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再び混迷する政治状況(Aobadai Life)政権交代したからこそ、この際、国家の膿を徹底的に出し切ってはどうだろうか http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/399.html
http://ameblo.jp/aobadai0301/ 【転載開始】
まるで、自らの手柄であるかのように喧伝をする。 確かに、マスコミの偏向報道というか、 最近は、産経新聞をはじめ虚偽報道をしているメディアも多いのだが、 このあたりは、ひとつひとつの報道内容を見れば、 突っ込みどころ満載なのだが、 しかし、ナベツネらをはじめとする 80代前後の、自民党や、アメリカのネオコン、CIAと結びついた マスコミの経営陣たちが、徒党を組んで、仕組んでいる 民主党連立政権つぶしのための大ネガティブキャンペーンは、 ボディブローのようにきいていて、 なんとなく、鳩山首相といえば優柔不断で、小沢の操り人形、 というイメージがすでに一般に刷り込まれているし、 小沢一郎といえば守銭奴の利権政治家というイメージが、 一般的に固定化をされている。 これはマスコミの半年におよぶネガティブキャンペーンの成果といえば成果だろう。 これがかつてであれば、 だからマスコミに権力が集中し、世論はいいように操作されてきたし、 結果的に、ナベツネ、氏家、日枝、船橋といった連中に、 さまざまな権力が集まっていくことになる。 だが今は、インターネットが登場してくれたおかげで、 国民は、中国や、イランと同様に、その気になれば、 違った価値観の情報や、正しい情報にもアクセスをすることができるし、 彼らマスコミの思い通りにはならないと思う。 それでも日本人は、基本的には政治に無関心だし、 これだけ騙されてきても、マスコミの報道を、疑問も持たずに、 真に受けてしまうから、やはりいいように、 マスコミにマインドコントロールされてしまっている傾向があることは否めない。 それにしても、半年前に、 民主的な選挙で、われわれ国民が選んだ鳩山政権まで、 一年も満たないうちにつぶしてしまっては、 ますますこの国の政治は混迷する。 鳩山首相はそろそろ退陣するのでは?と、 マスコミの毒にまともに汚染されて、 なんとなく、バッシングに溜飲を下げて、 日ごろのストレスのはけ口に政治をみている連中も、 一般にもいるわけだけど、 しかし、なぜ今の日本が低迷し、混迷しているかといえば、 政治が不安定であるということが、一番の原因であるということに、 なぜ気がつかないのだろうと思う。 どこの組織体でも、一年も満たないうちに、 トップがコロコロ変わってしまえば、 一貫した方針や、政策は実現できないわけだし、 組織はおかしくなって当たり前だし、 結局、日本の政治というのは、 バブルが崩壊したあたりから、 ずっとこのような不安定な状況をつづけてきたわけである。 そして、それを仕組んできたのがマスコミである。 おそらくナベツネあたり、マスコミの権力の中枢の中枢は、 自分たちが、その気になればいくらでも政権を攻撃できることをわかっていて、 そのことを利用して、政治に対して圧力をかけることができる。 だから、小泉政権のように、自分たちにも利権誘導をしてくれる政権であれば、 あの手この手の小泉ブームというのを仕掛けて、 はては、その恩義にしたがって、息子たちまで、チヤホヤするわけだし、 一方の鳩山政権のように、記者クラブの既得権に踏み込んだり、 または、クロスオーナーシップの問題に踏み込むような政権は、 なんとしてでも、つぶさなければいけないわけだ。 よく、ナベツネが早く死んでくれたら、マスコミはよくなるんじゃないか、 という人がいるが、それは間違いだと思う。 読売グループでいけば、正力松太郎から、務台光雄、そして渡邊恒雄と、 独裁体制が戦後ずっと続いて、今にいたるわけで、 そういう組織からは、ナベツネが死んでも、第二、第三のナベツネが出てくるだけの話である。 これはフジテレビの日枝や、朝日新聞の船橋洋一も同じ話で、 権力とどっぷり結びついた組織とはそういうものだ。 だからこそ、本質的な変化としては、マスコミはもう自浄能力はないのだから、 インターネットによるメディアの変化をより促進させて、 広告業界の様相もさらに変えることて、マスコミをつぶさなきゃいけないのでは、 と考えてもいる。
小沢一郎による革命のアプローチは、はたして正しいのかどうか、 という疑問が、最近、正直なところ、私は思っている。 もともとは、小沢一郎は自民党幹事長として、 海部内閣での小選挙区制度の確立以来、新生党の設立や、 その後の、野党時代を含めて、ずっと彼は、 日本の政治が、出来レースの茶番政治になっていることに危機感を持ち、 議会制民主主義を日本に定着させて、 アメリカの傀儡政治をやめて、「普通の国」にするべく、 その政治生命をかけてきたわけた。 だから、自民党、マスコミ、アメリカ、官僚、検察などの既得権からすると、 彼は邪魔者であるから、国策捜査と、マスコミのネガティブキャンペーンによって、 何度も、その政治生命を絶たれそうになったが、 それでも、彼は生き抜いてきた。 前回の衆議院選挙で、民主党は300を超える圧倒的な議席数を手にしたわけだが、 では、小沢一郎は、日本をどのように改革をしていきたいのか、 そこを期待する国民も多かったわけである。 私自身も、小沢一郎を、持病の心臓病をわずらいながらも、 また命を狙われながらも、 まさに命をかけて、日本のために改革にとりくもうという姿勢に共感し、 これまでも支持をしてきたわけである。 だが、小沢一郎の悪いところというか、 どうも、政治家として肝心の「言葉」が足りない。 私の周囲でも、今の民主党に対して、不安に感じることとして、 外国人参政権の問題をどうするのかとか、 やはり小沢は創価学会と手を結んで、公明党と連立をするのかとか、 そういうことに、不信感をもっている人は少なからずいるわけだ。 自民党の幹事長も経験し、また新進党で挫折もし、 日本の権力構造を知り尽くした小沢一郎は、 この国をどうすれば動かせるかを知っている数少ない政治家である。 それゆえに、既得権勢力からも狙われるのだが、 だが、政権交代後やってきたアプローチというのは、 自民党の権力基盤であった業界団体や、 公明党(創価学会)を、自民党から引き剥がすことによって、 その権力の源泉を削いでいこうという方法である。 そのために幹事長室に予算の分配権を事実上、集約することによって、 いっきに権力を自民党から、民主党の幹事長室に移したわけだ。 自民党の長年の政治というのは、結局は、利権誘導政治だから それをすることは、本質的な自民党の解体につながるともいえるが、 しかし、それでは、きわめて永田町的であり、 では、肝心の国民に対しては、彼はどのような言葉を発するか、 というと、それがなかなかない。 このあたりが、国民が、小沢一郎に対して抱いている、 なんとなくの不安だろうと思う。 結局、小沢は、民団との関係で、外国人参政権もいきなり実現させるのかもしれないし、 また創価学会との関係強化についても、 われわれの見えないところで、政治的にまた動いているのではないかと、 国民は不安に思うのである。 で、そういうことに、反発を覚えている人だったり、 もっと、急進的な改革を求めている人たちからすると、 仙谷、枝野、前原といった民主党のもう一方の派閥が、 期待感をもって新鮮に見えるところがある。 確かに彼らは、「青臭い」し、前原代表当時の偽メール事件での お粗末ぶりをみていると、到底、政治を任せられないという不安もあるが、 それでも、なんとなく清新で、政権交代を果たしたからこその、 事業仕分けなどの改革に、よりいっそう、取り組んでくれるのではという期待感がある。 さらにもっと、その路線を期待する人としては、 みんなの党に投票をするわけである。 おそらく、みんなの党が、本格的な政党になると思っている人なんて、 そんなにいないと思うが、それでも彼らがキャスティングボードを握ることによって、 本来、民主党が目指していたはずの公務員改革をやってくれるのではないかと。 で、なんとなく今、感じているのは、 政権交代をして半年たったところで、 細川政権の後半に雰囲気は似てきたなと思うのである。 あのときも、細川首相が金銭スキャンダルをフレームアップされて、 国民福祉税構想というのを、突然言い出したことで、 国民の猛反発を受けて、政権はつぶれたわけであるが、 なにやら、最近の外国人参政権問題に対する反発などをみていても、 また、マスコミの鳩山首相に対する攻撃の激しさをみても、 当時の状況と似てきたように思う。小沢一郎自身の言葉の足りなさもそう。 ただ、当時は、まだ自民党に力があったが、 今の自民党は、もう完全に終わった政党である。 だからおそらく、ナベツネや、森、青木といった権力の中枢にいる人間は、 次の参議院選挙を前に、与謝野を分離させて、 保守本流の平沼や、それを応援する石原慎太郎という図式の中で、 今の民主党や、自民党に対する批判票を吸収するための受け皿として、 「たちあがれ日本」を仕掛けている気がしてならない。 そしておそらく、みんなの党とも結びついているだろうし、 また、民主党の中で、小沢一郎に敵対する勢力、 どちらかというと、新自由主義的な前原あたりの派閥にも、 なんらかすでにアプローチもしているだろうし、 これで参議院選挙後、民主党を分裂させて、 「政界再編」との名の下に、自分たち既得権が再び実権をにぎることができる 第二自民党を、再集結させようという腹であろうと思う。 つまり、自民党、たちあがれ日本、みんなの党、それから民主党から分裂させた新党、 このあたりで、連立政権をつくろうという枠組みを今、仕掛けていると思う。 そして例によって、そこにはアメリカが一枚かんでいると思う。 日本の戦後政治は結局、アメリカがいつも何かしら動いている。 おそらく小沢一郎としても、このあたりの動きをよく分かっているからこそ、 自民党から業界団体の引き剥がしや、公明党との接近をしているのだろうけれども、 しかし、それにしても、 今の日本のこうした混迷する政治状況というのは、どうにかならないものか。 私は鳩山政権に求めたいのは、 マスコミにしろ、検察にしろ、民主党が直接の脅威と感じている勢力は、 もう、民主党をつぶそうと決めてかかっているので、 どのみち、参議院選挙前に、またわけのわからない動きをすることは見えている。 であれば、もう恐れずに、 記者クラブの解体や、取調べの可視化法案の成立や、 岸信介ら過去の自民党政治家のCIAとの癒着の問題のオープンや、 過去の国策捜査や、冤罪の問題のオープンなど、 まさに政権交代したからこそ、できるさまざまな改革を、 徹底的にやって、国家の膿をこの際、出し切ってはどうだろうか。 そのほうが、国民としては、再び、鳩山政権を支持するだろうし、 歴史に名を残す改革となるとも思う。
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