投稿者 SOBA 日時 2010 年 4 月 19 日 18:27:50: LVbi13XrOLj/s
2010/02/12アップのエントリーですが、国会会議録がアップされたので雑談日記に会議録を採録し、投稿しておきます。
自民が国民生活そっちのけネチネチネチの時、素晴らしいな小泉・竹中路線糾弾質問。小泉俊明氏、同じ小泉でも偉い違いだ。http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2010/02/post-0ca1-1.html
衆議院 Internet TV です。自民党席からの激しい野次。質疑が素晴らしい事の証明です。16分とそれほど長くないですが中身は濃いです。画像紹介と、後でのテキストの採録が必要と思います。200・9・16鳩山政権発足後、小沢氏の意向で与党側の質疑はやらないなんて情報も聞きましたが、当時「そんなのはナンセンス、掛け合い質疑をやって政策を説明したり、主張を国民にアピールする事も出来る。衆議院インターネットで中継もされるし、TVで中継される事もあるのだから与党側からの質疑も勿論やるべきだ」と思いました。Twitterでもその旨書いたのを覚えています。
連日の自民党の、国民生活にはなんの関心もないような、ワンパターンネチネチネチネチ質疑を見るに付け小泉俊明氏のような質疑もありだと思いました。
開会日 : 2010年2月9日 (火) 会議名 : 予算委員会 収録時間 : 8時間 21分
小泉俊明 (民主党・無所属クラブ) 9時 03分(16分)
Windows Media Playerで、 ブロードバンド(500k)
ナローバンド(28.8k〜)
(↑アイコンクリックで該当質疑部分に飛びます) 参考:「.wvx 」や「.asx 」の見やすい、また確実に見るやり方 。(特にMacの場合はWMP単独アプリがお勧め。インターネットラジオでも同じ。)
参考:小泉純一郎マンセーの売国奴、買弁新聞、今や3K新聞=「危険(きけん)」「汚い(きたない)」「(記事が)子供っぽい」とまで言われる産経の面目躍如の記事です。
(クリックで拡大します) ←写真の使い方も悪意が感じられるなら、記事の書き方もまるでイエローペーパーです。以下記事の表題とリンクだけご紹介しておきます。
民主・小泉議員が12分間も「小泉改革」批判 持ち時間なくなる【産経】 2010.2.9 16:29http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100209/plc1002091630007-n1.htm
政権交代がハッキリした時に、 ←こんなTwitterして顰蹙をかった3K新聞ですからさも有りなんて感じもします。産経新聞社会部のTwitterです。
でも、民主党さんの思うとおりにはさせないぜ。これからが、産経新聞の真価を発揮するところ。 10:36 AM Aug 30th, 2009 from web
このTwitterを含んだその時のTL も面白いので参考資料としてアップしておきます。(同じものを 阿修羅にもアップしました。)
以下、今日フォローした方のTwitterです。小学校5年の時終戦との事なので現在75か76歳の女性です。自民党など悪徳ペンタゴンの連中は国民をあまり舐めない方がいいです。国民は馬鹿じゃありません、現在ネットの情報に接する事でどんどん政治的な判断力が成熟する人が増えています。
(略)
「国会会議録検索システム 」からの国 会会議録です。(公開は1週間〜10日後 )
174-衆-予算委員会-8号 平成22年02月09日
平成二十二年二月九日(火曜日) 午前九時二分開議
○鹿野委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小泉俊明君。
○小泉(俊)委員 民主党の小泉俊明でございます。 さて、今、日本じゅうの国民の最大の関心は景気、経済にあります。この国民の期待にこたえ、効果的な対策を打つためには、経済の現状を正しく認識するとともに、原因を正しく分析することが不可欠であります。 私は、この観点から、一貫して、この予算委員会そして財務金融委員会におきまして、小泉元総理そして竹中大臣に徹底的に闘いを挑んでまいりました。過去に盲目な者は未来にも盲目である、こう言ったのは西ドイツのワイツゼッカー大統領でありますが、私は、この言葉は真理であると思います。政権交代を果たした今こそ、あの小泉構造改革とは一体何だったのかということを検証していかなければならないと思います。 そこで、まず、平成十三年、小泉総理登場以来のここ十年間の経済の現状を簡単に振り返ってみます 。 すると、まさに死屍累々であります。 データを簡単に読み上げますが、マクロ経済で見ても、GDPが、先進諸国で一カ国だけ伸びないどころか減少 を続けています。一人当たりのGDPは三位から十八位に後退 をいたしました。税収は減少をし、国債の発行額だけが増大をしております。 ミクロでは、自殺者はここ九年間で二十九万人、十年間で七万人死亡 しましたベトナム戦争の四倍にも上っています。倒産数は九年間で十四万件 、破産はここ八年で百五十五万人 。犯罪数も、平成十四年に二百八十五万件という史上最高 を記録し、平成十三年からの八年間で一千九百万件にも達したわけであります。生活保護世帯も、平成十二年の七十五万件から、九年で一・五倍の百十五万世帯 。働く国民の三分の一、一千七百万人もの、特に若い人たちが、あすをも知らぬ契約社員 となったわけであります。実収入、可処分所得、消費支出も減少を続けています。 結果から見まして、この小泉改革は、日本経済、特に地方経済の衰退と中小企業の疲弊と犯罪の増加と国民生活の破壊を招いたとしか言いようがないわけであります。 それでは、日本がここまでがたがたになった原因は一体どこにあるのか。小泉さんと竹中さんがやったことを振り返ってみたいと思います。 資料の一をごらんいただきたいと思います。日経平均株価の推移でありますが、二〇〇一年四月二十六日、小泉総理が就任したときに約一万四千円ありました平均株価が、二年後の四月二十八日、約半分の七千六百七円に下がりました。 皆さん、偶然これが暴落したと思いますでしょうか。あの小泉総理、竹中さんがやったことを思い出していただきたいと思います。不良債権の強制的処理という名のもとに貸し渋り、貸しはがしを行いました。その結果、実体経済の血液であります金融がとまり、株と土地が暴落を始めました。そして、この株と土地が暴落したときにやったことが、時価会計と減損会計の強制的な導入であります。これはもともと、本来、株と土地が上がったときに入れる制度でありますから、この制度の導入によりまして、ますます株価が暴落をいたしました。 そして、決め打ちが、銀行と企業の株式保有の禁止であります。もともと銀行と上場企業は四分の一ずつ株を持ち合いしておりましたので、この禁止によりまして、大量の株式が市場に放出をされ、株が大暴落をしたわけであります。 この結果から見ますと、小泉さん、竹中さんがわざと強制的に株と地価を引き下げたとしか私には思えないのであります。 それでは、一方で株価を下げながら、もう一方で何をやったかということを見てみたいと思います。 三ページをおあけください。三ページは、小泉総理がやりました為替介入の記録であります。平成十五年一月から平成十六年三月までの十五カ月間で、小泉総理、何と三十五兆二千五百六十五億円という史上最高のドル買い介入をしたわけであります。これは、原資は、政府短期証券そして十兆円の米国債を日銀に引き受けさせ、捻出をした わけであります。 それでは、なぜこれほどの為替介入をしたのでしょうか。次のページをおあけください。その答えが載っております。これは、米国債を一体どこの国が幾ら持っているかという記録であります。二〇〇二年末で三千七百八十一億ドルだった日本の米国債保有が、二〇〇四年十一月末で七千百四十九億ドル。この二年間で三千三百六十八億ドル、ちょうど為替介入をしました三十五兆円、米国債を買ったわけであります。これは、言葉をかえますと、三十五兆円の仕送りをアメリカにしたわけであります 。 その結果、アメリカ大統領選挙間近になっておりましたアメリカは、低金利、好景気になりました。そして、この米国債は、外国市場で、国債市場で買ったために、売った方に現金ができる、その結果、空前の株高になったわけであります。 ところが、これは、三十五兆円という余りにも膨大な仕送りをしたために余剰資金ができました。この余剰資金がどこに行ったかというのが次のページ、五ページをおあけいただきたいと思います。五ページは、日本の株式を一体だれが幾ら買ったかという、平成元年から平成二十二年までの記録であります。 これを見ていただくと、黒三角というのはすべて売りであります。個人も法人も金融機関も黒だらけで売り越しでありますけれども、ただ一人だけ買い越しをしている人がいます。真ん中の外国人であります 。特に、平成十五年八兆二千百三十四億円、平成十六年七兆六千五百二十二億円、そして平成十七年、何と十兆三千二百十八億円。平成十五年から十七年までの三年間で総額十六兆九千億円近く外国人が買い越しをした わけであります。 これは、結論を申し上げますと、米国に仕送りをした三十五兆円という巨額資金のうち、その半額の余剰資金が日本に還流をしまして、株が大暴落している最中の日本の株式をばか安値で外国人が買ったわけであります 。 その結果が次の六ページであります。この六ページは、一部上場企業のうち、外国人が何%株式を保有しているかという資料であります。 ちょっとごらんいただきたいんですが、この右側の「持株比率順位」、第一位は東京スター銀行八三%、十位のオリックスが六六%、あのソニーは二十六位で五二%、そして六十位がアステラス製薬で四三%であります。実は、百位でも外国人に三五%保有をされるようになりました 。 御案内のように、株主は企業の実質的所有者であります。この結果、日本企業の所有権、支配権が外資に移ったわけであります 。そして、これで何が起こったかといいますと、巨額な利益配当が無税で外国に流れることになりました。一例を挙げますと、七位の日産でありますけれども、ルノーの全世界の利益の約五〇%が、たった一社、日産の利益配当で賄われています 。これはほかの企業も大体似たようなものであります。 そしてもう一つ、外国人が日本の企業の所有者となった結果何が起こったかということでありますが、当然、利益配当を極大化するために固定経費、経常経費を削りたい。それにこたえて小泉、竹中さんがやったことが、終身雇用制の破壊と人材派遣の規制緩和であります 。 そしてまたもう一つ、後期高齢者医療制度もこの脈絡の中から読むことができます。製薬会社の実質的所有者であります外国人の利益を守るために、製薬、薬価を維持して、そのしわ寄せをまさに高齢者に持っていったというのがこの後期高齢者医療制度の本質であると私は思っている わけであります。 今述べましたように、この小泉構造改革の真実は何であったか。まず一つに、金の卵を産む鶏であります民間企業の所有権をばか安値で外国人に売り渡した、それも、もとは日本のお金で売り渡したということであります 。そしてもう一つ、亀井大臣が一番関係ありますけれども、あの郵政民営化、これも、三百五十兆円もの郵貯、簡保資金をアメリカの財布にするということがその本質だったと思います 。 さて、このような点を踏まえて、総理、菅大臣、そして亀井大臣に質問させていただきますが、この小泉構造改革というものをどのように総括されるか、お答えをいただきたいと思います。
○菅国務大臣 実は、昨年の十二月十六日の成長戦略策定検討チームの最初のヒアリングで、竹中、今教授ですが、おいでをいただきまして、議論をさせていただきました。 今、小泉議員からいろいろ指摘がありましたが、私も、基本的な認識は一致をしております。 その場でも竹中さんに申し上げたといいましょうか話を聞きましたが、竹中さんの基本的考え方は、まさに企業の効率を高めるために、リストラなど、日産のカルロス・ゴーンさんなんかが一番典型的ですが、それをあらゆる企業が頑張ってやれば日本の経済がよくなると言ったわけですけれども、結果としては、完全雇用状態でない中でそのことをやると、一つの企業一つの企業は業績が上がるかもしれませんが、リストラされた人がたくさん出ますから、トータルしてみると、結局、景気、日本経済をプラスにすることにはつながらなかった。しかも、その結果生まれたのが大きな格差であります。 そういった点では、その時代にこうした政策をとったことが、今、小泉議員から言われたいろいろな問題を生じた大きな間違いだったと、そのときの議論でも私はあえて御本人にも申し上げたところです。
○亀井国務大臣 小泉議員から、今の惨たんたる状況になったその原因、やはり、過去をきっちりと総括しないで前に進んでいくということは、我々政治家は厳に戒めなければならないと私は思う。夢物語では我々の未来は切り開けないわけであります。そういう意味で、私は、小泉議員の指摘はまさにそのとおりである。だからこそ、民主党が、そうしたしっかりとした、過去を総括した姿勢で選挙をおやりになったからこの間大勝されたのかな、このように私は思っておるわけです。 簡単に言いますと、小泉さん、竹中さんの政治の間違いは、縮小均衡の路線に入られたということだが、そうした中で、しかも富の配分構造を変えられた、産業構造を変えていかれた、そのために、安定的に国民の可処分所得がふえていかなかったという大きな問題が起きる中でこういう状況が起きた。 簡単に言いますと、自民党席からはまたやじが飛ぶかもしれませんが、小泉・竹中改革と称する路線の逆をやれば日本の未来が開かれる、このように私は思います。
○鳩山内閣総理大臣 もう時間も過ぎているようでありますから簡単にいたします。 小泉委員が御指摘をいただいた、やはり過去をしっかり総括して未来に向けて体制を整える、非常に重要な御指摘をいただいた。今、それぞれの大臣からお答えをいたしましたが、私も、小泉委員の御指摘は基本的にそのとおりだ、そのように思っています。 結果として株価が下がる、あるいは土地、地価も下がるという状況の中で、小泉委員がかねてから主張しておられる、こういった株価を、あるいは地価というものを、日本のある意味での経済発展の原動力にしていくための政策を一緒に構築してまいりたいと思いますので、御協力を願いたいと存じます。
○小泉(俊)委員 政権交代によって、先ほどお話ししたような政治が終わりを告げたわけであります。 ぜひとも、亀井大臣が言うように、その逆をやるような対策につきましては、次回以降また質問させていただきます。 ありがとうございます。
○鹿野委員長 これにて小泉君の質疑は終了いたしました。 次に、平岡秀夫君。
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