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小泉政権の総括から次のステップが始まる(神州の泉) http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/561.html
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2010/04/post-a141.html 2010年4月17日 (土) 皆様、こんばんは。管理人です。 今日は下記のななしさん投稿に引き寄せられて出て参りました。 (神州の泉 管理人 高橋博彦) ______________________________________ とにかく米国の従属からの脱却をしない事にはどうにもならんでしょうね。 投稿: ななし | 2010年4月16日 (金) 16時38分 _______________________________________ 私もほぼ同じ意見である。 今から10年前、小泉純一郎氏が登場し、「自民党をぶっ壊す!」と怪気炎を揚げた。平成大不況に喘いでいた人々は、自民党55年体制下で、沈殿物のようにまとわり付いた政官財癒着等の腐敗に過敏になり現状打破を願っていた。小泉氏の劇場型パフォーマンスは、鉄のトライアングルを消滅させ、景気浮揚の期待を抱かせた。 国民は小泉構造改革を完全に勘違いした。旧田中派型政治である経世会が担っていた日本型修正資本主義は「腐蝕の構造」を持ち不完全だった。これを小泉氏が刷新してくれると思い込んだのだ。ところが小泉・竹中構造改革がやったことは、従来型修正資本主義の徹底破壊だった。これによって、日本の経済体制は剥き出しの資本主義に激変した。アメリカの日本改造計画指令書である年次改革要望書に従って、従来のセーフティ・ネットや医療、福祉は縮小され、大企業や外資が潤う方向に向かった。 その結果は惨憺たるものだった。富の傾斜配分によって国民生活は逼迫した。小泉氏の行った構造改革とは、修正資本主義から原理的資本主義への改悪、すなわち暴虐な資本論理だけが通用する弱肉強食の世界に日本を切り替えることだった。これこそが、アメリカによる日本収奪の狙いであった。日本市場のゲート・オープンである。田中派型政治には金権・利権腐敗の汚職の構造が付随していたが、それでも富の公平配分は担保されていた。小泉・竹中構造改革は、「構造改革なくして景気回復なし」と言いながら、経世会政治を消滅させた。それは修正資本主義そのものの破壊を意味し、日本を不毛の荒野に変えた。 日本の再生は小泉政権の総括から始まる。植草一秀さんがその役目に最も相応しい。かの政権の性格と本質をきちんと捉えないと次に進むことはできない。人々の価値判断は別にして、憲法九条の棚上げ(思考停止のこと)と、小泉政権の出現で、国家の自己保存本能は消えかかっている。 日本の米軍は、昔は防共の塁壁だったが、今の駐留米軍は、日本を属国化したまま、日本の富を永久に吸い続ける目的しかないと思う。普天間問題で米国の顔色を伺う必要はない。核の傘下とは言うが、米国が日本人の生活費をこのまま収奪し続けるなら、日本人はいずれ餓死することになるから、米軍に気を遣っても同じことだ。沖縄の人々が苦しんでいるから、とりあえず出て行ってくれと言うべきだろう。 日本の独立不羈(どくりつふき)を願うなら、アメリカの言いなりにならなければよい。盗賊アメリカに頼る心が日本人を駄目にしている。 国際社会は、ななしさんの言うとおり、それぞれの国益で動く。日本はその冷徹な事実を理解して、損しない外交をやればいい。中国や韓国と仲良くするのはいいが、国家の垣根はきちんと築いておく必要がある。
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