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反・小沢とは何か…政治軸としての小沢一郎。真の対立軸は「民主主義」である。〔政治の季節【稗史(はいし)倭人伝】〕 http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/819.html
http://blog.goo.ne.jp/yamame1235/e/0d3073b9b376197eab02cc46ca851875?fm=rss 〔転載開始〕
小沢一郎はイデオロギーにはさほどの関心を示さない。 反・小沢という態度には二種類あるように思われる。 これは小沢の存在そのものに対する反感からくる。 この連中は、野党時代からの反・小沢である。 もう一つは、自民党をはじめとする既得権益擁護勢力の反・小沢である。 敵の敵は味方、というわけでこいつらは時には手を組んで小沢を攻撃することもある。 4月18日 仙谷 由人 いわゆる反・小沢七奉行の面々ばかりである。 小沢批判で一躍テレビ露出急増の民主党副幹事長生方幸男。 「生方幸夫」の出演番組 (新着順) 放送日時 番組(放送局) 2010/ 4/14(水) 2010/ 4/14(水) 2010/ 4/ 9(金) 2010/ 4/ 5(月) 小沢潰しを狙うマスコミとしては、民主党内で小沢批判をしてくれる連中はなんともありがたい存在である。 この連中は、テレビに出られれば何でもする。 内部からの反乱は様々な形をとって行われている。 中か外か分からないのもある。
連合静岡の吉岡秀規会長が31日、静岡市内で記者会見し、民主党の小沢一郎幹事長が7月の参院静岡選挙区(改選2)で2人目の候補擁立を決めたことに対し「小沢幹事長が辞職願、辞任届を出す覚悟があるなら民主党の支持率は上がり、2人立てて戦うことができる」と噛み付いた。民主党支持の連合の地方幹部から、事実上の幹事長辞任要求が出たのは初めて。 余りの非常識さに、連合会長が謝罪したようだが、どこに爆弾が仕掛けられているか分からない。
民主党岐阜県連(代表・平田健二参院国会対策委員長)は12日、「政治とカネ」の問題で執行部の刷新を求める緊急申入書を鳩山由紀夫首相(党代表)あてに提出した。地方組織が公然と執行部刷新を要求するのは初めて。 何とも摩訶不思議な動きであると思っていたが、次の記事を読んで納得した。
小沢(一郎幹事長)さんには、今までの自分の実績を振り返って辞任しなさい、と言いたい。内閣支持率は70%以上あったのが28%まで下がった。このままでどうやって回復するんだ。(結党から)13年かかってここまできたのに。 世論調査で80%が「(小沢幹事長は)辞めよ」なんだ。これが戦前の日本だったらタイのバンコクのようなことが起きとるよ。労組からも手が上がったはずだ。労組からも手が上がったはずだ。自衛隊は平和憲法で縛ってあるで(心配ないけれども)ね。 渡辺嘉蔵は民主党岐阜県連顧問という。 「戦前の日本だったらタイのバンコクのようなことが起きとるよ」 訳の分からないセリフが並ぶ。 ■わたなべ・かぞう 大正15年、岐阜市生まれ。昭和21年社会党入党、県議を経て58年の衆院選(旧岐阜1区)で初当選し3期務める。平成8年、橋本龍太郎内閣の官房副長官。旧民主党の創立メンバーの一人だが小選挙区導入以降は議席を得られず12年に引退。民主党岐阜県連常任顧問。 先の連合静岡の反抗も岐阜の場合も、小沢の参院選二人擁立に対する反発があるのか。 民主党岐阜県連の現職は、山下 八洲夫、平田 健二の二人である。 僕は民主党創立メンバーの1人だ。小沢さんが(平成15年9月に)民主党に入る時は賛成だった。自由党を解散するのは気の毒だし、力を結集できればいいと思った。でも今は、田中角栄(元首相)の孫みたいな者に、庇(ひさし)を貸して母屋を取られた感じがする。 不満の源はこの辺か。 (小沢氏は)去年は自分の秘書が(政治資金規正法違反容疑で)逮捕されても知らんと言っていた。さすがに代表を辞め、鳩山内閣ができてほっとしたが、去年の暮れから(小沢氏サイドが)特定の業者から5000万もらったとか、資産が10億あるとか、聞いていられない話が報じられてる。政治は信条と清潔が第一に求められるんだ。 全面的にマスコミの小沢批判に乗った主張である。 4月10日の県連の申し入れは幹事長の辞任要求ですよ。県連代表の平田健二参院国対委員長が「小沢さんの辞任要求を意味しない」と言ったそうだが承服できない。だから今日(15日付)、鳩山由紀夫首相に小沢氏更迭を求める「お願い」を送った。民主党が変わったと示すには、首相が幹事長を更迭せにゃいかん。「小鳩内閣」の汚名を返上し、立ち直ってほしい。そのうえで普天間移設問題に取り組むといい。徳之島に(受け入れを)お願いする国民運動を起こすべきだ。(佐々木美恵) 県連会長・平田健二の「小沢さんの辞任要求を意味しない」という言葉を真っ向から否定する。 小沢はなぜここまで参院選の複数候補擁立にこだわるのか?
「最後の総仕上げのつもりで、日本に民主主義を定着させるため、残りの人生を頑張っていきたい」 小沢一郎と反小沢との真の対立軸はここにある。 小沢はそのために反・民主主義勢力の壊滅を狙っている。 自民党がある限り、彼等は再びその力を結集できる。 小沢はそのために権力を必要としている。 そうは言っても100%私利私欲を離れた人間などいるはずはない。
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