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岩上安身氏の川内博史民主衆議員インタビューで『普天間問題が見えてきた。』(ふじふじのフィルター) http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/736.html
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-0e9c.html 2010年4月20日 (火) 昨日は、「普天間基地移設問題」について、フリージャーナリストの岩上安身氏による川内博史民主衆議員インタビュー記事をアップしたと思ったら、トラブル発生で記事がきれいさっぱりと消えてなくなってしまって、がっくりです。普天間問題を考えるのに非常に重要なファクタなので、気を取り直して再チャレンジとなりました。
@米軍の意向「日本で多国籍訓練はできない」
アメリカは、アジア太平洋地区の安全保障、軍事での国際協力を進めていくために、アメリカの同盟国(タイ、フィリピン、オーストラリア、韓国、日本)の部隊を呼んで一緒に訓練したい。 経済発展をして基地の周りにたくさん家が建つ沖縄では、中隊や大隊の即応能力を維持向上するための訓練がしにくくなってきている。 だから、沖縄からグアムへ移駐する海兵隊の部隊の活動における環境影響評価書の中には、グアム・テニアンに新しい基地、訓練地を作り、部隊の即応能力維持向上させるためにやると、柱書に書いてある。 じゃ、沖縄に残る部隊は、どういう部隊で何人ぐらいですか?装備は?という質問に、防衛省は、教えられませんではなく、わかりませんと言う。鈴木宗雄先生が、質問主意書で「沖縄に残る部隊を中隊単位で明らかにされたい」と尋ねるも、「確定していない。これから決まることです」という答え。結局何もわかっていなかった。
海兵隊の地上部隊は、沖縄に主力を置いているが、移動するときは佐世保から教習用陸艦が迎えに来るので迎えに来る時間がかかる。 グアムに移転するとアプラ港で一体となってすぐ出撃できる。どこに部隊を位置させることが、いいのかという軍事評価でグアムは満点となっている。
2008年9月15日の海軍長官(の下に海兵隊がある)が、アイク・スケルトンという会員?の軍事委員長にあてた「米軍の沖縄からグアムへの移駐をどういう風に進めるか」という報告書では、3MEF(第三海兵隊遠征軍)は、グアムに移す、後方支援の基地は、沖縄に残る。入れ物だけが残る。基地施設部隊は沖縄に残る。 第三海兵遠征軍のうち31ミュー(一番の精強部隊2000人)は、沖縄に残る。31ミューは、タイ、フィリピン、オーストラリア、韓国、日本と、同盟国を回る。沖縄をベースにするも常駐しない。駐屯時にはヘリもくる。年に長くても2,3カ月。もちろん、国際環境の変化でいる時期が長くなったり短くなったりはする。
18000人は、守屋さんが責任者となってまとめた日米同意である。 18000人と言っている主語は誰だ。日本政府だといったら、ネルトン大佐は、そうだろう、我々には責任はないと言った。
アイクスケルトンさんの報告書の中では、沖縄からグアムへ行く部隊の詳細があり全部数字が打ってある。どこの部隊かとわかるように。これは全部普天間の部隊。 海兵隊ヘリコプタ中隊だけ数字がふっていない。防衛省が、岩国のヘリコプターだと。 結局、岡田外務省の名前で、駐米日本国大使藤崎氏にあてて、「どこの部隊か調べて」と公電を打つ。久しく待たされた挙句、2月中旬に、返事を川内氏のところへ持っていらして、公電は見せられないとして、岩国と書いてある所だけ見せて仕舞う。 外務大臣の職務権限で、外交上の信頼関係を損ねるという理由で川内氏の依頼で打ったにもかかわらず、見せられないとのこと。 そのあと、岩国へ行って、オハローラン司令官に聞くと、しばらく考えて≪名目上所属はしているが見たことない≫ との答えだった。
【で、結局、日本は何をどれだけ作ればいいのか】
キャンプハンセンもキャンプシュワブもSACO合意を改定する。SACO合意は、守屋さんがやった政治合意なので、厳密に言うと法的拘束力はない。沖縄から部隊がグアムに移転するために60.9憶ドル負担しますというのは、グアム協定での国際約束で、法的拘束力がある。
アメリカ側の4年ごとのQGRをみても、アメリカのこれからの戦いというのは、伝統的な国と国との戦いではなく、≪非対称的な見えざる敵との戦い、それはイスラムと書いてある。≫ 日本から見たら海兵隊が下がるように見えてもグアムへ行くことは、上がること。海兵隊は、アフガニスタンへ行くから。 【地元は、2014年まで普天間を使用することに同意している。】 ニュースの映像ではヘリコプタがバンバン飛んでいる、輸送機が発着する映像を使うのですが、今普天間はからっぽ。アフガニスタンに行っているから。 ≪日本は、従来の米の計画通り、グアム移行先行論。≫ 先にグアムへ行ってくれ。順番を入れ替える。 井波市長さんは、一番安全性を確保してくれと言っているかたが、2014年まで待っているのは、移行案を支持している同意している。つまり、地元の同意がある。
ローテーション基地をどう探すか。どういう部隊が残る、一年のうちどのくらいいる、こういう訓練をするということを徹底情報開示する。それが日米双方にとって、国民の理解を得る唯一の方法。今のように、そういったことが皆目分からないうちでは、どこも反対なのは当たり前。 だいたい、おそらく、31ミューの2000人ぐらいで常駐しない、一年のうちの大半は他国にいる。日本ではそれほど激しい訓練をするのではないのではないか、との予想。 すでに既存の施設で吸収できるものでしょうかとの問いには、吸収できるか否か、は、キャンプ富士、嘉手納 岩国を含めて、アメリカが言っている地元の同意が必要と。 このインタビューで普天間問題が見えてきましたね。大手マスゴミ報道により、わざともつれさせられていた糸が川内氏の行動力によって解きほぐされた感がします。様々な情報をもたらせてくださった川内氏に深く感謝いたします。 川内氏にインタビューをして私たちに知らせてくださった岩上氏に、深く感謝します。また、この動画をアップしてくださった、はたともこさん、ありがとうございました。 みんなが納得する案が、出てきそうです。
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