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9月判決時に「横田信之裁判長」の名前が忘れられない名前(佐久間達哉・鶴基成・谷川恒太)にならない事を祈る (日々坦々)
http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/501.html
投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 4 月 16 日 13:08:18: qr553ZDJ.dzsc
 

http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-411.html 
2010⁄04⁄15(木) 22:20

〔転載開始〕


9月の判決の時に、「横田信之裁判長」の名前が忘れられない名前(佐久間達哉検事・鶴基成検事・谷川恒太検事)にならないことを祈る 

村木元局長公判:被告人質問2日目

被告人質問
≪刑事裁判の公判で、被告に供述を求めること。被告には黙秘権があり、公判で終始沈黙していても構わないが、任意に供述してもいい。被告人質問では、証人尋問のように「何事も隠さず、真実を述べる」などと宣誓せず、その供述内容は有利にも不利にも証拠として使われる。質問できるのは裁判員、裁判官、検察官、弁護人、共犯被告とその弁護人。昨年12月からスタートした被害者参加制度に基づき、被害者側もその後の意見陳述に必要な範囲内で質問できるようになった。(もっと知りたいニュースの「言葉」)
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010041501000629.html 


昨日(*)に引き続き、江川紹子氏の裁判傍聴ツイートを転載させていただく。
(*)http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-410.html


≪おはようございます! 原稿一本書いたし、これから朝ご飯。今日も裁判傍聴がんばろう!
大阪地裁なう。なぜか今日は、傍聴券が必要というので、並ぶ。けど、ポツポツ雨が降ってきたので、屋根があるとこに避難。やだなあ、傘持ってないのに

郵便不正事件の公判:村木厚子厚労省元局長への被告人質問続き。弘中弁護士が検事が交代した後の取り調べ状況を聞く。二人目は、国井検事。偽証明書を作った上村被告を取り調べ、村木被告の指示を”自白”させた検事だ。その”功績”を買われ、”大本命”の村木被告の担当になったのか

国井検事は、担当して初日に「この事件はこういうことなんだよ」と行って、凜の会が設立された経緯から、政治家に頼んで公的証明書を入手しようとしたいきさつ、村木被告の指示、上村被告による偽造の経緯などを詳しく語って聞かせた、とのこと。

国井検事が事件の”全貌”を一方的に語るのを聞いて、村木被告は「そういうストーリーになっているのかと思った」とのこと。その後も、国井検事は、他の人の調書を持ち込んで、「○○はこう言ってるよ」と詳しい話を語って聞かせ、村木被告の話はほとんどメモもとらなかった

国井検事は取り調べ2日目、調書を事務官に口述筆記させた。内容は<私は上村さんに大変申し訳なく思っています。私の指示が引き金で、このような事件が起きてしまいました……大変責任を感じています>。「この調書にサインしますか」と聞かれたので「できません」と村木被告は断る

署名を断った理由について、村木被告は「内容が抽象的で、何について私が責任を感じているのか、なんとでも読める内容で、嫌らしく感じたので、サインできませんと申し上げました」と説明。「まったく言ってもいないことでしたし、罠にはめられているような感じがした」と語る

国井検事からは、「あなたが嘘をついているか、他の全員が嘘をついているかのどちらかだ」と言われた。さらに「ノンキャリは汚い仕事ばかりさせられている。ノンキャリは上司の言うことは絶対で、仕事が嫌でたまらない」とも言っていた。ノンキャリアの方に失礼だと思った、と村木被告

「議員さんの紹介があっても、団体の方が訪ねてこられても、私たちがやることは同じです」と説明したが、国井検事は「違う。団体が訪ねて行ってもやらない」と言い張った。呆れて「この人は、どこでこういう思いこみを持つようになったのかな」と思った、と村木被告。

私(江川)が想像するに、検察庁、もしくは国井検事自身がそういう体質(キャリア=検事がノンキャリ=副検事を見下したり、政治家と一般人で対応を変える)なので、村木被告やその職場に、その体質や構図を当てはめたのかも

その一方で、国井検事は毎日現れて「否認していると裁判で厳しい結果が出る。僕は村木さんのことが心配だ」などとも言っていた。国井検事は「非常に思いこみが激しく、信頼関係を作るのは無理だな」と感じた、と村木被告

遠藤検事の取り調べの時から、自分は「記憶にないこと」「と「絶対ありえないこと」をきちんと分けて述べたのに、調書では全然それを分けてくれなかった。たとえば、会った記憶はまったくないが、たくさんの方に会っているので、絶対に会ったことはないない断言はしなかった

なのに、断言したように書かれたので、だんだん不安になった。どこかで罠にはめられているんじゃないか、と思った。っているのに、会ってないと断言している私は嘘つきだと後でされるんじゃないかと、と村木被告は当時の不安な胸中を語った

弁護人の質問に続き、村木被告に検察官が質問。捜査段階での検事の取り調べ状況をさんざん聞いてきた後だけに、「検察官の白井から伺わせていただきます」と丁寧すぎる口調が、なんとも奇妙に感じられる。

検察官「検事の取り調べに暴行、脅迫はありませんでしたね」 村木「遠藤検事は多少声が大きくなることはあったが、肉体的な暴力はありません。国井検事は『裁判で戦うと重い罪になる』と言っていましたが、これは脅迫じゃないでしょうか」

国井検事が、村木被告が自分の責任を認めているような調書を作ろうとしたことについて「二日間やりとりして、どこからこんなものが出てくるんだろうと呆れた。失礼かもしれないが、新聞に『責任を認めた』と発表するためじゃないかということが、頭をよぎりました」と村木被告

「何らかの責任は感じてないのか」と検察官。村木被告は「自分がいた組織に自分がいた間に起きたことなのでそのことの責任は感じる。2人の検事には『管理責任がある』と言われたが、だからこそ真実は何があったのか明らかにしなければ、再発防止もできないと思う」と

検察官は「障害者自立支援法は与党だけで何とかなるわけではなく、野党にも賛成してもらいたいのでは」と、あくまで動機は同法を通すためという筋書きにこだわる。村木被告は「賛成してもらうのは、案があってのこと。でもその時期は(法案の骨格ができる)それ以前の段階……

既存の障害者支援制度のための)お金の調達をしていた。財務省と財務省に圧力をかけていただける与党の先生とお話しているのが当時の状況でした」と。野党議員にも法案に賛成してもらうために不正な要求にも応えた、という検察側のストーリーを完全に否定した

村木被告は、保釈翌日に記者会見でマスコミの取材に応じた。検察側は事件関係者への接触を禁じた保釈条件に触れ、「TVカメラに写るのはまずいと思わなかったのか」と質問。村木被告が、報道を通じて自分の主張を関係者に伝え、話を合わせるよう圧力をかけた、と主張したいらしい

さらに検察官は、厚労省関係者が村木被告に接触したり、傍聴に来ているのではないかと質問。同省が組織ぐるみで村木被告を庇い、事実の隠蔽に動き、そのために関係者が公判で検察官調書と異なる証言をするようになったのであって、調書の方が信用性がある、と主張するようだ

「ありうるが記憶にないこと」と「絶対にありえない」ことを区別して語る村木被告に対し、裁判長は「凜の会の倉沢さんにあなたが公的証明書を渡すことはどうなのか」と質問。村木被告は「絶対にありません。あれば非常にイレギュラーなことなので記憶に残る」と断言した

この日も、20本以上の供述調書が「非供述証拠(証拠物)」として採用された。供述証拠なのに、「非供述証拠」とされる矛盾。しかも、供述証拠は採用されれば、公開の法廷で要旨が告知されるば、証拠物の場合、それもない。どういう供述が証拠採用されたのか、傍聴人が確認できない 約2時間前 webから≫

江川さんお疲れ様でした。

やはり、村木元局長本人への質問ということで、今までスルーしてきたマスコミ各社も、昨日あたりから取り上げている。


取り調べでの検事発言「脅迫ではないか」元厚労省局長(asahi.com 2010年4月15日15時5分)  http://www.asahi.com/national/update/0415/OSK201004150077.html 

≪厚生労働省から自称障害者団体を郵便割引制度の適用団体と認める偽の証明書が発行された事件で、虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われた同省元局長の村木厚子被告(54)の第18回公判が15日、大阪地裁(横田信之裁判長)であり、検察側の質問が始まった。事件への関与を一貫して否認する元局長と、最後の追及の場を迎えた検察側。法廷には緊迫感が漂った。
 村木元局長はこの日、グレーのスーツ姿で法廷へ。午前10時から約40分間続いた弁護側の質問の後、検事が立ち上がると、元局長は両手をひざの上に置いて座り直した。
 この日、検察側は大阪地検の公判部検事に加え、公判部副部長、今回の事件の主任検事ら4人が立ち会った。
 検察側が「(取り調べで)暴行や脅迫はなかったか」と質問したのに対し、元局長は暴力はないとしたが、「『裁判で戦うと罪が重くなる』と言われたので、脅迫ではないでしょうか?」と述べた。また、「偽の証明書が発行されたことに責任を感じていたのではないか」と聞かれると、「自分がいた時に起きたので責任は感じる」とし、「(責任をとるには)まず真実を明らかにしなければならない、と検事に言った」と答えた。
 また、自称障害者団体の元会長倉沢邦夫被告(74)=同罪などで起訴=と面会した可能性について、検察側が「数え切れない人と会うので、簡単にあいさつするだけの人もいるのではないか」と問うと、元局長は「役所に来られた方は普通名刺を出します」と切り返した。「名刺が残っていない人も多いのではないか」との質問には、「数が多くて処分するので、ほとんどの人がそうだと思う」と答えた。
 検察側の質問に先立って行われた弁護側の質問では、改めて逮捕後の取り調べに関するやり取りがあった
部下だった元担当係長の上村勉被告(40)=共犯で起訴=とのかかわりを問われた村木元局長は、検事から「私の指示がきっかけで今回の事件が起きてしまいました。上村さんがこのようなことをしてしまったことに大変責任を感じています」とした内容の調書を読み上げられ、「署名しますか」と聞かれた、と語った。
 村木元局長はこの署名を断ったとしたうえで、この調書について「抽象的で、なんとでも読める内容でいやらしく感じた。まったく自分が言っていないことで、わなにはめられているような感じがした」と振り返った。
 さらに、検事から「あなたがうそを言っているのか、それとも、みんながうそを言っているのか」と迫られたと語り、「偽の証明書と思わずに部下に指示した可能性や、部下が私に恨みを持って陥れようとした可能性などを考えたが、今はどれもあり得ないと思っている」と述べた。≫

「村木元局長“脅迫と感じた”」(NHKニュース 4月15日 18時18分)
http://www.asahi.com/national/update/0415/OSK201004150077.html 

≪厚生労働省の元局長がうその証明書を作った罪に問われている裁判は、元局長本人に対する質問が行われ、元局長は「取り調べの際、検事から『裁判になれば長くなるし、罪が重くなるので、罪を認めないか』と言われ、これは脅迫ではないかと感じた」と述べました。
厚生労働省の元局長、村木厚子被告(54)は、障害者のための郵便の割引制度を悪用しようとしていた団体のためにうその証明書を作った罪などで起訴されました。裁判は、村木元局長本人に対する質問が行われ、村木元局長はあらためて無罪を主張するとともに、「検事には同じ公務員として信頼感を持っていたのに、調書の内容が違うと言っても聞き入れてくれず、わなにはめられているのではないかと不安になった」と述べました。そのうえで「検事からは『裁判になれば長くかかるし、罪が重くなるので、罪を認めないか』と言われ、これは脅迫ではないかと感じた。今回の事件は検事によって作られたストーリーだと思う」と述べ、検察の捜査を批判しました。この裁判では、取り調べで村木元局長の指示を認めた当時の部下が「検事の誘導で事実と違う供述をした」と証言するなど、関係者の捜査段階の供述と法廷での証言が食い違い、捜査段階の供述の信用性が大きな争点になっています。≫

「郵便不正公判:大阪地検が窮地 供述内容覆り」(毎日新聞 2010年4月15日 21時29分)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100416k0000m040081000c.html 

≪郵便不正事件で、厚生労働省元局長の関与を認めた捜査段階の供述調書の内容を部下らが公判で次々と覆し、局長(当時)を逮捕、起訴した大阪地検特捜部が窮地に陥っている。ずさんな捜査手法が明らかになり、公判では「取り調べの可視化」も議論されている。1月に始まった公判は15日、証人調べを終了。今秋にも言い渡される判決で、特捜部の捜査の在り方について、どう言及するかも焦点だ。【日野行介】
◇「壮大な虚構」部下が批判
 障害者団体の偽証明書作成に関与したとして、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚労省元局長、村木厚子被告(54)。公判は1月27日から今月15日までに18回開かれ、村木被告を含め厚労省関係者や取り調べをした検察官ら計18人が証人として出廷した。
 しかし、村木被告の共謀を裏付ける証言はなく、偽証明書を作成したとされる元係長の上村勉被告(40)や、上司だった塩田幸雄元部長(58)ら厚労省側の証人は次々と調書の内容を覆した。さらに「調書はでっち上げだ」「事件は壮大な虚構」など捜査を厳しく批判した。
 検察側は「組織的に供述を覆している」と見て、厚労省側証人を厳しく追及。厚労省を退職後に再就職している証人に、「天下りではないのか」と問いただす場面もあった。また検察官への尋問では、「脅迫・暴行はなかった」「証人は捜査段階で自発的に供述していた」と強調。調書の信用性と村木被告の関与を改めて主張した。
 ◇集中捜査で「ほころび」
 検察官6人に対する証人尋問は3月18日から4回にわたって行われ、捜査経過がより明らかになった。
 「村木被告から偽証明書を手渡された」とする障害者団体「凜(りん)の会」(解散)代表の倉沢邦夫被告(74)の供述に基づき、特捜部が集中的に厚労省職員の取り調べを始めたのは昨年5月26日。上村被告が逮捕された当日だった。その後、19日後の6月14日には村木被告を逮捕した。
 検察側の主張によると、倉沢被告が東京の議員会館で石井一・民主党参院議員(75)に口添えを依頼したのは「04年2月25日」。倉沢被告も「午後1時ごろだった」と認めた。
 しかし、石井議員は先月4日の公判で「朝から千葉県成田市内のゴルフ場にいた」と証言。その後、石井議員の「アリバイ」は裏付けられた。公判途中での異例の「アリバイ」証言に検察側は動揺を隠せず倉沢被告を改めて事情聴取し、再度の証人尋問を請求したが、大阪地裁に退けられた。
 石井議員の事情聴取が捜査終結後の昨年9月だったことも、公判で明らかになるなど、短期間の集中捜査の影響とみられる「ほころび」が浮かび上がった。
 ◇「可視化」議論に一石
 出廷した検察官6人全員が「取り調べで作ったメモはすべて廃棄した」と証言。これに対して、裁判官は「メモを廃棄すれば供述調書の信用性が疑われるとは思わなかったのか」などと、廃棄理由を繰り返しただした。
 また、上村被告が拘置中につけていた「被疑者ノート」の記述内容も注目されている。上村被告は、村木被告の関与を認めた調書に署名したが「こうして冤罪(えんざい)はつくられる」などと、ノートに書かれ、村木被告の指示を一貫して否定した様子が記録されていた。弁護側はノートを証拠請求し、採用された。
 検察側は今月14日の公判で、塩田元部長や「凜の会」の河野克史被告(69)ら、村木被告の関与を認めた4人の供述調書について「特信性(高度な信用性)がある」として証拠請求。上村被告ら他の重要証人の調書も今月中に請求する予定だ。
 大阪地裁は来月にも証拠の採否を決定する見通し。採用されれば、村木被告の関与を認めた供述調書と、否定した公判証言のどちらに信用性があるのか、取り調べの可視化を求める意見が強まる中、判決が注目される。村木被告の弁護団によると、検察側の論告求刑公判は6月21日、弁護側の最終弁論が同月29日に予定され、同日結審する見通しだ。
 ◇ことば 郵便不正・偽証明書事件
 村木被告が04年6月、実体のない障害者団体「凜(りん)の会」(解散)に郵便割引制度の適用を認める偽証明書を、上村被告に作成させたとされる。倉沢被告や、同会を継承した「白山会」の会長、守田義国被告(70)=同罪などで有罪判決、上告中=らが偽証明書を悪用。障害者団体の定期刊行物を偽装し、家電量販会社など広告主のダイレクトメール(DM)を大量に格安発送した。別の障害者団体の関与分も含めて計11広告主の違法DM約3180万通を発送し、総額37億5000万円の郵便料金を不正に免れたとされる。≫

「判決は9月上旬の見通し 元厚労省局長の被告人質問終わる」(共同通信 2010/04/15 18:16)
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010041501000629.html 

≪6月21日に検察側が論告求刑し、同29日に弁護側が最終弁論、村木被告が最終意見陳述し結審する予定。判決は9月上旬で調整している。・・・≫

取調べの様子を述べる村木氏の言葉に、検察がなんとか民主党を貶め、石井一議員を立件したいという検察のストーリーがあったことがよくわかる。

9月の判決の時に、「横田信之裁判長」(大阪地裁刑事12部)の名前を、佐久間達哉検事や、大鶴基成検事、谷川恒太検事(何も見ずに姓名を暗記状態)達のように"忘れられない名前"、にならないことを祈るばかりである。


〔転載終了〕  

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コメント
 
01. 2010年4月16日 15:22:53: cnLE57LFQ6
そろそろ事件の名前を変えることを提案します。
わたしはいつも、「郵便 不正捜査 事件/公判」と思っています。

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