★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK84 > 335.html ★阿修羅♪ |
|
「防衛の終点・日本の場合」 http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/335.html
集落の農家のように鍵もかけず平気で外出する家もあれば、街中の大邸宅のように鍵やテレビカメラやSECOMまで完備した家もある。このような大邸宅が泥棒をシャットアウトできるかと思うと、そうでもない。泥棒が一旦入ると決めた家ならば、侵入を完全に拒むことは不可能だ。要塞のような家でも建てるか。 国の防衛も似たようなものだ。開けっ放しの農家のようでは問題があるが、外敵を完全に防ぐ防衛施設はありえない。日本で言えばミサイル攻撃に対しては防ぐ方法はない。100%打ち落とす迎撃ミサイルはまだ存在しないし、応戦する弾道ミサイルも持ってはいない。アメリカ軍のトマホークも生産中止になった。敵のミサイル基地を叩く方法は陸上部隊の侵攻しかなくなるだろう。到着するまでに何発のミサイルが我が国に飛来するのか。
恐怖に備えるということは、そこまでやらねば「安心」はないということだ。日本はそこまではやらずに「核の傘」にお願いしている。これが日本の防衛の妥協点だ。実際有事にアメリカが核ミサイルを発射するかは分からない。事故に対する「保険」のようなものだ。事故で病院に運び込まれたあとに、用心棒が相手を殴りつけてくれるかどうかは分からない。事故に遭わないよう気をつける、これが一番だ。
「機密の塊の防衛省があっけらかんと発表なんかするか」私もそう思う。防衛省や外務省が言わないものを、国会議員が知ることはできない。マスコミにも冷静な分析など期待しても無駄だ。では国民は「蚊帳の外」なのか。そういうことだ。防衛に関することは「一切合財」国に任しておけ、ということだ。無駄な基地負担も無駄な発注委託も、黙って国に任しておけということなのだ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK84掲示板
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK84掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。 すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。 |