が期待できると論を張るべきだろう。現行の土、日、祝祭日限定による混雑が緩和されることも考えられると記すべきだろう。 ところが、この社説士は次のように続ける。「ただし、長距離の利用が増えれば、鉄道やバスが影響を受けることになる。鉄道から自動車へとシフトすれば、二酸化炭素の排出量は増える。温室効果ガスの削減で現政権が掲げている高い目標の実現と、どう整合するというのだろうか」。 こういう手合いを「賢こバカ」と云うのではなかろうか。ああ云えばこう云う堂々巡り論を唱えており、漬ける薬がない手合いと云うべきだろう。世の中で、世のすべての人や事を納得せしめられるような名案はないとしたものだ。あちら立てればこちら立たずが相場である。故に政治当局者には高等な判断が要求されることになる。指導者論が必要な所以がここにある。 英明な指導者なら、新料金制度を優先させ、鉄道やバスの影響は様子見する。政策的補助が必要なら、後で手当てすれば良い。その間、鉄道やバス側も知恵を発揮させ新時代の対応を考える。そうやって競合が生まれ次第に世の中が良い方向に変わるのではなかろうか。二酸化炭素排出量危惧論はナンセンスである。第一、そんなに満杯になるほど車が走り続ける訳でもなく、それを云うなら市街地の混雑渋滞こそ問題にすべきであろうが。何をか況やではなかろうか。 社説士は云う。「料金割引の財源のうち1・4兆円を高速道路建設に回す。しかし、値下げの財源を建設に流用するのはルール違反だ。国会の監視をすり抜ける便法として、同様のことが繰り返され、無駄な道路の建設が続くことにつながらないか、心配だ」、「簡素化などのメリットはある。しかし、無料化を掲げながら、利用者の多くが現状より値上げとなってしまう。しかも、それは、道路建設に資金を回すようにしたためだ」。 社説士よ、元々自主財源にしていたのを取り上げおいて、料金割引の財源を宛てるのに文句云いだしたら高速道路道路はできなくなるではないか。もっとも、れんだいこの読みによると、新政策で通行量が増し旧制度時より収入増になる。これを宛がうから「料金割引の財源を宛てる」必要もなくなるであろう。こうなると、残る反対理由は道路建設イケナイ論だけになる。道路建設をそんなに敵視して何が嬉しいのだろうか。 社説士は云う。「高速料金の無料化は、物流などのコストを下げて、経済の活性化につなげることが目的だったはずだ。この点も含め、昨年の総選挙での民主党の主張と、今回の高速料金制度がどのようにつながるのかを、へ理屈や言い訳、強弁ではなく、きちんと説明してもらいたい」。 社説士や。「へ理屈や言い訳、強弁ではなく、きちんと説明してもらいたい」のはお前の方た。どういちお口をしているのだお前は。この減らず口めが。 補足として、小沢幹事長の発言を採り上げておく。小沢幹事長は次のように述べている。 「世界中でこんな高い高速料金をとっている国はありません。そういう意味で我々は皆さんにお約束して選挙戦も戦った。結果としてでてきたのは無料化どころか値上げになっている。これじゃあ、もう説明つかない。無料と言っていたのが無料どころか値上げするって言うのでは、皆さんにウソをついたことになる。そういうことで、皆の意見をぜひ政府もお聞きいただきたいと、私は丁寧に申し上げたわけでございます」、「無料と言っていたのが無料どころか値上げするって言うのでは、皆さんにウソをついたことになる」、「高速道路の新料金については、私が党を代表して発言したのはまちがいない。国民の意見を政府に、ていねいに申し上げたつもりだ。結局は役所を説得できないところに、こういう結果が出てくるのであり、われわれ自身が研さんを積まないといけない」、「このことについては皆を代表して(私が)発言したことは間違いない。私どもはそもそも、高速道路を無料にしようというところから始めたわけであります」。 れんだいこの考えは少し違う。小沢は格好良過ぎることを云わずに、次のように述べるべきである。「高速道路の新料金制は不十分な面があるにしても、実施するに値する政策となっている。故に早急に実施せねばならない。もはや待てない。自公政権時の1000円制に較べて割高な面があるとすれば、ワンコイン、ツ―コインで対応させるべきだと思う。これの検討をお願いしたい。今や早急に実現する段階である。新政策の効果を見て更に公約に近づけるべきだ。国民の皆様の納得をお願いしたい」。 こう述べて、前原国交相がこの発言にも抵抗するようなら、それこそ放り出さねばならない。本来なら、高速道路料金の無料化への見直しは鳩山政権第1号の公約実現施策になるべきだった。今日までお預けしてきたことこそ臭いと云うべきではなかろうか。ハトヤマ美人の指導力を期待したい。 2010.4.24日 れんだいこ拝 れんだいこのカンテラ時評716 れんだいこ 2010/04/22 21:33 国交省の6月から実施予定の新料金政策について、与野党から「実質、値上げではないのかとの声」が上がっていると云う。れんだいこは冗談ではないと思う。そもそも普通車れべるで土、日、祝日にしか適用されない「ET車限定の1000円制」と「全曜日終日2000円制」と比べようがないではないか。「実質、値上げではないのか」論者は、どうやって比較しているのだろう。納得行く説明をお願いしたい。ステキな詭弁を聞かせてくれや。 要するにやるのかやらないのか。というよりやる気があるのかないのかが問われている。「やらない方がマシ」論者にも申し渡しておく。物事はいっぺんには転換できない。こたびの新料金制は「いつでもどこまでも2000円」で分かり易い。恐らく却って現行収入より増えるはずだ。増えた分で新道路建設、補修に回す手もある。税金使わずにやるんだったら一石二鳥だろうが。それでも文句言う奴はよほどへそ曲がりではないかな。 瀬戸大橋で文句言う四国の連中もオカシイ。平日基準で考えれば、現行の確か9000円(しかとは分からない6000円という人もいる。れんだいこは高過ぎるので長い間通ってないから忘れた)が3000円になるんだろうが。これぐらいなら、土佐の朝市に行って見ようかとか、讃岐のうどんを食いに行こうかと云うことになるでせうが。四国の連中もショッピングに出かけやすくなるでせうが。フェリーの件は、通行料収入増えたら補填すれば良いですが。何も難しいことあらへん。 理屈はもういいの。とにかくすぐやるべきなの。アバウトで良い感触のものはやってみなはれでいいの。やらないよりは絶対いいの。やってから、もっと良くなるように改良すれば良いの。ああでもないこうでもないの長談議の賞味期限切れが多過ぎるわ。そういう連中が年収2000万円もそれ以上も取っていたら許されんぞなもし。これを補足しておく。 2010.04.22日 れんだいこ拝
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