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精神病院における暴力、虐待、違法拘束、死亡事件の問題 【精神科医の犯罪を問う】より転載 http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/576.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/folder/507144.html 障害者に対する虐待が絶えません。特に、密室となる精神病院においては、医療従事者による患者に対する暴力や虐待、違法拘束など信じ難い事件がいまだに発生し、何人もの命が奪われています。また、薬の副作用を見過ごすなど、基本的なケアもできない劣悪な医療によって命を落とす事例が絶えず、訴訟が各地で起きています。 国立精神・神経センター国府台病院(千葉県) 貝塚中央病院(大阪府) 武蔵野病院(群馬県) 安田病院(宮城県) 岩手医科大付属病院精神科(岩手県) 精神保健医療福祉を取り巻く法制度にも、当事者の意見はほとんど反映されず、精神医療業界の利権が改革を大きく阻んできました。患者の命と健康を無視し、過鎮静させるために日本の精神病院で行われてきた悪しき風習である多剤大量処方についても、今回の診療報酬改定で規制していくことが一旦協議されながら、業界の反発によってほとんど骨抜きにされています。 日本の精神障害者は、長年不当に虐げられてきました。精神障害者を「平和と文化の妨害者」とし、「精神病者が社会的危険の根源である」と公言した日本精神病院協会の意見が鵜呑みにされ、精神障害者に対する隔離収容政策が取られてきたからです。精神病院を全廃したイタリアとは対照的に、日本はまだその誤った隔離収容政策の呪縛から抜け出せていません。 しかし、ようやく当事者が声を上げ、自らが尊厳を回復するチャンスが訪れています。政府が「障がい者制度改革推進本部」を設置し、障害者当事者を中心に、障害者制度の集中的な改革を行っているからです。特に、3月1日に開催される第4回障がい者制度改革推進会議では、差別禁止や虐待防止が議題となります。 心のバリアフリーを推進し、障害者が安心して暮らしていける社会を実現するためには、一部業界の利権の代弁者ではなく、当事者の意見に耳を傾ける必要があります。一部の製薬会社と密接な関係にある国家公務員の精神科医や、精神障害者に対する差別や偏見を生み出すきっかけを作った上記精神病院協会の会長ら、計5人の精神科医が、製薬会社と共にこころのバリアフリー研究会を最近立ち上げています。障害者に対する差別や偏見をなくして行こうとする動きが、業界の販売戦略に摩り替わり、新たな偏見や被害を生み出すことのないよう、我々は注意していく必要があります。 障がい者制度改革推進会議に対する意見はこちらで受け付けているようです。
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