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【閣僚通信簿】岡田外務相 http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/564.html
「民主党の政権政策マニフェスト」 辛口評価しましたが、民主党に明治以来の官僚制を打破して真の民主主義を構築して欲しいからです。 1.総括 岡田氏は新聞報道のほとんどを虚偽誤報と言う。記者会見の応答は官僚的で言質を取らせない。せっかく完全オープンにした記者会見であるが、説得力がなく誤解さやすいーそれも悪意ある誤解を。記者クラブ記者に悪意のある虚偽誤報をさせないために、官僚側に逃げ込まず、土地に這いつくばって生きている住民の声を直接聞くようにすべきである。 しかし、時々あれっと思う外交発言が報道され、これらには誤報と言わない。例えば、思い遣り予算の見直しと日米地位協定改定を米国防相に言ったことや、米軍機の低空飛行訓練に抗議したり、核兵器の先制使用をしない宣言を各国に提案したりした。 一方で、辺野古を素通りして沖縄自治体首長だけに会ったり、民主党関係者中心に説明会を開いたが反対住民が地元説明のアリバイ作りに来たのかと発言されても変に自信満々に感じられた。 5月に何らかの動きがあるまでどっちに転ぶのか皆目わからない。岡田氏の政見は完全に社会民主主義的で反市場原理主義である。米国隷属にも反対し、アジア重視を主張している。けれども、普天間の公式発表があるまで評価できない。 密約問題も結局官僚たちの責任明確化も再発防止の法律も作らない。最後の詰めで甘くなる。 選挙公約も盛り沢山だが、まだほとんど実現できていない。来年に期待したい。
■■マニフェスト51:緊密で対等な日米関係を築く 1)現内閣でも思いやり予算を例年通りにした。米国政府は日本国民が怒って思いやり予算を削減や配しすることを最も恐れているにもかかわらず。 2)沖縄経済の米軍依存率(含む、思いやり予算、政府各種補助金、公共事業)は5%しかない。(大田元知事) 思い遣り予算は、米軍基地従業員の再就職や借地料生活者の補償などに転用すべきであり、土建業者や歓楽街を利するべきでない。 3)米国と自由貿易協定(FTA)で貿易・投資の自由化については、疑問のある公約である。すでに十分自由化されている。 4)食料と自給率問題も農水省との政策協議が進んでいるとは思えない。米国やEUは関税障壁を下げる一方で、とてつもなく多額の農業奨励金を支出して農業自給率を支えている。日本もそうすると民主党は公約(農家収入直接支援)している。そのための外交交渉とは何か? 5)普天間問題−日米安全保障条約継続?問題 しかし、スタートで躓いている。(といっても2〜3年先を考えると良い躓きですが) (※)普天間問題の不条理 ゴルバチョフは民衆にもまれながら公開化と自由化を説得していた。ソ連は崩壊したが今も彼は尊敬されている。首相や外相は辺野古の濱に降り、住民と車座対話する勇気を示すべきだ。その対話によって正しい政治のあり方が理解でき見出せるはずである。外交交渉に苦労しても、国民はその姿勢を評価し政権を後押しする。信頼回復にはこれしかない。 記者会見で沖縄県民大会について聞かれた外相は「‥‥県外、国外というご意見をお持ちの皆さんが集ってその意思を表明されるという大会であると認識をしております」と述べている。(付録1) この認識は、60年安保で100万人の反対集会に対して岸信介首相が述べた「(安保に反対しているのは百万人に過ぎない。反対していない)声無き声を尊重する」やニクソンの「Silent Majority」 具体的な進め方としては、 アメリカが拒否しても現政権に対する信頼は著しく回復する。交渉の結果、多少の「金銭的妥協」をしても、衆院選で投票した支持者のほとんどが戻ってくる。 日米関係の抜本的改善は今が最大のチャンスです。両国政府が民主党であり、新自由主義の行き過ぎを是正し、対話による民主主義の復活を目指しているからです。普天間問題の交渉を通じて日本国民の真意を伝え、在日米軍そのもの時代錯誤とその害悪−両国を自己腐敗させる原因ともなっていること−を両国首脳が理解することを目指すべきです。 辺野古の浜辺で1週間くらい座り込んで住民の声を聞いてきたら評価しても良い、としか今は言えない。
中国が何かしてくれるのを待っている状態。 ■■マニフェスト53:北朝鮮 1)建前どおりの公約で、自民安倍政権と同じにならぬことを祈りたい。今は、何もしていない。中国と米国待ちである。 2)朝鮮併合は侵略植民地化であり、中国との戦争、米国(欧州)との戦争、それに続く朝鮮戦争に至る日本の責任を、利害得失抜きで、きちんと総括することができるのか? 3)出来なければ、拉致問題も核ミサイル問題も日本に発言権はほとんど無いままである。その意味で、小沢幹事長の韓国での談話は正しい。 ■■マニフェスト54:世界の平和と繁栄 1)インド洋の無料給油所は何事も無く閉鎖された。代わりにアフガニスタン復興支援をと言っているが、国を破壊した張本人と復興の相談すること自体がいかがわしい。 2)日本政府と企業の集団が固まって現地入りして支援をPRすることは愚の骨頂である。中期的な復興と貧困撲滅は現地住民の自力に依るべきであって、そのための技術と資金提供の仕方をペシャワール会に学んで実行すべきである。 3)軍隊としての自衛隊は解散または改組すべきで(防衛省)、丸腰を原則とする救助と緊急民生支援隊を構築すべきである。 ■■マニフェスト55:核兵器廃絶 1)岡田外相が核軍縮会議で核兵器の先制使用宣言を提案したが、欧州各国に反対された。これからであろう。常任理事会で議長を務める岡田外相である。粘り強い説得を願いたい。欧米首脳の広島、長崎への招待はオリンピック誘致よりも大切である。
1)密約問題の存在は半ば確認された。米国の公文書館などで書類が公開されているから、密約はあって当たり前である。 2)自民の閣僚や外務省官僚がなぜ密約を交わしたのかを明確にすべきである。自民の閣僚責任を明確化し、謝罪させることが大切である。密約し放題、文書は勝手に破棄する体質が普天間の辺野古移転という、国民の殆んどが納得できない日米新密約を作ってしまったのである。 3)外務官僚には密約文書の破棄責任を厳しく追及すべきである。また、議事録や交換文書の作成と永久保存および怠慢時の処罰を法律で定めるべきである。 4)岡田大臣の記者会見応答はあまりに官僚的である。(付録2) 1例をあげる。 【同通信 西野記者】本日午前中、外務委員会で密約に関する参考人質疑がありました。その中で大きく2つ出てきたのですが、1つは報告書の評価の問題。それから、もう1点は、文書破棄の問題というのが(外務委員会に)出てこられた有識者の方から出ました。 【大臣】調査をする予定はありません。それは密約の定義による問題であります。そして、外務省には沖縄における核の再持ち込みに関する資料がありませんでした。ですから、これ以上の調査をしても答えは同じであります。 5)有識者委員会の議長選定時点で変だと思ったが、非核三原則をきちんと守ることが狙いであって、密約体質を改善する気持ちは無かったと推定できる。 岩上さん(フリージャーナリスト)のTwitterでの発言を例にあげます。 iwakamiyasumi 続き。他方、西山氏は、菅副総理兼財務相の姿勢を高く評価する。「岡田は、密約問題を調査するために、有識者委員会を設置したが、中身の人選は官僚任せ。そのため座長の北岡伸一東大教授をはじめ、外務官僚と日頃からべったりの学者ばかりが起用されることになった。菅はこんなやり方をしない」 6)非核三原則を厳守する、これは日本の国是であり、安全保障条約に優先する国際外交事項である。ならば、国際的常識に従った手続きを粛々と行うことに米国は公式には意義をはさめない。先日、横須賀市長に岡田外相が核持ち込みは無いと説明に行った。入港中の原子力空母にも乗船して核査察の真似事をした。これは根本で誤りである。 7)米国は契約書社会である。米国は日本においては日本の国是と憲法を侵害してはならない。ならば、核兵器が米艦船に搭載されていないと日本の外務省が自主的な判断をするべきでない。神戸市が条例を制定し、ニュージーランドがそれに倣ったように、入港する米国艦船毎に「非核証明書」を艦長に提出させるべきである。
様々な問題があったが、自公政権によって大幅に減額された。GDP1%という先進国目標には遠く及ばない。減額の原因は自民がODAを戦争の賠償金として利用してきたことと、それに便乗する右翼的言論が出たためである。日本と肩を並べる中国にいまだにODAか、という非難を利用してODA予算をばっさり削ってしまった。岡田外相はどうするのかわからない。 是正すべき構造的問題を列記しておきます。 A相手国にも請負う日本企業にも正常なコスト意識がないので、取引の利益率が非常に高く設定され、仲介する個人・業者がいくらでもコミッションを取れる構造で政商、黒幕と呼ばれる人物や政治家が私腹を肥やし、それを税金で大盤振る舞いしてきた。 BODAによって不必要な施設が作られ、住民が援助ではなく被害を受けるダムなどの事例が現在でも多々あるとされる。住処を奪われた住民らが、その正当性を巡って受注したゼネコンと日本政府・JBIC・JICAを東京地裁に提訴するに至り、大きなニュースとなった。 C貧困削減の目的を掲げているが、最貧国の多いアフリカ諸国に対する援助額が少ない。前年度の予算を基本として引き継がれている傾向が強く、ODAの予算の決め方が流動的ではない。ODA供与先は、日本企業の海外進出の関連が密接な東アジア、東南アジアの諸国に偏っている。 5.岡田外相の政策 是非の理を曲げたくない性格と社会民主主義にも通じる政策は評価できるが、包容力が乏しく官僚時代の癖が抜けていない。 【外交政策】
【大臣】それは沖縄県民の皆さんが、そういう県外、国外というご意見をお持ちの皆さんが集ってその意思を表明されるという大会であると認識をしております。 【琉球新報 滝本記者】引き続きまして、今、まさに仰られたのは、県外、国外を望んでいる方が参加するという仰られ方だったと思いますけれども、ただ、先般、沖縄県知事も上京されて平野官房長官、北澤防衛大臣とお会いになられたり、その際にも、やはり沖縄県内には県外移設等を求めるボルテージが上がってきているという県民世論の意思をお伝えになられたり、或いはご存じのように、県議会でも全会一致の県外移設要求、或いは県の市長会という組織でも県外移設要求など、それぞれさまざまな段階、レベルの県内の決議なりが、「県外」ということを求めてきています。更にそういう中で改めて民意というものを示す格好で県民大会というものが開かれなければならないというか、県民が開こうというような形にもっていくという気持ちになるというのはなぜなのか、大臣はどのようにご覧になられておられますか。 【大臣】それは難しいご質問です。やっておられる皆さんがどのようにお感じになっているかということですが、もちろん、はっきりと意思を表示したいという方々が、会を主催されて、そこに集われるということだと思っております。 【琉球新報 滝本記者】先ほどの県民大会の件に戻りますけれども、「県外を希望する人たちが開催され、集うということになるんだろう」と仰られました。当然タイトルとしては県外移設を求める大会ということになっているわけなので、そこの県民大会が開かれるということを県民の民意としてどれくらい出ているのかということについては、大臣はどのようにご覧になっているのでしょうか。一部のそういう意見の方がそのように集まってやられるというだけのことだとお考えなんでしょうか。 【大臣】「だけのこと」という表現は、私(大臣)は全く使っておりませんので、そういった表現をされることは適切ではないと思います。基地を「県外に、国外に」と願う人たちが集まって集会をもたれるということだと思います。
【大臣】その割には記事が厳しいですね。 【週刊金曜日 伊田記者】評価しながら応援ということなのですけれども、外務官僚の方は本当に嫌がっているのではないかと思います。例えば現在発売中の『週刊ポスト』に、外務省の幹部のコメントとしまして、こういうコメントが載っています。「官邸は普天間の日米合意は総理自ら決着させて支持率アップにつなげたいし、小沢氏も訪米でマイナスイメージを返上したい。そうなってくると普天間の嘉手納統合という独自案でミスリードした岡田外相には日米密約の調査やハイチの大地震の被災者慰問という暇な仕事しか回って来ない」という外務省幹部のコメントが載っております。 【大臣】普天間の問題について、私(大臣)が担当していないという前提での発言だと思いますが、それだけでその発言は外務省幹部の発言でないということははっきりわかると思います。 【週刊金曜日 伊田記者】密約についてはいかがでしょうか。 【大臣】そういう真偽が明らかでない発言には、コメントをするつもりはありません。 【共同通信 西野記者】本日午前中、外務委員会で密約に関する参考人質疑がありました。その中で大きく2つ出てきたのですが、1つは報告書の評価の問題。それから、もう1点は、文書破棄の問題というのが(外務委員会に)出てこられた有識者の方から出ました。 【大臣】調査をする予定はありません。それは密約の定義による問題であります。そして、外務省には沖縄における核の再持ち込みに関する資料がありませんでした。ですから、これ以上の調査をしても答えは同じであります。 【共同通信 西野記者】今の大臣の「何を根拠に」ということについて言えば、新原さんがおっしゃっていたのは、1958年のマッカーサー駐米大使の米側の公電に基づいて1960年の段階で知っていたという話でした。 【大臣】それは沖縄の話ですか。 【共同通信 西野記者】沖縄ではないです。 【大臣】さっき、沖縄と言ったでしょう。 【共同通信 西野記者】我部さんについては、沖縄の再持ち込みについて密約だと言い、新原さんは1960年の核持ち込みについて、これは認識があったと、2つあったということです。 【大臣】1960年のどの話ですか。 【共同通信 西野記者】4つの密約のうちの(1)についてです。 【大臣】はっきり言ってもらわないと混乱します。 【共同通信 西野記者】新原さんが言われたのは(1)について、我部さんが言われたのは(3)についてです。 【大臣】ですから、(3)は要するに密約の定義の問題で、それから、いろいろ議論は分かれ得るので、それは学者の皆さんの間で更に論争していただければいいと思います。外務省としては、あれが「密約があったか、なかったか」ということについては、何も触れていないわけです。そして、有識者は「密約ではなかった」ということですが、それに対するいろいろな議論はあるだろうということは、私(大臣)は当初から申し上げているわけであります。さまざまな観点から大いに論争していただければいいのではないかと思います。それから、第1の密約についての話ですが、共産党からもご意見をいただいていますが、本日も検証委員会のメンバーでもあった坂元委員が答弁されたと聞いていますが、基本的に情報としてはそれだけのものを持って、しかし、当初から密約があったということは言えないと申し上げて、検証の中で、報告書の中でそういうように結論付けているわけであります。米国の電報がすべて正しいという前提に立てば、違う結論もあるかもしれませんが、我々は必ずしもそういうことではないだろうということで総合的に判断したわけであります。ただ、当初から密約があったかどうかという話は、やがてそれがお互い認識が違うということが明らかになって、そして、そのことは省内的にも、それを前提で総理や外務大臣への説明に至るわけですから、タイミングの問題はあったとしても、数年間のずれがあるということに過ぎないわけであります。 【共同通信 西野記者】参考人質疑の件で、2点目です。坂元先生、それから、春名先生は文書破棄について、報告書と同じように、改めて強い遺憾の意を表明されて、やはり「外務省の信頼性を回復するためにも真剣な調査をするべきだ」ということを言われました。それから、谷内前事務次官の関係についても、東郷元条約局長の赤いファイルの話、これも取り上げられまして、谷内さんから話を聞きたいということが自民党の野党の方からも出てくるという状況です。 【大臣】どこから出たんですか。 【共同通信 西野記者】野党の方からです。 【大臣】「も」というのは。 【共同通信 西野記者】あと鈴木委員長もそういった方向で進めたいと言っておられました。 【大臣】ちょっと認識していませんでした。 【共同通信 西野記者】大臣は、少人数の調査委員会をつくって調べたいということでしたが、これは今後どのように進んでいくんでしょうか。 【大臣】ほぼメンバーは決まりましたので、メンバーについては来週の火曜日には御報告できると思います。 【共同通信 比嘉記者】先ほどおっしゃっていた文書破棄の話に戻りますが、少人数の委員会で、どのようなタイムスケジュールで結果を出してほしいと思われますか。 【大臣】そこは、私(大臣)も1週間おりませんでしたので、これから相談して、火曜日にはある程度はお話できるかと思います。ただ、文書廃棄についてもいろいろあるのですけれども、情報公開法施行前に大量に文書を意図的に廃棄したのではないかということに対しては、それは憶測でしかありませんので、どの役所もやはり情報公開に備えて資料を整理して、ファイリングすることは当然やっているわけなので、そのことについてまで私は、現在、調査の視野に入れているわけではありません。具体的な話をしっかりと調査したいと考えております。 【共同通信 比嘉記者】ということは、東郷さんの残された赤いファイルについてのみが調査の対象ということですか。 【大臣】そこまで特定するのはいかがかと思いますけれども、それはおいおい調査をやっていく中で調査の範囲は決まってくるので、今から決めてやるつもりはありません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥(付録3)外務省有識者委記事‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥おわり‥‥‥‥‥‥‥‥‥
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