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今週の"中キジ大賞"は圧倒的に「サンデー毎日」に決定!(文春・新潮は対象外) (日々坦々) http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/748.html
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-416.html 2010⁄04⁄21(水) 00:00 次の日曜日、4月25日に国外・県外移設を求める10万人規模の沖縄県民大会が開かれる予定でもあり、週刊各誌がどんな記事を出してくるのか注目していた。 週刊朝日でも、≪鳩山首相の「密使」が明かす 普天間問題「逆転」への秘策≫というタイトルの記事が出ることをネットで知り、「秘策」という言葉に妙に反応し、心して読んでみた。
結論からいうと、少しではなく、"かなり"期待はずれだった。
これだけで、「あらっ」という感じだったが、気を取り直して読みすすめると、冒頭に、あの夕刊フジで「鳩山腹案に『密使』の存在」と呼ばれた、密使とは孫崎享・元外務省国際情報局長だった!とあり、これはネットでも既に出ていた情報だったが、少し期待感が増した。 孫崎氏については、ジャーナリストの岩上安身氏のWeb Journal「ニュースのトリセツ」http://www.iwakamiyasumi.com/column/politics/item_245.html でロングインタビュー(ビデオと文字のセット)がアップされていて、全て観させていただき、その一部を本ブログ2/13エントリー(自民党・検察・マスコミの一連の動きと郵貯米国債運用との相関関係)http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-285.html で参照させていただいたので、孫崎氏については親近感があった。
が、その普天間問題逆転への秘策が、あまりにも秘策からはほど遠かった。最後の落ちが孫崎氏の言葉で、「私は密使ではない」とした上で、「鳩山首相と岡田外相、北沢防衛相の3者の意思疎通のための密使が必要かもしれない」ということばで落ちがついていて、再度ガッカリすることになった。(孫崎氏の語った部分に関しては賛同するものの、この記事の構成には不満が多かった) タイトルは重要だが、中味が伴って初めてタイトルが生きてくる。そのバランスが崩れた時には、タイトルで期待した大きさが、そのまま落胆への大きさとなる。失望落胆・開けて悔しき玉手箱とも言う。
特集「『小鳩』支持率20%台の風雲急!」で五本の記事がある。 メインの≪小沢と鳩山が密かに動く 普天間「グアム全面移設」全情報≫はタイトルと内容が一致していて読み応えがあった。さらに、この記事の後、≪「徳之島移設 渦中の徳田毅衆院議員激白≫と続き、これまた話題の≪小川和久が語る 官邸大迷走の真相≫がきて、尋常でない≪鳩山訪米中に菅・仙谷が仕込んだ「倒閣運動」≫はさらっと流し、最後に≪「国民的人気」が聞いてあきれる 舛添の不徳と金欠≫と、かなり充実している。 普天間問題の記事については、週刊朝日とは雲泥の差がついた。 発売されたばかりなので、かいつまんで要約する。 鳩山政権発足から7ヶ月で、内閣支持率が23.7%(時事通信)と鳩山内閣は最大の危機に直面している。普天間問題で鳩山首相が政権を投げ出したら、民主党は小沢派と反小沢派が対立し、党分裂もあり得る、とした上で、それにしても普天間問題では、鳩山首相は一貫して「腹案がある」と奇妙な自信を見せていることに疑問を投げかけている。 その強気の姿勢の背景には"ウルトラC"が隠されていた、とする政界の裏事情に精通する複数の民主党、自民党の関係者からの情報として、鳩山さんと小沢さんが「グアム全面移設」を画策している、とのこと。 グアムについては、沖縄の米海兵隊約8000人とその家族9000人のグアム移転が2006年の「在日米軍再編実施のためのロードマップに盛り込まれ、移設費用100億ドルのうち、日本が60億ドルを負担することで合意されている。海兵隊の飛行場機能要件は、現存のアンダーセン空軍基地の飛行場で対応できる、との軍事ジャーナリストの話を載せ、2009年に公表した「環境影響評価案」によれば海兵隊のほか、ヘリ部隊などの基地機能の受け入れ準備を整えているように見えること。 長期的には軍事機能をアメリカが米国内に集約しようとしているのは間違いない、日本側が移設費の増額などを提示すれば、米側は全面移設に応じる可能性を示唆している。 国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融担当相がブチ上げたとして「米国が『いい』と言えばグアムで決まりだ。そもそも移設先は、どこがいいとかイヤだとか米国が言えた義理じゃない。自民党政権下で従属的だった日米関係を対米自立へと変えるよいチャンスだ。鳩山首相もそれは分かっているが、人が良いのか(米国に)言い切れない。10分の首脳会談なんて蹴るべきだった。首相には私から強く言ってやろうと思っている」 先日も書いたが、民主党の閣僚などは鳩山首相と小沢幹事長の足を引っ張る発言しかしていないのに比べ、亀井大臣は信頼できると常々思ってしまうと同時に、民主党閣僚には常にガッカリさせられっぱなしである。
平野官房長官は、この鳩山首相のグアム全面移転の「腹案」を知っている数少ない議員の一人(もしかしたら鳩山・小沢・平野の3人だけかもしれない)で、あえてウソの情報を流して、安保マフィアをかく乱したり、妨害工作を阻止しようとしていて、そんな平野氏の『サル芝居』にまんまとメディアが騙され続けている、可能性があるとして、 (「官房長官との面会、徳之島3町長が拒否:読売新聞 2010年4月20日17時20分」 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100420-OYT1T01069.htm?from=navr また、4月25日に予定されている沖縄県民10万人集会も、この「グアム全面移設」への後押しとなり、政権への追い風になると
本ブログ4/16エントリー≪鳩山総理の持論「駐留なき安全保障」を今こそ前面に出す時だ!≫ http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-412.html でも書いたが、グアム全面移設は、鳩山さんの持論でもある米軍の「常時駐留なき安全保障」にも沿っているし、選挙公約(ではないが)と言われている県外・国外移設にも合致する。 今も水面下でアメリカとの交渉中のことと思うが、10万人集会でマスコミの嵐の中、タイミングを見計らって鳩山さんが「グアム全面移設」をブチ上げれば、事業仕分けと相まって相乗効果で参院選勝利も見えてくるというものだ。 もしこの「腹案」が事実だとすれば、既に表に出てきてしまった以上、そろそろ国民に向けて発表しなければ、平野氏のサル芝居がほんまもんの『サル芝居』になり、ピエロとしての演技力を論じなければならなくなってしまう。(笑)
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