★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK84 > 761.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
4月20日岡田外相会見・岡田外相が川内議員への情報公開拒否の事実を否定した!〜岩上安身つぶやき編集
http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/761.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2010 年 4 月 21 日 10:08:49: twUjz/PjYItws
 

「本のセンセのブログ」より転載。

http://honnosense.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-5161.html

2010年4月21日 (水)
4月20日岡田外相会見・岡田外相が川内議員への情報公開拒否の事実を否定した!〜岩上安身つぶやき編集


今から、岡田外相の会見です。ユーストリーム中継します。


続き。

外相、米軍が日本の安全のために、大事だと力説。

私は、国外がありえないなら、沖縄か、本土かは別として、

国内になる、ということかと確認を求めると、

岡田大臣ははっきりと国内に移設する、と

言い切った。


続き。

岡田外相は、

「在日米軍を国外に、というのは

 考えられない」と

言い切り、

「米軍は日本の現在の平和に貢献している」と。

自民党とまったく同じロジック。

ならば、普天間の元々の合意案でよかっただろうに。


続き。

もう少し詳しく岡田大臣の発言をお伝えしておく。

今日はまず、機嫌がよくはなかった

(いつも機嫌がいいとはいえないが)。順を追っていこう。

前回、私は、民主党の川内博史議員が、

自身の詳細な調査に基づき、

海兵隊の総数18000人という

そもそもの前提が根拠のないものではないかと聞いた。


続き。

すると、岡田外相は、4月13日の会見で

「18000人というのはあくまで、大枠の話。

 中身はその時々で変わりうる」と答え、

自分から「川内さんと武正副大臣は会う予定がある」と語った。

実際に、この会見の翌日、川内議員は武正副大臣に会い、

18000人という数は根拠がない、と伝えた。


続き。

その経緯を、私が直接、川内議員から聞いたのは4月15日。

このインタビューはUstream中継をしたので御覧の方もいるはず。

この中で、川内議員は、在日米軍の実情について調査を行った際、

米国に照会をした情報を、

岡田外相をトップとする政務三役が開示しないと決定したと

明らかにした。


続き。

なぜ、

米軍の情報を開示しないようにしたのか。

この点も、今日の記者会見で聞いたが、

岡田外相は「まったく事実ではない」と

全否定。勘違いでなければ、

川内議員か、岡田外相のどちらかが

嘘を言っていることになる。

この質問をした時点で、雲行きはかなり怪しくなっていた。


続き。

さらに、岡田外相の機嫌を悪くしたのは、

「ビーフテンマ」と言われる、

米国との「取り引き」の噂についての質問。

普天間問題について米国は、譲歩する見返りとして

牛肉の輸入再開問題をからめてくるのではないか、

という「情報」の真偽である。これに対し、

岡田外相は「蓋然性のある質問を「と。


続き。

つまり、まったくリアリティーのない質問は、するな、ということ。

普天間問題が、牛肉問題のような、

他の分野の問題と関連付けられることは

ない、と岡田外相は断言。

ではと、「蓋然性のある質問をします」と私。

「日本中で米軍反対運動が起きており、

どんな移転先を見つけてもつぶれてしまう…」


続き。

岡田外相に対する、私の質問。

「ということは、日本中が米軍の駐留に反対しているということ。

反対運動もまた民意。であれば、

沖縄か、本土かを問わず、国内に移設など無理で、国外しかない、

という結論になる。元々、そうなることを見越したうえで、

移設先を探してきたのか」と。


続き。

この質問に対する岡田外相の回答が、

この連続ツィートの始まりの回答。

つまり、「普天間の移設先が、国外になることはない」

という断言であり、

「米軍は日本の安全のために不可欠」という

岡田外相の「持論」の力説。

これは、スルーできる発言ではない、と思った。


続き。

私は、村田良平元駐米大使の「遺作」の話を出した。その中で、

「日本は米軍の駐留経費の実に80%を

負担しているが、

ドイツは20%。負担を減らす交渉をすべき」と書いていること。

また、米軍が国外に引いていき、

その空白が安保上問題なら、

自主防衛をする、

そういう選択肢はないのか、と。


続き。

また、鳩山首相は、政権交代後、「今は現実的ではない」と、

「撤回」した形になっているが、

かつて「駐留なき安保」を唱えていた。

こうした首相の持論と、

在日米軍の存在を恒久化する

岡田外相の主張は矛盾するのではないか、

とも。これに対して、

岡田外相は、はっきりと持論を展開した。


続き。

「自主防衛となると、防衛費はGDPの1%では足りず、

2%、3%、それ以上、必要になる。

そんな用意は日本国民にできていない」と岡田外相はいう。

だから、在日米軍に頼るのだと。

「米軍への依存」という私の言葉に敏感に反応し、

「相互依存だ。米国は日本の基地を必要としている」とも。


続き。

米軍が日本の基地を必要とするのは、

必ずしも日本を守るためでも、

極東有事のためでもない。目下、遂行中のアフガン、

イラクでの戦争のためである。それが日米安保ではなく、

日米同盟の本質であり、岡田外相の言う

「相互依存」の実態でもある。

しかし、ここで、会見時間は終了。


●関連投稿
検察審査会の動き・基地負担はドイツに比べ多すぎる〜岩上安身つぶやき編集(本のセンセのブログ)
http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/714.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2010 年 4 月 20 日  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2010年4月21日 10:27:31: kd7tBW6Xxw
これGJ!
岡田の胸三寸を引き出させたことだけでもなかなかの応答でした。
しかし閣僚ともなればそれぞれ省庁の折衝で言うべきことの制限や逡巡があるのだろうが、岡田のそれはほとんど官僚時代の鉄面皮に戻っちゃったほどに味気ないね。
もともと四角四面な人だが鉄板みたいに思えた。余計なことは口外するなと岡田から川内はきついお達しを受けたのだろうな。
各省で基地問題の思惑が違うということはそれぞれの政治的なマターの違いからそうなるんだろうが、にしてもあっちこっちで意見がこう異なると鳩山首相は意見の集約ができるのかいなと不安になるなぁ。

02. 2010年4月21日 13:21:06: EAo5YST5jk
川内さんが岡田から叱責を受ける謂れはありません。
岡田(元官僚で発想の柔軟性はない上外務官僚に取り込まれている。)の総裁の目は完全になくなった。
本当に米軍が必要だと思っているとしたらどうしようもない。

03. 2010年4月21日 14:44:00: MzTF4CdQoo
岡田は一体どこの国の外務大臣なんだ! 就任直後から、嘉手納統合を言い出したり-----。すっかり外務官僚の言いなりか!これほどフヌケとは思わなかった。

平野、前原、北沢らとともに、内閣を去れ!


この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
コメントの2重投稿は禁止です。
ペンネームの新規作成はこちら←
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK84掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK84掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧