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【普天間移設】沖縄県知事は鳩山総理を応援しているようだ http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/733.html
知事、5月末こだわらず 普天間移設 米軍普天間飛行場の移設問題で仲井真弘多知事は19日、政府・与党が5月末に結論を出す方針を示していることについて「結論というには少し早いのではないか。内閣ができて半年ちょっとで、難しい問題にチャレンジしている。そういう点で大変期待している」と述べ、5月末決着にこだわる必要はないとの認識を示した。那覇市内で記者団に答えた。関係者によると、仲井真知事は周囲に「仮に5月じゃなくても、もう少しずれ込んでもいい。もう少しおおらかに見た方がいい」と述べたという。 移設先について、仲井真知事は記者団に「本来、防衛の施設なので、国民は等しく歓迎すべきものだ。沖縄に(米軍専用施設の)75%を置かず、ある意味、どんな県、どんな地域でも本来受け入れないとおかしいんじゃないか」との見解を示した。 普天間飛行場の固定化を懸念する声については「よく分からない。鳩山政権の能力や実力次第。またそれを支えた多くの国民がいるので、良い形で追究されるのではないか」と述べた。 移設先を選定する手法については「センシティブなので、上手にていねいに理解と協力と納得を得ないといけないと思う」と話した。 「出るなら、鳩山さん頑張れと」 「県外を掲げた鳩山さんに私はシンパシーを持っている。まだ検討中でしょう。僕が県民大会に出るのなら、糾弾するのでなく、むしろ頑張れと言いたい」 4・25県民大会実行委員会の要請を受けた仲井真弘多知事は19日、「一呼吸置かせてほしい」と回答を保留しながらも、周囲に出席の意向を強くにじませた。 自民党県連の新垣哲司会長は「与党も後援会も政策ブレーンの有識者も参加したほうがいいとの考え。断る理由が見つからない」と指摘。「100%出席を表明する」と断言した。 実行委員会の新里米吉事務局長は同日、仲井真知事との面談で、県議会の意見書に沿った大会決議案や、スローガンを説明しながら参加を促した。「決議は各党会派の最大公約数の考えであり、知事も参加しやすい内容だ」とみる。 名護、うるま、宜野湾、那覇の各市長らが壇上で行うあいさつを「各人がそれぞれの意見を表明する。国外・県外移設や鳩山政権への批判もあるだろう」とフリーハンドを確保した。説明を受けた県幹部は、「この内容だと知事の立場は縛られない」と受け止めた。 与党幹部が仲井真知事に初めて出席を要請してから3週間余りが経過。この間、県は知事出席と欠席のそれぞれが生み出す情勢を想定し、調整を続けてきた。 壇上あいさつ。欠席の際のメッセージ。行政の長としての知事の立場をどう保つか。政府が県内移設案に回帰した場合、普天間の危険性除去を求める知事は交渉役を放棄するのか。 だが、迷走する政府を注視してきた県の事務方は「整合性がない政府から知事が非難されることはない」と判断。出席の道筋をつけた。 最後の課題は「みんなが同じ方向を向いていいのか」と悩む知事の心一つ。「もう一晩考えたい」と明言を避けた仲井真知事だが、「もし出るなら、ネバーギブアップで鳩山さんに頑張ってほしいというのが心境だ」とも話した。(吉田伸、平良吉弥)
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